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気配りができる人の6個の特徴と気配り術(続き7)

その「空気作り」の中でも最も大切なのは「ネガティブな発言をしない」という事です。

ネガティブで後ろ向きな発言は自分だけでなく、周りの人にも感染してしまいます。

気配りが出来て空気を作るのが上手な人は、自らは決して後ろ向きな発言をしないし、仮に誰かがネガティブな発言をしてしまってもそれを前向きに言い換えたりする事ができる人も少なくありませんね。

14.相手を褒めまくること

相手を褒める事は、そのまま良い空気作りに直結します。

褒められて嫌な気分になる人はそうそう居ませんよね。

気配り上手な人は、まず相手の良い所を探して褒め、二人の間の空気を円滑な状態にしてから要件を伝えるなど雰囲気作りがとても上手な人が多いのも一つの特徴です。

褒める時は、自分には見えない所を褒めるのが効果的

人を褒める時には、相手が自分自身で目に見えるものよりも「人からは見えるけど自分自身では見えないもの」を褒めるのが効果的です。

例えば、「その服、素敵だね」と褒めると自然とその人の視線は下に降りて自分の服装を確認しますよね。

これでも勿論喜んでくれる人は多いでしょう。

しかし「その髪型、素敵だね」というと鏡でも無い限り自分自身の髪型を自分で目視する事はできません。

よって相手は「そうなんだ、私にこの髪型って似合っているんだ」と気付かされるのです。

そうすると褒められた喜びはサプライズの要素も加わり効果が大きく増すと言われれいます。

歯の浮くようなお世辞はNG

相手を褒めるとはいえ、あまりにあからさまに褒め過ぎると「この人は何を言いたいんだろう?」「何が目的なんだろう?」と不信に思われる事があります。

褒める時には、相手の様子をしっかりと伺いながら適度な所で止めておくのが良いですね。

15.見えない陰の人に感謝する

どんな組織にも、華やかで表立った仕事をする人とその土台となって踏ん張る人がいます。

気配り上手な人はその現実を常に忘れずに見えない陰の人にも感謝のできる謙虚な人が多いでしょう。

普段全く関わりが無かったとしても、自分達を陰から支えてくれている人までしっかりと立てつつ、その感謝を伝える事ができる人こそ真の気配りができる人と言えるのかもしれませんね。

16.人の噂話や悪口にのらない

気配りのできる人は人の噂話や悪口にはのりません。

その行為が、空気を悪くして特定の誰かを傷付けてしまう事を知っているからです。

そして、そういう行動を取らない人だからこそ「この人なら噂に耳を貸さないし、悪口も言わない人だ」という認識が生まれて、人から相談されたり頼られたりするのです、いつだって自分の心の中の正義を貫き、中立の立場に立てるからこそ気配りをして様々な人に愛されるのでしょう。

17.最高の気配りはすぐに実行すること

ただ「気の利く人」なら意外と多くいるものです。

しかし、それを行動に起こせるのか起こせないのかで大きな差が生まれてきます。

例えば、電車で座席を譲る際多くの人が「ここは座席を譲るべきかな?」と感じていたとします。

しかし、それを思っていても行動に移せなかったり「誰かがやってくれるだろう」と他人任せにしてしまう人はとても多いです。

気配りが上手な人も、特別な事に気付いて行動している訳ではありません。

ただ、気付いた事を直ぐに行動に映せる実行力が優れているのです。

その点から見て、最高の気配りというのは思った事や感じた事を他人の為にすぐに実行できる事であるとも言えますね。

「気配りのできる人は出世する」の真相

一流の人やトップに立つような人は気配りの出来る人が多いと言われています。

そこから「気配りの出来る人は出世する」なんて事も言われていますね。

勿論、ただ気配りができるだけでは出世等望めません。

ただ、出世をしたり一流になる人は「失敗を恐れずに行動ができる」という人が多いのです。

「気の利く人」が行動を起こせないのは「もしかしたら断られるかも」「鬱陶しいと思われるかも」などマイナスな失敗例を想像してしまうのが原因です。

それに捕らわれず行動に起こせるという意味で、気配りのできる人は出世すると言われているのですね。