そのうちの前半生をくだらないプライドや劣等感で無理な生き方をするなんて、命がもいったいないと思いますよ。
でもまあ、それがあったから残りの後半生に生きるかもしれませんけどね。
自己中心的
傍若無人な態度をとる理由の3つ目は「自己中心的」です。
自己中心的な性格。
つまり自己チュー。
永遠に絶滅しないタイプの正確でしょうね。
自己中心的に陥ってしまう人は、他者から見たら信じられないくらい「自己愛」が強烈です。
「自分はこの世の他の人間よりも遥かに優秀で偉い人間である。そんな私だから周囲の者は私の言う事を聞け」とでもなるのでしょうか?
とにかく何をするにも最優先は自分。
恐ろしいくらいの徹底ぶりです。
まあ、確かにこういった性癖になってしまったら、人前で傍若無人な態度を取るようになるのもやむを得ないかな、と思いますね。
ただ多くの場合、子供の頃の躾に問題があった事は疑いようがないでしょう。
そういう意味では、性格が形成されだす時の3歳児以降の子育てというのは非常に大きな役割を負っているという事です。
他人の事を考えない
傍若無人な態度をとる理由の4つ目は「他人の事を考えない」です。
他人の事を考えない=自己中心的、という図式が成り立つ訳です。
傍若無人な態度を取る理由は、これまでに紹介して参りました理由や、特徴などが複雑に絡み合って形成された性格です。
単純に一つだけの特徴を突きつけても理由は説明しにくいでしょう。
ともかく、どうして他人の事を考えられない性格になるのでしょう?
生まれた時からそのような性格を持っていたのでしょうか?
いえいえそうではないでしょう。
やはり幼児期から少年期、少女期を迎えるに当たって、親から受けるものがそのほとんどを作り出してしまうのです。
親が事あるごとに家の中で人の悪口や文句を言いまくっていたら、それを聞いて育った子供はどう思うでしょう。
「他人の悪口は言っていいんだ」と単純に思う事でしょう。
反対に、家の中で両親が他者への感謝の気持ちや「ありがとう」といった言葉を頻繁に使っていたら。
それを聞いた子供は、成長すれば自然とそういった表現を行うのではないでしょうか?
このように大きくなってから傍若無人になってしまうかならないかは、幼少時の体験が大きくモノを言う、と私は思うのです。
よって大人になってから、他人の事を全く考えない人間になっているという事は、子供の時からそういう環境下において育ってきたから自然とそうなったのかもしれません。
まあ一生、誰の力も借りずに一人で生きていく自信があるのなら、それでもいいのかも分かりませんけれどもね。
傍若無人な態度は自分も他人も不幸にする
如何だったでしょうか?
傍若無人な人の特徴や、そうならないための対策を中心にご紹介して参りました。
今回は結構きつい表現で「傍若無人」な人の事を見てまいりました。
これは自己反省の気持ちもかなり籠っています。
自分自身に対して自責の念も込めて書いてしまったところが多分にあったことを申し訳なく思っています。
まあ、一般的にみて組織の中で傍若無人に振る舞ったら、損をするのは自分自身です。
おまけに周囲の人に対しても、多大な迷惑をかける事は間違いのない事実です。
自分も不幸にし、周囲も不幸にしてしまう傍若無人な行い。
百害あって一利もなしなのです。