そうすることで、例え仕事に行きたくないという気持ちがあっても、ご褒美のために頑張ろうと考えることが出来るようになります。
物で釣るような考えは良くないという人もいるかもしれませんが、どうしても気分が乗らない時にはご褒美作戦が有効になることも大いにあり得ます。
自分でご褒美作戦が向いていると思える人は、ぜひ試してみましょう。
8、頑張る期限を決めてみる
人の集中力は1時間弱だと言われています。
集中力の限界には個人差がありますが、最長でも90分程度と言われていますので、それ以上集中し続けることは難しいでしょう。
ましてや、自分が嫌だと思っている仕事に対しては、集中力はより続かないでしょう。
まともに集中出来ないのに無理に仕事をしていては、ミスをする可能性が上がりますし、余計に疲労を感じてしまうでしょう。
仕事に対して集中力が続かない場合には、自分が頑張る期限を決めてみましょう。
例えば「今日は午前中に明日納期の仕事を終わらせる」と自分で目標を定めたら、午前中は余所事を一切せずに仕事に集中しましょう。
そして午後になったらいったん休憩して、しっかりと心身を休ませましょう。
休憩が終わる頃には、午後の仕事の目標をまた立てて、それに向けて集中して取り組んでいきましょう。
日数で頑張る期限を定めても良いですし、時間で定めても良いでしょう。
自分が「ここまでは頑張ろう」と決めたことに関しては一生懸命にやって、それ以外には力を抜くことで、仕事に対するメリハリを付けられるようになります。
9、とりあえず今日は行こうと考える
「仕事行きたくない病」になると、毎日仕事に行くのが嫌になってしまいます。
朝起きるのもおっくうで、会社に行くために準備をするのも、車や公共交通機関を使うのも気が重く感じることでしょう。
しかし、1日だけでも仕事をサボってしまうと、人によってはそれで一気にサボり癖が付いてしまいます。
どうしても嫌な時には、気持ちを切り替えるためにあえて1日休むという手もあります。
それでズルズルと続いてしまうタイプの人は、サボってしまうとサボり癖が付いてしまうだけでなく、職場の人たちの視線が気になってますます会社に行き辛くなってしまいます。
そういう人は、休むのはやめておいた方がいいでしょう。
その代わりに、「とりあえず今日だけは頑張っていこう」と考えるようにして仕事に行きましょう。
これは期限を定めて仕事に集中する方法と同じです。
今日だけ頑張って仕事に行けば、明日どうするかは明日また考えようという気になれます。
多少は仕事に行こうという気持ちを作ることができます。
10、休みの日もアクティブに動こう
仕事が辛いと感じている人は、休日になると家にこもってひたすらダラダラと時間を過ごすことが多いです。
もちろん時には何もせずに、ただゴロゴロ過ごすことで休息を取る必要もあるでしょう。
しかし、毎回のように休みを家でだらけて過ごしていると、仕事が始まる時にもそのだらけた気持ちを引きずってしまいやすくなります。
だらけて締まりのない気持ちのままで仕事の日を迎えると、当然仕事に行く気はなくなってしまいます。
また、例え会社に行けたとしても、仕事に集中することは出来ません。
だらけた態度が出てしまうとそれが原因で上司に注意されてしまうこともあるでしょう。
休みと仕事の気持ちの切り替えをしやすくするためには、休みの日にも出来るだけアクティブに動いた方が良いでしょう。
例えば体を動かしたり買い物に出かけたりと、ある程度動いて充実した時間を過ごすことで、就寝時にもしっかりと眠ることができ、いざ休み明けの仕事に対して気持ちを切り替えることが出来ます。
仕事行きたくないな……。は「仕事行きたくない病」
あなたはこれまでに、一度でも「仕事行きたくないなー」と思ったことはありますか?
例えば仕事でミスをして上司に怒られれば、うんざりとした気持ちになって、会社へ行くのが嫌になってしまうことがあるでしょう。
しかしそれは一時のものですので、その後にも仕事へ行きたくないという気持ちを引きずり続けることはそうありません。
一方で、とくにミスをしたわけでもないのに毎日のように「仕事に行きたくない」と感じているのなら、それは「仕事行きたくない病」でしょう。
「仕事行きたくない病」は、本人がそういう病気だと自覚しなければ、きちんと原因や克服法について考える機会がありません。