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学級崩壊はなぜ起こる?実態と5個の原因(続き6)

最初は悪気がなく先生のキャラをいじる。

しかし盛り上がれば盛り上がるほど子供は調子づく生き物です。

舐められていることが分かっていても、生徒に対して強く言えない状況があるのです。

また生徒を指導することで、生徒の親が文句を言ってくるモンペ問題もあります。

良かれと思って怒った行動が「何故、ウチの子だけ?!」と言われると、大きな指導問題になりかねない。

生徒の親がSNSで「〇〇学校の〇〇という担任は」と好き勝手につぶやくことも多い、今の時代では、指導することも大変なのです。

結果的に何もいえない担任は生徒に舐められてしまうのが現実です。

授業内容

学級崩壊が起こると個人で好き勝手な時間を過ごしています。

音楽を聴いている生徒や会話をしている生徒、マンガを読んでいる生徒、寝ている生徒など、ありえない状況が起こります。

このような学級崩壊になる授業内容も原因のヒトツです。

シーズンごとに与えられた授業内容を生徒に教えないといけない。

そのプレッシャーもあり、授業内容についていけない生徒がいても特別指導をするわけでもなく授業は進んで行きます。

学校内の授業だけを受けている生徒もいれば、家庭教師や進学塾で先に進んでいる生徒もいます。

授業内容を個人のレベルに目を向けずに進んで行くことで、ついていけない生徒は授業に興味を抱かなくなり自由行動を起こしはじめます。

家庭教師や塾で先に進んでいる生徒は不慣れな担任の授業に魅力を感じない。

これも自由行動を起こす原因のヒトツです。

クラス編成

生徒が年々減少していく現代、どうしてもクラス編成も偏りがちです。

また昔から担任に近い前席には比較的勉強を真面目に聞く生徒が占め、後席に行くにつれてヤンチャな生徒が多くなります。

後席は担任の目が届かない場所だけに自分勝手な行動も多くなります。

例えば後席に寝ていてもスマホをいじっていても担任は前の生徒の影で見つけることができません。

担任が教室内を歩きまわり監視をすれば、見つけることはできますが担任も問題があるような生徒から目を離す傾向があります。

臭いものにフタをしろではないですが、見て見ないフリをする教師が増えているのです。

席替えを頻繁にしないことも悪化する原因のヒトツかも知れません。

学校の取り組みの問題

そもそも学級崩壊が起こる原因は学校の取り組みの問題です。

学校は昔から問題の起こる生徒に目を背けるものです。

それは学校に悪い噂が流れることを恐れているからです。

ただでさえ生徒数が年々減少して行く中で問題児がいる生徒が数人いるだけで、その学校は悪い噂が広まります。

問題ある生徒、個人を徹底的に指導するよりも問題を起こさないように触れない方法を選ぶのが学校です。

学校は勉強を教えることはもちろんですが、それ以上に人間関係のコミュニケーションの大事さを教える場所です。

クラス全員が協力し合い、何かをやり遂げることの大切さを教える場所です。

しかし運動会でピラミットをすれば骨折問題を起こしたとメディアやSNSで批判されることを考えると余計なことはしないことが一番と考えるようになってしまいます。

学校の取り組みを変えてしまっているのは、学校だけの問題じゃなく今の過剰に反応する時代なのかもしれません。

学級崩壊を改善する方法

今も昔も不特定の人間が集まる学校では様々な問題が起こります。

しかし学級崩壊と言われるようになった今の時代は悪質です。

教師も生徒もストレスを過度に溜め込む、ストレスを発散することもできないまま悶々とした気持ちは強くなり爆発をしてしまうのです。

「これくらいなら大丈夫」と思う最初の気持ちが日に日にエスカレートしてしまう。