そうなんです。
マナーとしては、基本的に音を出しながら食事をするのってNG。
マナーレッスンなどに行くと、スープを飲みときだって音をたててはいけないし、食器にスプーンなどがあたってしまう音だって出してはいけないと注意を受けるはずです。
それが世界的な食事のマナーなんですよね。
でも、日本ではそのようなマナーレッスンを受けなかったり、幼い頃にしっかりとご両親や保護者の方に食事のマナーを習うことなく、今の今まで成長してきてしまった人がたくさんいます。
特に現代では若い親御さんが増えているため、まだ未熟でそのような食事のマナーをしらないときに子供を生み育てているんですよね。
その場合どうなるでしょうか?
必然的にその子供だって、マナーを知らずに育ってしまうことになります。
社会に出れば、しかってくれる人もいますがそのような人に出会えたのであればあなたはそうとうラッキー。
だって、世の中にはしかってくれる人っていないからです。
しかられることはとても嫌な気持ちになってしまうものですが、”しかられるうちが華”という言葉があるように、マナーについて注意をうけたときには素直にしたがって直すように心がけましょう。
世界規模で活躍している人ほど、食事をするときには音を出さずに食事をしていますよ。
日本では麺だけは許される
しかし、日本国内だけでは麺類をすするのが許されています。
というか、そういう文化として根付いているんですよね。
そのため、日本へ観光にやってきた外国人がラーメンやうどん屋さんなどにいってみると、驚いてしまうそうです。
だって、全てのお客さんが麺類をすすっているからなんですよね。
海外ではそのようなことをしたら一発でマナー違反確定、評価はガタ落ちです。
それだというのに日本人はのんきに笑いながら、またはビールを飲みながら麺類をすすっているんです。
こんなにカオスな状況があるでしょうか。
ないですよね。
それに海外のラーメン店のインタビューなどをみると、その外国のお店のお客さんは「すすらないで麺類を食べている」んです。
でも日本ではどうでしょうか。
むしろ麺類はすすらないほうがおかしいと思われていますよね。
無言の圧力といいましょうか。
個人営業のラーメン店であれば、すすらない客は来るな!なんて堂々とアピールしていることもあります。
まぁ、筆者は麺類をすすれない(すすり方が分からない)のでこういうお店にはいきませんが、やはり麺類をすすらないでれんげなどに乗せて食べていると「こいつなんちゅう食べ方しとるんや」なんていう目線で見られます。
一緒に麺類を食べに行く人もそうですし、お店の人にもそのように見られているのをよく感じます。
特に男性の方は、ラーメンはすするのもだと考えている人が多いですよね。
筆者は女性ですが、女性同士で麺類をたべるとほとんどの友人が麺類はすすっていません。
男性の社会では、きっと麺類をすすれない人はもっと肩身の狭い思い(ヌーハラ)を感じているのでしょう。
あなたはどうでしょうか?また、あなたの周りの人たちも麺類をすすっていますか?それにすすっていない人をみてどのように感じるでしょうか。
そこに”固定概念”によって縛られた気持ちがあるのでは。
音を立てるのがマナーという意見も
麺類はすすって食べるものだ!と言い張る人がいます。
今さっきもお伝えしましたが、そういう人にとっては麺類というのはすするからこそおいしく食べられるし、すするからこそ”食べている”と実感できるんだと感じているんですよね。
それに麺類をすすらない人のほうがマナー違反であり、おかしいと思っています。
さきほどお伝えした筆者の体験談のようなものです。
すすれない人だっているのに、麺類はすするのが当たり前だと感じている人がいるんです。
まぁなんとも自分勝手な考えの持ち主なのでしょう。