健康上の理由は即効性が利きますから、事前に言っておく必要もありません(逆に具合が退社時間付近になります、なんていう理由づけにしたら怪しまれるだけですけどね)。
気をつけておきたいのは、今回使った嘘の理由をきちんと本人が頭で整理しておくことです。
仮に今回、お腹が痛いので定時で帰らせてください、と言ったとします。
普通ならばその会社の上司は了承するでしょう。
むしろ早く帰って休みなさい、とも言ってくれるでしょう。
それなのにあなたが繁華街をウロウロしているところを同僚に見られてしまった、とか
映画館に言ったら前の席に座っているあなたを後輩が見てしまった、などボロを出すような事をしてはいけないという事です。
仮病を使った、という心証を持たれてしまったらその職場に出勤しにくくなってしまうのはあなた自身。
嘘をついて早く帰るという手段は、割と簡単にできるだけにその後のフォローをしっかりやっておく事が重要となるのです。
③今日終わらせるべきものは事前に片付けておく
シーン別、早く帰るための方法の三つ目は「今日のうちに片付けておく」という事です。
正当な理由にしろ、嘘の理由にしろ定時ギリギリや早退して帰る場合は、自分が受け持っている仕事や役割は完璧に終わらせてから帰るべきなのです。
組織は一人ひとりの力を組み合わせて成立っています。
一つのパートが欠けたなら事前申告さえできていれば補修はききます。
しかし、突発的に言われてしまったらすぐに処置することができません。
そういう事態になると、結局、誰かに迷惑をかけてしまう事になるのです。
正当な理由があったにせよ仕事をたくさん残して早く帰るあなたのことを恨む人が出てこないとも限りません。
会社はチームワークで成り立っているのですからね。
自分の都合で周りの者に迷惑をかけない。
社会人として守らなければならない人生訓の一つですね。
〜飲み会編〜
それでは飲み会がシチュエーションの場面を考えて参りましょう。
飲み会は強制と自由参加の二つがあり、帰りたい、という衝動を煽るのは当然ながら強制参加の方でしょう。
会社の飲み会もある意味、仕事の延長。
だから接待は我慢して行くけど、仲間内の飲み会までは、ちょっと…、と考える事も不自然ではないかも分かりません。
では、シーン別の帰るための方法、飲み会編を見てまいりましょう。
①あらかじめ帰る時間を伝えておく
飲み会で早く帰る方法としてまず思いつくのが「いついつの時間までには帰ります」とあらかじめ断りを入れておくことです。
これによって比較的、予定した時間内までには帰ることができるでしょう。
会社の飲み会は強制ではない、という部署もあるでしょうが、同僚同士の横のつながり構築や日頃あまり話せない上司との距離を近づけるためには非常にバランスのとれたイベントなのです。
ただ、元々そんなにお酒が強くない人にとっては2時間が我慢の限界かも分かりません。
会社によっては1次会終了後、2次会、3次会へと繰り出す人もいるでしょう。
全部に付き合っていたらとても体が持ちません。
1次会までは参加する。
その前に、事前に変える旨の断りを幹事に伝えておく。
退出する際は必ず、上司に声をかける。
これで社会人としての礼儀は一通り、尽くしていますから安心して帰ることができますね。
②体調が悪いという
会社の飲み会で早く帰る方法の二つ目は「体調が悪い」という手です。