1. 周囲の人からの評価が高まる
理不尽なことを耐えて乗り越えると何故、周囲の人から評価が高まると思いますか?
それは周囲の人から見ても「理不尽な・・・」と思われているからです。
「自分だったら耐えられない」「自分だったら文句を絶対に言うな」と、周囲の人たちは自分に理不尽なことが起ったことを想像します。
自分では我慢できない理不尽なことを我慢して乗り越えている姿勢は、周囲から見れば尊敬に値することです。
周囲から「よく我慢できたね?」という声を聞くことができるでしょう。
人間は誰でも自分じゃなくて良かった・・・と思うものです。
理不尽なできごとは一つ間違えれば周囲の誰かに襲い掛かるものです。
だからこそ、他人事として理不尽なできごとを見て見ないふりはできないのです。
理不尽なことをサラリと乗り越えることで周囲は尊敬して評価も高まります。
2. 忍耐力がつく
理不尽なできごとを乗り越えるには、ズバリ忍耐力しかないのです。
言い返すことで気分はスッキリすると思いますが、忍耐力は鍛えられません。
それは理不尽じゃない場面でもすぐに物事をハッキリ言う人間になるということ。
白黒ハッキリすることが美学と感じてしまっているからです。
世の中には白黒ハッキリするだけじゃありません。
我慢に我慢を重ねて乗り越えないといけないこともあるのです。
例えば就職やアルバイトなどでは入社したときに誰でも辞めたいと感じます。
入社前のイメージと違う、理不尽な態度をとらえれることもあるでしょう。
そんなときに「おかしい!こんな会社で働いてられない!」と言って白黒つけて、すぐに退社するばかりでは何回も再就職することになります。
それは忍耐力がないということになるのです。
忍耐力があると理不尽なことも乗り越えることができます。
その忍耐力が数ヵ月後も数年後もあらゆる場面で役に立つことができるのです。
3. 物事に動じない強さを身につけられる
理不尽なことが度重なるときがあります。
その都度、理不尽なことに動じていると当然ながら乗り越えることができません。
極端な言い方ですが、理不尽なことを経験すればするほど人間は強くなることができるのかもしれません。
心が強くなり、少しの理不尽なことに動じなくなるのです。
物事に動じる人は結果的に余計な時間をかけてしまうことになるのです。
パニックになり、慌てることで冷静にすれば出来ることを出来なくなってしまいます。
動じてしまうと正しい答えがでなくなることありませんか?
「あ、冷静になって考えてみれば!!」と思うことってありますよね。
理不尽なことは、皮肉にも繰り返されることで強くなり動じない人間になるもの。
1回や2回の理不尽なことが起るとショックですが、3回目になると「あ、また理不尽な・・・」と、少し落ち着いてきますよね。