いじめというものはエスカレーションして行くものです。
歯止めが利かなくなりストレス解消に変わっていきます。
一昔前であれば、いじめと言っても限度を弁えていましたが今の時代は違います。
相手が学校に来れなくなる、相手が死を選ぶまでトコトンいじめます。
誰もがストレス抱えている今、いじめはストレス解消のヒトツになっているのです。
暴力問題
学級崩壊と言えば暴力問題は切っても切り離せません。
昔から校内暴力が酷くなり学級が荒れて行くことはドラマでも現実の世界でもあります。
ストレスを過度に抱え込むとチョットした一言で爆発してしまいます。
教室内で物に八つ当たり破壊したり、時には仲間や先生に暴力を振るってしまいます。
日頃から素行が悪い生徒が暴力問題を起こすというよりも、静かで目だ立たない生徒や秀才タイプに多いのです。
静かで目だ立たない生徒や秀才タイプほど、ウチに秘めている思いは強いです。
不平不満を口に出来ない環境でいるほど、ストレスを抱え込んでしまいます。
一度、我慢の限界を超えてしまうと周囲が止めることが出来ないほど錯乱状態になり暴力を振るってしまいます。
事業妨害
そもそも学校とは授業を行う場所です。
小学校であれば1年生から6年生までに学ばないといけない授業があります。
しかし学級崩壊が起こることで、通常の授業ができなくなる。
生徒が暴れることや授業中に立ち歩き自分勝手な行動をすること。
授業妨害しても教師は指導しないことも多々あります。
授業妨害する理由は、根本的に教師が生徒に舐められているからです。
生徒の立場が強くなり、教師は生徒に逆らうことができない。
生徒に注意することで、その親が教師に怒鳴り込んでくるモンスターペアレントが多くなったことも学級崩壊を引き起こす原因のヒトツなのです。
他のクラスにまで及ぶ崩壊行為
例えば塀の落書きをそのままにしていると、隣のきれいな塀まで落書きされる、そして、街全体の塀に落書きされると言う話を聞いたことはありませんか?
学級崩壊もよく似ています。
ある6年生のA組で学級崩壊が起こっているとすれば、B組やC組も同じように学級崩壊が連鎖します。
それは学校全体が悪い状況から目を離していることが原因です。
ヒトツのクラスで学級崩壊が起きている時点で本来は正さないといけません。
しかし荒れているクラスを見てみないふりをしていることで生徒達は、教師イコール何でも許される学校と判断してしまいます。
教師である大人達が面倒な問題から見てみないふりをすることが子供である生徒達には悪影響なことです。
「この学校は授業中に立ち歩いても許される」「この学校の教師は生徒に逆らえない」と思うことで一人二人と悪い素行になります。
学級崩壊はヒトツのクラスだけで終わらないのです。
登校拒否
登校拒否する生徒が1人でもいた場合に「仕方ない」と問題児扱いをしてスルーをしていることも結果的に学級崩壊に繋がります。
本来、学校に通うべき生徒が何故、登校拒否になるのでしょうか?そこには必ず登校拒否をしたくなる原因があるからです。
登校拒否を選んだ生徒がグループからいじめられていたり、教師の指導に問題があったりするからこそ、登校拒否を選びます。
友達がいるべき学校に身ずから行かない理由は学校生活が苦しく辛いものだからです。
クラスを担当する教師にとって投稿拒否をする生徒は50人中の1人かもしれません。
しかしその1人が投稿拒否する原因を見つけないと2人、3人と増えてくるのです。