その割には給料が安い、という不満を持ち辞めていってしまう人が増えてしまいました。
そして、介護職のイメージを少なからず低下させてしまいました。
「どういて介護職をしたいのか」自問自答をして、面談で聞かれてもすぐに自信をもって答えられるようにしましょう。
人を手助けすることで自信につながる
高齢者の方や病気などでサポートが必要な方の身の回りのお世話をするのが、介護職の主なお仕事。
利用者の自宅に訪問したり、病院や老人ホーム、デイサービスなどの施設で働いたりという形になります。
未経験でも働きながら資格取得を目指すことを支援してくれるケースも。
介護福祉士、社会福祉士、ケアマネジャーなどの資格が取得できれば、お給料アップ、という場合も多いでしょう。
得た資格により、専門のお仕事につきキャリアアップも望めるかもしれません。
機械的な携わり方ではなく、人と関わり心を通わせるという点は、このお仕事の一番大変な点でもあり、やりがいのある点でもあります。
相手の方の尊厳やプライバシーを尊重しつつ身の回りのお世話をする。
そして、日頃の生活の中での不便や不自由に感じていることを、お手伝いをすることで軽減していくお仕事です。
なにげないおしゃべりなどのふれあいや、ありがとうの言葉がとても嬉しく、やる気が出るようですよ。
2. デザイナー
なにかをデザインしたり、なにかを作ったりするのが好きな人なら、デザイナーを志すのもひとつの手です。
デザイナーと一言で言っても、そのお仕事は実に多種多様。
デザインをするということでよく勘違いされがちですが、アーティストとは異なります。
自分の作りたいものを作りたいようにデザインするということはできません。
クライアントからの要望を、予算や納期など様々な事情を鑑みて実現が可能な範囲でデザインをする能力が必要です。
パンフレット、ポスターやチラシ、名刺や葉書などのレイアウトデザイン。
商品パッケージのデザインや、企業や商品ブランドのシンボルマーク、ロゴマークのデザイン。
このようなお仕事は、グラフィックデザイナーやアートディレクター、エディトリアルデザイナー、DTPデザイナーやDTPオペレーターなどと呼ばれます。
ウェブサイトのページなど内容の構成・企画・デザインならウェブデザイナー。
サイトの見た目だけでなく、ユニバーサルデザインを意識することが求められることも多いです。
スマートフォンから問題なく見られることが基本になりつつあります。
サイト内で使用する画像やグラフィックの調達、作成やコーディングまで行う場合もあります。
UIという見た目のデザインの他、UXと呼ばれるサービス利用時の満足度が最大限得られることを考慮するデザインも求められるでしょう。
自動車や家具、家電製品などの工業製品のデザインを行うのはインダストリアルデザイナーです。
製品デザインということで、プロダクトデザイナーと呼ばれることもあります。
こちらも見た目のデザインだけではありません。
機能性や使い勝手、安全性やコスト、生産性の高さなども考慮してデザインする必要があります。
ゲームの背景やキャラクターのデザインはゲームグラフィックデザイナーです。
ゲーム中の攻撃などキャラクター行動時のエフェクト演出もデザイナーのお仕事。
最近はゲーム自体が、家庭用ゲーム機だけではなく、ゲームセンターなどのアーケードゲームの他、携帯用ゲーム機やスマートフォン用のゲームなど多種多様になってきました。
服飾関係のファッションデザイナー、ジュエリーデザイナーもいます。
展示会やイベントの時のブースなど出展スペースのデザインを行うデザイナーもいます。
各種企業に社員として所属するデザイナーもいれば、デザイン事務所に所属してデザインを請け負うデザイナーもいます。
実力次第でフリーでデザイナー業務を受けることもできます。
パソコンの前で黙々と仕事ができる
基本的にはパソコンの前に座って、黙々と自分のアイディアを広げて画面の中で具現化する作業になります。