やる気がマンマンの人だから、意志が強いと感じるのでしょうか?
やる気とめんどくさい気持ちは正反対のように思えます。
やる気が下がるとめんどくさい気持ちが上がるように感じます。
やる気が下がる(無気力が上がる)ことで起こる感覚が、「めんどくさい」という気持ちなのです。
無気力な状態をどうにかしたい!
何もすることができないような「無気力」な状態になってしまうと、行動するというギアに入れるためには、何をすれば良いのでしょうか?
人生の中で、「おまえ本当にやる気があるのか?」と言われたことが何回かはあるはずです。
その時には、たぶん指示されたことをチンタラとやっていて、それが目に留まったのでしょう。
無気力な動作であったのです。
「めんどくさい」→「やる気が無くなる」→「無気力」となって現れたのです。
無気力な状態を劇的に変えるには、一般的にはモチベーションを上げてやること、つまりは「動機付け」を行ってあげることです。
子供に「今度の算数の試験で、百点取ったらケーキを買ってやる」と子供と約束をすることなどです。
プロのスポーツでも、賞金がかかっているのです。
優勝すれば名誉と共にお金も手に入るのです。
このように、やる気を起こさせるには何かのモチベーションが必要ですが、これは一時的なものです。
やる気を起こさせて行動させるには、もうひとつ大事なものがあります。
それは「情熱」なのです。
人間は、誰かに命令されたり「~~をやらなくてはいけない」という意識が脳にインプットされてしまうと、やらなきゃいけないという義務感が優先してしまい、消去できなくなるのです。
いつまでも、何をしていても、ず~っと頭から離れないのです。
「やりたくないことをやらなければいけない」という感情が固定化されていくと慢性化して、やる気がだんだんと減っていくのです。
考えてみてください、世の中に「オタク」と呼ばれる人が多いはずです。
アニメのポスターやフィギュアを集めていたり、政治家や芸能人でも戦車や軍艦、自動車のプラモデルをいっぱい収集している人がいます。
彼らは、集めなくてはならない、なんて思ったことはないはずです。
興味がある、楽しい、嬉しいという「情熱」があるから、気が付くと凄い数になっていたのです。
このように、情熱があればやる気が自然に湧き上がってくるのです。
だから、何かに情熱を感じることも、無気力を改善する方法の一つなのです。
全て面倒だと思ったときの25個の改善策
子供も大人もみんなそうですが、やりたくないことをやる時というのは、身体から力が抜け出ていて「めんどくさい」と思ってしまうのです。
そして、「めんどくさい」と思いながら行動するときは、意識が散漫で事故を起こしたり怪我をするという確率も高くなります。
メンタル的にも好ましく無いのです。
「めんどう」という言葉を漢字で書くと「面倒」となります。
この漢字の意味は3つあります。
一つ目は、解決が容易でなかったり手間がかかったりと、わずらわしい事。
二つ目は、世話をすること。
三つ目は、体裁が悪いこと、見苦しいことです。
面倒の使い方は、面倒くさい、面倒を見る、面倒をかける、面倒を起こす、などがあります。
この中の「面倒くさい」とはわずらわしくてうんざりだ、ということです。
「面倒を見る」とは「年老いた親の面倒を見る」とか「金銭面で面倒を見る」などと援助したり助けたりすることを言います。
「面倒をかける」とか「面倒を起こす」とは、厄介をかけるとか手こずらせるなどと人を困らせる表現です。
こんな「面倒」に「~みたいで嫌な感じ」という「くさい」をつけた言葉です。