ネガティブな人は、何もしたくない時に無理に頑張ってしまい、さらに何もしたくなる気持ちが増す可能性があります。
いつも「どうせ私なんて…」と思っていたら、せっかく楽しいことが待ち受けていてもそのチャンスを逃してしまうので、どんどん負のスパイラルにハマってしまうでしょう。
自分がネガティブだと自覚があるなら、意識的に考え方の改善を行ってもいいかもしれません。
例えば自分がなりたい姿を思い浮かべたり、目標を書きだしてみたりすることでプラスのイメージを自分の中に貯め込みます。
また自分がやりたいことに挑戦してみるのも殻を破るきっかけになります。
昔からやりたかった趣味や習い事を始めるのも、自分を変えるきっかけとして効果的ですよ。
3.すぐ怠けるタイプ
何もかも完璧にしたい真面目なタイプの人はそれが原因で何もしたくない状態に陥る可能性がありますが、逆にすぐ怠けるタイプも無気力になりやすいと言えます。
きっと自分に対する評価が甘く、これまでの人生もそれで何とかなってきたせいで、怠け癖が付いてしまったのでしょう。
何に対しても熱く一生懸命に取り組む人は、怠けることができなくて疲れてしまいますが、それは蓄積される疲れではなく心地の良い疲労感になります。
しかし常に「めんどくさい」「疲れる」という感情を持って取り組む人は、できる限り無駄な体力を使いたくないという思いが強いので、すぐに怠けようとしてしまうようです。
それが日常になれば当然ながら体力は低下し、それと同時に気力も失っているので、暇な時間があったところで何もしたくないと思うのです。
「よし!頑張るぞ!」と張り切っている人を見ても「じゃあよろしく」と自分とはまるで無関係のように接して、自分は休憩しているタイプかもしれません。
4.夢や希望が無い人
自分の中に確固たる夢や目標を持っている人は、それに向かって一生懸命になることができます。
たとえ報われる可能性が低くても、夢や希望があるというだけで頑張れることがあるからです。
しかし誰もがそれを見つけられるわけでもなく、「自分の夢や希望がいまいちわからない」という人も多いはずです。
「別に夢や希望なんて持たなくても生きていける」と冷めた考え方をするか、または夢や目標に向かって頑張る人を見て「自分もそうなりたい」と思うかによって、物事に対するモチベーションや気力は違っていそうです。
そして前者の場合は「何もしたくない」といった無気力な生活に陥りやすいかもしれません。
高尚な夢である必要はありませんが、楽しいと思えることや熱中できることを見つけてみると良いでしょう。
もしかしたらその中に夢や希望が詰まっているかもしれません。
5.頑張り方がわからない人
「そもそも『頑張る』って何?」「どうすれば頑張ったことになるの?」「基準はどこにあるの?」という疑問を抱えている人もいるでしょう。
それは「頑張る=辛い」というイメージが強いからかもしれません。
しかし頑張るという言葉には「困難に負けないで我慢しながらやり抜く」というマイナスの意味と「自分の意思や意見を貫き通す」「今よりも良い状態になるよう努力する」というプラスの意味があります。
どうやら辛いイメージが先行しているせいで頑張り方がわからない人が多いようですが、自分に正直になることも「頑張る」という定義に当てはまるのであれば、なんだか頑張れそうな気がしませんか?
「頑張ったところでどうせ報われない」と考えるのではなく「ちょっと頑張ってみようかな」くらいの軽い気持ちで頑張ってみると、頑張り方がわからなくて何もしたくない状態から脱出できるかもしれません。
6.完璧主義な人
完璧主義な人は、自らに課すハードルが高いところがあります。
ですのでかなりの努力が必要になり、それを達成すると燃え尽き症候群のようになってしまうのかもしれません。
もちろんクオリティ高く、色々とやっていくというのは素晴らしいことです。
しかし、それが原因で本人も気づかないうちに疲労をため込み、ふとした瞬間に「何もしたくない」という気持ちになってしまうことも、あるのかもしれません。