「流れに枕するのは耳を洗いたいからで、石で口すすぐのは仙人と同じだ」と言い張った・・・この説が由来と言われています。
そして呆れながらも感心した言い訳から漱石枕流から文字を使って、「流石」という言葉ができたと言われています。
(諸説あり)
中国の「蒙求」に出てくる故事から
流石という言葉は、どうして世の中に出てきたのでしょうか。
それは中国の「蒙求」という書に出てくる有名な故事に基づいていると言われています。
昔、中国の春秋時代に晋という国がありました。
そこに現れた孫楚という人物が山に隠居していた友達の王済に言いました。
「石に漱ぎ流れに枕す」と言いました。
でも実は、孫楚が言いたかった言葉は「流れに漱ぎ石に枕す」です。
要するにいい間違いです。
孫楚という人物は負けず嫌いです。
友達の王済が「いやいや、石で口をすすいだり、川の流れを枕にするようなことできるのか??」と言い返されて孫楚は思わず、「流れに枕にするのは耳を洗う為、石ですすぐのは、歯を磨くため」と言いました。
友達の王済は思わず関心してしまったことから「さすが」とうなってしまった。
「蒙求」に出てくる故事から、生まれた言葉なのです。
流石だと思うことを考えてみよう
流石の言葉を一日何回使っていますか?流石だと思うことは結構あるものです。
職場で例えるなら、自分の失敗を先輩がサラッと仕事を片付けてくれるとき。
また、いつでもテキパキと仕事をこなす同期を見て、悔しいと思いつつ「流石」と感じることもあるでしょう。
近所付き合いでは、悪口ばかりを言うリーダー的な奥さんに対してピシャリと言い返すことができる正義感の強い奥さんを見ると「流石」と思うことがあります。
日常には、色々な流石が隠れているものです。
思わず、心の中で「流石」と呟いてしまうこと。
声に出して「流石」と叫んでしまうこと、様々あります。
心の中で呟く「流石」なら、1日に何回も思っているのかもしれません。
流石と思う気持ちが増えるほど、自分自身も成長することができます。
それは「流石」と相手を認めて受け入れる器が少なかれ養われるからです。
️流石だなと思った23個のこと
流石だなと思うことを認めて自分自身も大きな人間になるべき。
相手がカッコイイ、素敵と感じたなら、やはり認めるべきです。
そこで、流石だな・・・と思うことを自分から見つけてみましょう。
自分より優れている人は、たくさんいるはずです。
むしろ、「流石」と思う人がいないことの方が問題です。
流石と言われる人は、それなりに努力しているから流石と言われる結果になるのです。
それは当然のことです。
自分にできないことを出来る相手を見たときに「流石」と素直に感じる。
だからこそ、相手の技術が吸収できるのです。
日常に隠れている「流石」を見つけて、是非、自分の物にしてみましょう。
期待通りの結果を出したできる人
期待通りの結果を出したできる人は職場にも近所付き合いにも学校にもいます。
そんな人の側にいると思わず自信をなくしてしまうことありますよね?人間は誰でも最初は努力します。