全てにおいて、「?」が付くことで、相手に答えさせるわけですから、大勢の前で言葉責めすることは、第三者から見れば、ネチネチと虐めているようにも見えます。
相手に言わせる言葉責めをするなら、二人きりの空間でするべきです。
そして、相手に言わせる言葉責めは、最初は怒涛の言葉責めでも、ラストに従ってフォローして行くことも大事です。
最初は、相手に言わせる、答えさせる言葉責めですが、ラストは割合を変えて、丸め込むようなフォローをしてほど、相手に言わせる言葉責めは、互いに良い関係を保つことができるのです。
強気な口調の言葉責め
強気な口調の言葉責めは、言葉責めの代表的なスタイルです。
言葉責めをする側が弱気な口調では、言葉責めすることはできません。
「自分は間違っていない」という強気な態度が全面的に顔や言葉に出る人に多い、強気な言葉責めです。
「出来る?出来ないどっち?」「やれって言ったら文句言わずにやれ!」「口答えするな!」と第三者からすると、やや引くような強めの言葉ですが、M気質の人にしてみれば、強気な口調で言葉責めされるからこそ、テンションが上がる人もいます。
要するに尻を叩かれないと動かないタイプがM気質なのです。
強気な口調で言葉責められると、怒られたくないと思う反面、モチベーションも上がる。
とは、言っても結局、焦って行動を起こすことでM気質の人は失敗しやすい。
強気な口調で言葉責めをする側は、非常にエネルギーを使うものです。
強気な口調になることで、自分自身がテンションを上げないといけないからです。
実況的な言葉責め
実況的な言葉責めをするタイプは、第三者から見るとネチネチタイプに多いです。
「強気な口調の言葉責め」や「命令するような言葉責め」とは、真逆のタイプです。
実況的な言葉責めは、一連の仕事の流れを実況します。
「君は今日、9時に来ました、そして、◯◯さんの請求書を作り、午前中が終り・・・」と、永遠に一日の流れを実況する言葉責め。
実況的な言葉責めが好きなタイプのM気質さんは、支配されることが好きな人です。
自分の一日の流れを実況的に言葉責めされるということは、相手のことを観察しているということで、少なくても興味がないと実況的に言葉責めすることはできません。
第三者からすれば、言葉責めと言うよりも、ちょっとしたストーカーです。
実況的な言葉責めをする側も、実況的な言葉責めをされる側も、早い話が相思相愛のようなものです。
命令するような言葉責め
命令するような言葉責めも、言葉責めの基本です。
あれこれ、命令されることがM気質の人にしてみると、快感にかわってくるのです。
「食事を作れ、」「朝6時に起きろ」「帰ってきたら、すぐ風呂に入れるようにしとけ」など、命令するような言葉責めは、夫婦関係や同棲中、男女関係で多く見られます。
「今日、彼氏が早く帰って来るから、もう帰るね」など、常に時間を気にしている女性は、命令するような言葉責めを受けている可能性が大きいです。
絶対的、服従の姿勢が男女関係の中にあるのです。
例えば、男性側が女性に対して、命令するような言葉責めをする場合は、女性のことを見下しているからこそ、命令するような言葉責めをするのです。
命令するような言葉責めをされていると、命令されないと自分で行動することができなくなるのです。
命令されることが、どこかで心地良く感じてきます。
今の世の中では、命令するような言葉責めをモラハラやパワハラと言います。
命令するような言葉責めを受身が快感と思っているうちは、問題になりませんが、受身側がモラハラやパワハラと感じるようになると、離婚や訴訟を起こされる場合もあります。
褒めながら言葉責め
結局のところ、最後は褒めながら言葉責めが理想的です。
どんなに命令して言葉責めをしても、実況系で言葉責めをしても、褒めながら言葉責めをすることで、受身側は快感になり、相手を恨んだり憎んだりすることがありません。
最後に褒めながら言葉責めをすることは、散々強気な口調で言葉責めをしていながら、最後になると「頑張っているとは思うよ」「お前はやればできるヤツなんだよ」と真逆の褒め言葉で責め始める。
そうすると相手は、凹みつつも、「◯◯さんは口が悪いけれど、根は悪くない、自分のことを大切に考えてくれている」という認識に変わるのです。
最初から褒めながら言葉責めと言えば、カメラマンの職業や水商売系に多い。