この手段を使える人間はある程度のキャリアを持つ中堅社員か結構、やり手の人間が使うと様になっていますが、それ以外の人間が使うと怪しまれるだけかも分かりません。
TPOに応じた抜け方を行使するべきでしょうね。
⑥検査が近いという
飲み会での抜け方の六番目が「検査」です。
この場合の検査というのは「健康診断」の事になります。
社会人は積年の飲み会の影響で知らず知らずのうちに健康を害していることが多々あります。
よって健康診断をきちんと受診しておくことは仕事ができる人間としての最低限の第一歩とも言えます。
一般的に翌日が診断日ならば飲み会に参加すること自体がNGです。
2~3日後が受診日の場合でもアルコールの量は控えめにしないといけないでしょう。
健康診断が理由であるならば比較的、思い通りに早く帰る事は可能でしょう。
但し、健康診断の検査を乱発することは危険ですよ。
「あいつ、飲み会に最後までいたくないから言い訳を使っているな」と思われてしまうのが関の山ですからね。
〜合コン編〜
本来、楽しみにしていたはずの合コンで早く帰りたいと思うケースが出てしまった…。
何ともいえず災難ですよね。
理由のほとんどは参加メンバーの人の良し悪しですから。
しかし、さすがにそれを理由にして退散することもできません。
ここは大人の対応でその場を引き払う知恵が求められるでしょう。
では、どのような手段を使って抜ければいいのか、見ていきましょう。
①明日の朝が早いことを告げる
合コンで早く帰るための手段の一つ目が「明日の朝が早いから」という理由を告げて早々に引き下がる方法です。
明日の朝が早いと最初から分かっていたなら、どうして合コンに参加したの?という周囲のやっかみにはこの際、耳をふさぎましょう。
誰だって思い描いた通りの展開にならない事はたくさんあります。
気の乗らない合コンに参加して時間を無駄にして神経擦り減らすよりはよっぽどいいでしょう。
ただ、朝が早いから、という理由は聞き手によっては、少々説得力に欠けるきらいもあります。
そして合コン開始後、30分以内で行ってしまったらあまりにも露骨でしょう。
その時の場の雰囲気やタイミングも考慮しつつ、言うべき時を見計らいましょう。
②職場の飲み会に呼ばれたという
二つ目の方法は「職場の飲み会に呼ばれてしまったから」です。
ただ、この方法を実行するのは突然性を演出しないとその場をシラケさせてしまう可能性もあります。
もし、事前に職場の飲み会にも誘われていた、そっちを蹴って合コンの方に来たことが知られてしまったら、打算的な部分を強調してしまう事になるでしょう。
「何だ、こっちの合コンがお眼鏡にかなっていないから場所を変えたのか」と思われる事もあり得ます。
なのでちょっとした演技を。
不意の電話が入ってきた体にしておいて、その場を中座ししばらくしてからすまなそうな顔をして戻ってきてハッキリと言うのです。
気の弱い男子ならばその時点でノックアウトでしょうから比較的容易にその場から帰ることは出来るでしょう。
ただ、いつもこの手が成功するとは限りません。
もし参加者の中にあなたの事を気に入ってしまった男性がいたとしたら、その場まで送ります、という積極的な者もいるかも分かりません。
あなたは慌てることなく終始、毅然とした態度が求められますからね。
③終電が近いという
合コンから早く帰る方法の三つ目が「終電の時間」です。