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ヌーハラとは何?賛成派・反対派の意...(続き2)

日本人にはもともと潔癖症体質の人が多いのですが、ここ数年でさらに増えているといわれているんですよね。

その根本には、物事を必要以上にまで気にしてしまう性格だったり、そうしなければいけない世の中になっているのが原因だともいえます。

あなたはどうでしょういか?楽観的なほうですか?

それとも気になることがあったら、とたんに他のことに手がつかなくなるまでに気にしいでしょうか。

もしも”気にしい”体質があるのであれば、ヌーハラを受けていると感じているかもしれません。

だって、ずるずると音をたてて食べるのは美しくないし、それにその人の口付近にまでいった汁が自分にまで飛んでくると考えるととても我慢できないんですよね。

とても”汚らしい”ものとして理解してしまうんです。

食事というのは衛生面に気をつけるものですが、その麺をすする行動によって衛生面もへったくれもないじゃないか!という話になります。

あなたがヌーハラを受けていると思っていなくても、周りの人があなたの麺をすすることに対してヌーハラだと思っていることもあるので気を付けたいですよね。

ヌードルハラスメントの略語なんです

既に何度もお伝えしていますが、ヌードルハラスメントとは”ヌーハラ”の略語になります。

ヌードルとは”麺類”をさし、その麺類によって精神的苦痛をうけているということになります。

麺類はあんなにもおいしいし、アレンジしようによっては本来の味よりももっとさらにおいしいものになるので、「そんな麺で!精神的苦痛を受けるなんてどうかしている」と感じてしまう方もいるかもしれないですね。

でも、いるんですよ。

あなたが好きなものがあったとしても、世の中の全ての人がそれを好きだとは限らないはずです。

この世界には、日本にはたくさんの人が住んでいます。

そのため、すべての趣味が一致することはありません。

だからこそ、十人十色という言葉があるんですよね。

ヌードルハラスメントとは、具体的に麺をすすっている音、麺を食べているときにとびちる汁、など麺類に関すること全てが精神的苦痛になってしまうことをいうんです。

麺類が好きな人にとっては、なかなか理解しがたいものですがそういう人もいるということを理解しておきたいものですね。

もしもあなたがヌーハラの被害者である場合は、ヌーハラをしてくる人に麺類で精神的苦痛を受ける人がいるということを知らせたいとどこか心の奥で感じているハズです。

もちろん和製英語

このヌードルハラスメントというのは、カタカナ語なので海外からやってきた言葉なのかな?と解釈しがちです。

しかし、そうではないんです!なんと、この言葉は日本で作られた和製英語です。

そのため、英語の辞書を検索してみてもなかなか出てこないでしょう。

日本の広辞苑であれば登録されている可能性はありますが、日本人はどうしてこうも”造語”を作りたがるんでしょうか。

それも誰か国のエライ人が造語したのではなく、あなたと同じ一般人が言い始めたものを他の人も使うようになり、口コミなどで広がりさらに多くの人が使うようになっているんです。

そしてその言葉は日本語として定着し、これからの世代へと語り継がれていくんですよね。

まぁ、これって文化継承的にどうなのかと疑問点は残りますが、時代のなかの新しい発見として使われることも多いです。

それに新しくでてきた物事を過去から使われている言葉だけではおさめることができないことってあるんですよね。

パワハラだって、現代近くになってから出てきた言葉です。

一昔前は、会社や夫婦間であっても”どちらか一方が優位にたって、権威をふりかざす”のが普通だったわけです。

その当時は、そんなことに何も違和感を感じなかったし(もちろん感じる人もいたかもしれませんが)、何か反抗しようとする気持ちさえしていなかった。

それが”当たり前”だったんですよね。

でも現代になって”個人”が活躍できる時代になり、個人が尊重されるべきだという風潮が流れるようになるとどうしてもそのような上から圧力だけで物事をいうような人に違和感どころか精神的苦痛を感じてしまうようになります。

ずばり、人々の気持ちというのは時代の兆候によって大きくかわってしまうということなんです。

だからこそ、このヌーハラという言葉が誕生してもおかしくはないんですよね。

ヌーハラは日本特有のもの!

ヌーハラって海外にも使われている言葉だとパッと見おもいませんか?

日本がとても好きな外国人であれば、既にこの言葉を使っているかもしれません。