その上で分析を行って、何故失敗をしてしまったのかを把握するように努めましょう。
後悔をしない
失敗をしてしまえば、誰でも後悔をします。
その後悔を次の活力へと繋げるのであれば無駄ではないでしょう。
しかし、後悔の感情がズルズルといつまでも伸びてしまうような場合には、その後悔は全くの無駄なものになってしまいます。
いつまでも「なんでミスをしてしまったんだろう・・」と悩んでいる時間があったら、さっさと次の仕事に取りかかり、失敗した分の挽回を図るべきです。
それが出来る人は、例え失敗しても汚名を返上出来ると同僚や上司、会社側が理解してくれているため、人間関係や仕事をする上で大きなトラブルへは繋がりません。
しかし、いつまでも一つのミスを引きずっているようでは、周囲は同情してくれるどころか「鬱陶しい」「切り替えの出来ない奴」という悪い印象を抱いてしまいます。
そのため、後悔はするとしても一瞬のみで、あとはひたすら挽回するように努めましょう。
問題点を洗い流す
失敗してしまったときには、失敗する原因となった問題点をまずはっきりとさせましょう。
その上で対処をすることで、問題点を洗い流すことが出来ます。
失敗した直後にはショックで頭が真っ白になってしまうこともありますが、まずは深呼吸をして気持ちを落ち着かせることが大切です。
気持ちが落ち着いたら、素早く問題点を洗い流しましょう。
同じ失敗がないようにする
一度失敗をしてしまったら、同じ仕事内容に関する失敗は二度とないように心がけましょう。
いくら本人が注意して仕事をしていても、まったく同じような仕事の失敗が何度も続けば、嫌でも周囲からの不信感は増してしまいます。
そうならないためにも、同じミスはないように気をつけましょう。
前回失敗した場所と同様のミスをしないために、一度目の失敗できちんと問題点を洗い流して反省をしておきます。
そうすることで同じような失敗をせずに済みます。
仕事失敗で落ち込みやすい人
仕事を失敗することで落ち込みやすい人というのがいます。
周囲の視線や評価が気になって仕方がない人や、プレッシャーに弱い人などさまざまですが、大抵は真面目な性格の人が多いです。
その中でも、次のようなタイプの人はとくに落ち込みやすいと言えるでしょう。
成功しか認めない人
人間誰しも、一度や二度は失敗をするものです。
それを頭では分かっていても、自分の感情として受け入れることの出来ないタイプの人がいます。
いわゆる「完璧主義の人」がこれに多く当てはまります。
完璧主義の人は、自分自身に対して満足出来るラインが非常に高く設定されています。
勉強でも仕事でも私生活でも、成功しか認めることが出来ないのです。
どんなに些細な失敗でも、一度失敗をしてしまうと、それですべてのことが嫌になってしまいます。
そのため、失敗をして反省し、次に活かすというごく当たり前のことが上手く出来ないのです。
その結果、失敗したことに対して「誰でも失敗をする」という考えではなく、「失敗してしまった・・もうだめだ」と考えてしまうため深く落ち込んでしまうのです。
気持ちの切り替えが下手な人
自尊心が強く、周囲の視線や評価が気になって仕方がない人は、気持ちの切り替えが下手な傾向にあります。
見栄っ張りなところがあるので、ミスをしてもそれを堂々と受け入れて直ぐに反省をすることが出来ません。
失敗したことに対して、「反省して次に活かそう」ではなく、「失敗してしまって恥ずかしい。
周りの人はどう思っているだろうか?」と考えてしまうため、気持ちの切り替えに集中することが出来ず、また次の仕事に入っても前の気持ちを引きずったままの状態になってしまいます。
そのため、一日中ずっと失敗したことを後悔して落ち込むことが多いのです。
仕事失敗したら次の行動が大事!気持ちを切り替えよう
仕事で成功すれば上司や会社からは評価がもらえます。