今の時代に限らずに「短絡的」な人は大昔から存在しています。
私自身が結構記憶しているのは戦国武将でかの有名な「武田信玄」とその息子の「武田勝頼」。
そして真の天下統一を成し遂げた名将「徳川家康」とその最初の息子「徳川信康」。
いずれも父親が偉大過ぎたせいか何かと比較されて気の毒なとこともありましたが、両者に共通していたのは思慮深い信玄と家康とは正反対の短絡的思考の持ち主の跡取りでした。
この2例を出すまでもなく短絡的思考の人間は今の世にもうじゃうじゃいます。
では魑魅魍魎の如く今の世にはびこっているこの「短絡的」な人間について今回は紹介していく事にしましょうね。
短絡的に生きていませんか?
時代は平成。
もう少ししたら元号が変わりますが、昭和から平成にかけて時代の変遷も加速度的にスピードアップしました。
それと同時に人々の思考力もじっくり考える思慮深いタイプから即時即決を要求される経営者型の判断力が求められているのかも分かりませんね。
しかしながら正真正銘の経営者は決して短絡的な発想は致しません。
そんな事をしてしまったら大事な会社を潰してしまいかねませんからね。
そこが根っからの短絡的な方との大きな違いであるのです。
スピーディーな決断と短絡的なものの考え方は地球と月に行くぐらい、大きな隔たりがあるのですよ。
短絡的とは?
では、短絡的とは一体、どういう意味になるのでしょうか?
ざっと簡単に申し上げますと、
考えが浅はかで選択肢が少なく、物事を決定させる際の論理的根拠が著しく欠けている考え方で無理やり結論に導いてしまう考え方、またはそのような大人らしくない幼稚的な考え方。
とでもなるでしょうか?とにかく考え方がいかにも頼りなく自分本位な発想であまりに主観的すぎているもの、客観性に欠けすぎている発想、と言えるでしょうね。
よって自分の考えを否定されるそれに対する冷静な判断力がなくなりすぐにカッとなって逆切れしてしまう傾向も短絡的思考といえるでしょう。
とにかくすぐに怒りやすいので近くにいる人はおちおち彼らにものも言えない、という感じになりますね。
「短絡的」の類義語は?
それでは次に「短絡的」の類義語について紹介しておきましょう。
それは「浅はか」や「単純」といった言葉が出てきます。
どちらも思考の深みがなく簡単で単一の判断材料のみで物事を決定してしまおうという側面が見受けられます。
どちらにしても物事を決定づける根拠に欠けており複数の証拠や事象を重ねて検討しようとしない穴だらけの考え方といえるでしょうね。
短絡的な思考回路は、その人が重要なポストを任されているとしたら、その側近にかかってくる責任の重みが比べものにならないくらい重くなってくるのです。
短絡的な人の17個の残念な特徴
それでは次に短絡的な人の残念な特徴を17個、紹介していきましょう。
世の中全般の流れで見れば短絡的である事がいかに大きな損失を生み出すか。
ご納得いただけると思いますよ。
楽観的
短絡的な人の17個の残念な特徴の1つ目は「楽観的」です。
楽観的な発想とは、物事を深読みせず、また悲観的にもならず結果をいつもいい方に考えてしまう、ある意味ポジティブ思考っぽくみえる考え方です。
ところが物事を何でもかんでも楽観視して処理していると、とんでもない痛手を被る場合が多々あります。
典型的な被害例が「詐欺」でしょう。
詐欺師はあの手この手で新手の方法を思い付き私たちの日常生活に食い込んでこようとします。
よって私たちはそのような詐欺に遭わないよう万全の注意を払って生活していかなければなりません。
しかし、必ずと言っていいほど詐欺による被害は止まりません。