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理屈だけで物事を考える人のダメなと...(続き7)

このようなものっていいことしか書かれていないんですよね。

「必ずもうかる!」とか…。

ただ、このような商品はお金が大きく動きますので、しっかりと物事の裏側を確認する必要があります。

この「物事の裏側」というのは、大々的に「儲かる!儲からなければその損失分をこちらで負担する」という事が書かれているところに、右隅に小さく「一部例外を除きます。」と書かれていたりするのです。

この「一部例外」って何だと思いますか?

調べてみるとほとんどがその「一部例外」にされ、返金なんてされなかったという声がなんと多いことか…。

最近は「必ずもうかる」というようなことを大々的に宣伝するのは問題視されていますが、投資に関してはそんなこともありますので注意も必要です。

物事の裏側を把握できるという事は、そのような妙なものに騙されるのを防ぐという意味合いでも大変意義のあることです。

こちらは感覚派の方にはまねできません。

そのメリットは大いに誇りに思いましょう。

分析力が身につく

分析力もまた理屈で考えるタイプだからこそできることです。

やはり要領よくやっていこうと思うと分析力がものをいうところがあります。

妻がどちらかというと説明書を見ずに直感であれこれと触るタイプなのですが、やはりそのような感じだと時間がかかりますね^^;見ていると「説明書を見たほうが早くない?」と思います。

このように分析することなく感覚的に行動するようなタイプの方だとむしろ遠回りをしてしまうことはよくあります。

ですので、要領よくものごとをこなしていくには、初めに少し時間はかかってもしっかりと分析をしてその分析をもとにこなしていったほうがはるかに要領よくこなせることがあるのです。

また、具体的な数値をもとに話をする人が多いので、抽象的な人に比べると説明もしっかりとしていて信頼されやすいところがあります。

ですので、仕事の場においては大変活躍しやすいところがあります。

理屈っぽいと言われてしまう人はできれば、そのような信頼される理屈っぽい人になりましょう。

そのような人になるには、数値をもとに説明をするなどのスキルが必要です。

数値でとらえ、比較をする、読書をして使える言葉を増やす、アウトプットするなど分析にはいろいろな作業が必要です。

理屈っぽいと言われる方には非常に特異な作業かもしれませんね。

目的をしっかり意識できる


皆さんは某証券会社のCMを見たことがありますか?

あの「何も知らずにレンガを積み立てるより、橋を作ると知ってレンガを積み立てたほうが仕上がりは違うはずだ」というCMです。

それで目的を持つことの大切さを説いているのですね。

たまに説明を面倒くさがって、やってほしいことだけを伝えて事務員の方に作業をさせる営業の方がいます。

そして説明を求めると「いいからやれ!」と説明を拒否するようです。

ですが、そうすると言われたことだけをやるようになり、結局は満足いく出来ではないということがあるようです。

このような書類を作ってほしいと言われて説明を拒否されると本当に額面通りにしかできず、結局はあとから「こうだからこうしてほしかった」と説明することになっています。

ですので、目的をしっかりと説明するのは大切だなと会社勤めをしていても思いますね。

このことについて検索をしていると興味深いものが見つかりました。

それは経営者側の方向けに書かれている記事なのですが、社員にどのような目的を持たせているかという事です。

ちゃんと経営理念を教えているつもりでも実際は「お客様の満足のため」という抽象的なものではないか?」というものだったのです。

やはり具体的に何のために仕事をするのか、どのような売り上げ(数値)を目的にするかなど具体例のある目的を提示する必要があるというものを見てなるほどと思ったものです。

理屈で考える方には難なくできているのかもしれませんが、もし、抽象的な目的しかもっていなかったとしたらそのような意識をすることでより高いところを目指せるかもしれませんね。

客観的に考えられる

主観的に考えるとうまくいくものもうまくいかなくなります。

著者夫婦もこの問題の難しさは子供を持っているとぶち当たりますね。

例えばですが、子どもがいじめられているとか嫌がらせを受けているとき、ついかっとなってしまいます。