これは体温調節しようと頑張り過ぎて自律神経のバランスが乱れてしまうからなのですが、エアコンによる室内と外の温度差でも同じ現象が起こります。
また体調が悪くてしばらく休んだ後は、その環境に慣れてしまい復帰するのが億劫になる場合もあります。
特にストレスにさらされている毎日を過ごしている場合は、休んでいる時の快適さが癖になり元に戻り辛くなります。
無事に治って復帰した場合は「健康って素晴らしい!」と実感するのですが、すぐに忘れて無理をしてしまい、ぶり返してしまう人もいます。
5.人間不信になった
自分が信用していた人に裏切られた時は、相手だけではなく全ての人のことを信用できなくなってしまう場合もあります。
そして何もしたくないと思う原因になることがあります。
裏切られた人は、不信感から相手の言葉の裏を探ってしまったり、約束をしても再三確認しないと不安になったりしますが、ダメージが大きい場合はそれで済まないかもしれません。
家族関係がうまくいかなかったり、友人やパートナーに裏切られたりすればショックを受けるのは当然です。
二度と同じ思いをしたくないという気持ちから、人と深くかかわること自体ができなくなり孤独を選ぶような人間不信に陥りますが、さらにエスカレートすると引きこもりなどに繋がる場合もあるようです。
また人間不信がきっかけとなって、漠然とした不安感に襲われることがあります。
放っておくと何もしない状態から一変して、何かをしていないと焦りを感じるという極端な行動に変わることもあるようです。
6.自分に自信がなくなった
一生懸命頑張って目的を達成することで、人は自信を身に付けることができます。
しかし自分自身の経験や達成感によって得た自信は、ちょっとしたことで失うことがあります。
そして何もしたくないと思うようになることもあります。
そこからまた自信をつけることができればさらに人間として強くなれるのですが、なかなか難しいのが現実です。
ある部分で大きく自信を損なうと、自分の人間性や能力などにまで自信が保てなくなってきてしまいがちです。
こうして多くの部分に自信がなくなってしまうと、難しいことや新しいことにチャレンジする気持ちが失われていくのはもちろん、これまで普通に出来ていたことにも、不安を覚えたり億劫に感じてしまうことがあります。
7.努力が実を結ばなかった
「人生山あり谷あり」と言いますが、人生には何もかもうまく行く時もあれば何をやっても上手くいかない時があります。
これでもか!っていうくらい頑張ったのにその努力が報われないというのは、大人のみならず子供も経験します。
逆に努力が実を結ぶことを経験して喜びを味わうことができれば帳消しになりますが、上手くいかないことばかりだと「何をしても報われないならもう何もしたくない」と思ってしまいます。
最近の若い人達は昔のスポーツ系アニメや学園ドラマに見られるような「スポ根精神」にあまり触れることが無い世代なので、無気力な人が多いと言われています。
もちろん中には「熱い」若者もいますが、努力や忍耐とは無縁の生活をしている人が多いのではないでしょうか。
そのまま大人になって、初めて社会の厳しさを知った時に、ポキっと心が折れてしまい、何もしたくなくなる社会人1年生も少なくないのかもしれません。
8.なんとなくやる気が出ない
なんとなくやる気が出なくて何もしたくないと思うこともあるでしょう。
人間は常にオンのモードでい続けると、気力が持たないこともあります。
このようになんとなくやる気が出ないということで、オフモードになることもあるのです。
もしかしたら、この「なんとなくやる気が出ない」というところは、無意識のうちにSOSを出しているのかもしれません。
9.燃え尽き症候群に陥った
燃え尽き症候群とは、これまで仕事などに熱心に打ち込んでいた人が、燃え尽きたように突然投げやりになったりやる気を失ったりすることです。
努力や労力に対して期待する結果が得られないと確信したり、大きすぎる目標を達成した後などに、身体的・精神的な疲労から何もしたくない気持ちになる『燃え尽き症候群』に陥ることが多いようです。
人生においては、どうしても頑張らないといけないことというのはあります。
例えば高校や大学受験も頑張らないといけないものの一つでしょう。
さらには社会人になってからも、仕事のノルマを達成するなど、努力をすることはずっと求められ続けます。
その努力する対象は、本人にとって大きければ大きいほど達成すると燃え尽き症候群になってしまう可能性が大きくなるようです。