大きな目標に挑戦することは非常に素晴らしいことですが、休まず我武者羅に頑張り続けるのでは無く、定期的に休暇や休息をとったり、無理のない範囲で少しずつ頑張るということが大切です。
何もしたくない状態が長く続く場合は病気の可能性も
体力的に限界を感じて何もしたくない場合などは、回復すれば自然に気力がわいてきます。
また、些細ないざこざや失敗などが原因の場合も、原因が解決したり気持ちが晴れることで気力が湧いてくることがあります。
しかし精神的なダメージを大きく受けた場合や、長期にわたる過度なストレスが原因で何もしたくないと思っている場合はそういうわけにはいきません。
出かけるのが面倒臭いから始まり、電話に出るのが億劫になる、朝起きる気力がない、何も食べたくない、着替えができない、歯磨きをするのも疲労感が伴う場合、病名がつく症状の可能性もあります。
身近な人に相談してみたり、環境が許すのであればとことん何もしないことにするなど、少し違った方法をとってみるのもひとつですし、軽い気持ちで精神科や心療内科でカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。
また、もし眠れない・食欲が湧かない・不安感が強い・突然動悸がするなど、何もしたくない気持ち以外の悩みがある場合は、辛さを我慢する必要はありません。
心療内科や精神科のクリニックなどで、専門家の力を借りてみることが大切です。
何もしたくない時の解消法10個
では何もしたくない時はどうすればよいのでしょうか?
解消できずそのまま放っておけば、何もしたくないまま長い時が過ぎてしまう可能性もあるので、自分なりの解消法を見つけておくことが重要なポイントになります。
1.子供の頃の夢を思い出してみる
何もしたくない時はついついネガティブな考え方になってしまうものですが、それを意識的に改革する方法があります。
おすすめなのは、過去の自分に戻ってみることです。
過去と言っても近々ではなく、子供の頃までさかのぼってみましょう。
「大きくなったら〇〇になりたい!」と言っている自分を思い浮かべてみると、なんだかほっこりした気分になります。
何も考えずにただ直感で発言したり行動したりしていた頃は、人間関係や世間のしがらみとは全く無縁で楽しかったのではないでしょうか。
時には子供の頃に漠然とした夢を描いたように、自分のやりたいことや叶えたい夢を直感的に思い浮かべてみると気分転換になります。
素直な自分に戻ってみよう
大人になると「本当はこうしたいけれど今の状況じゃ無理だろうな…」と、良くも悪くも自分に制限をかけてしまう傾向が強くなります。
それは様々な経験を重ねて成長してきた証でもありますが、時には自分に都合の良い考え方をしてみることも必要かもしれません。
もちろん他人に迷惑がかかるようなことは困りますし、実際に行動に移す必要もありません。
子供の頃のように素直な気持ちで、自分が望むことを思い浮かべてみてください。
例えば「何も気にせず大好物を思いっきり食べる」「好きな人とデートする」などほんの些細なことでも構わないので、夢や希望を膨らませて明るい未来を想像してみましょう。
2.誰かのサクセスストーリーを見る
他人の経験を知ることは、勇気ややる気を貰うことができ、自分を奮い立たせることができます。
成功者の思考や行動を学ぶことで、自分では到底思いつかなかったような発想や展開を知ることができ、さらなるモチベーションアップにもつながります。
「自分とはかけ離れた人のことを知ったところで何の参考にもならない」と思ってしまうかもしれませんが、実は身近に感じることができる失敗談などでも人生の役に立つものです。
映画でも本でも
「成功者」と呼ばれている人たちは自伝が出版されていたり、そのサクセスストーリーが映画化されている場合もあるので、暇つぶしだと思って観たり読んだりしてみてください。
きっと何の苦労もせずに成功者になった人はいないはずです。
今は成功者として世に知られているけれど、この人にもこんな時代があったんだと思えれば自然と勇気が湧いてきますよ。
勇気と元気をもらえる
苦労の連続でも諦めなかったからこそ成功への道が開けたのが、まさにサクセスストーリーです。
何もしたくないとくすぶっている自分と重なる部分が見つかれば、きっと、努力をすればその先には成功が待っているんだという希望を持つことができます。
実話である映画や本に影響を受けることで、何事に対してもやる気が出てくるでしょう。
3.夢を10個書き出してみる
何もしたくない時の解消法として意外に効果的なのが「書く」という行為です。