いじめていることは必ず証拠が残るからです。
記録するのが一番
例えばいじめがエスカレートして暴力を振るわれても、証拠がなければ警察に伝えても動いてはくれないものです。
また親や担任に伝えても「子供同士のケンカはよくあること」終わってしまう。
言葉の暴力も非常に心に傷を負いますが、身体に受ける暴力も辛いものです。
暴力や暴言をはかれていることを記録することが一番良いです。
またボイスレコーダーなどで隠して録音して記録することもできます。
記録されていることで、はじめて世の中は親身になって動いてくれるものです。
いじめられていても言葉で伝えるだけじゃ辛さは伝わらない。
学級崩壊している状況を録音して記録しておけば、後々問題になったときも証拠になるのです。
親と担任が協力する
やはり生徒が生徒にいじめられている現状は親または担任のどちらかは気付いているはずです。
まったく両者が知らないなんてことはありえません。
とくに担任は日頃から学校での様子を見ているものです。
あからさまに他人の前で生徒同士がいじめることはしないまでも、「この子はイジられキャラ」だということを把握する必要があります。
そのイジられキャラを本人が望んでいて周囲が楽しんでいるものか?それは表情を見れば分るはずです。
常に一人で活動する生徒をおかしいと感じないといけません。
学校は友達がいて当たり前です。
生徒の様子がおかしいと思えば親に相談してみることも大事です。
親の前で子供は良い子を演じるもの、いじめられていても心配かけないで気丈に振舞っている子もいます。
親と担任が協力してイチ早く手を差し伸べることが大切なのです。
家庭での指導を徹底させる
どうして自分の子供が他人の子をいじめるのでしょうか?
その原因は家庭での影響からきているのです。
親が普段から心ない発言をしていれば、子供も心ない発言をします。
とくに何気なくニュースを見ているときにでも「自分達じゃなくて良かった」「自分達には関係ない」発言をすることは良くない指導です。
「指導は学校に任せてある」学校の責任にする親が増えていますが、それは大きな間違い。
家庭での指導は重要です。
特にスマホを持っていない中高生は少ないです。
スマホを持つことで彼らは自分達の世界を作り、その世界は親も知らないもの。
それが当たり前になりつつある今の世の中ですが、未成年のうちは親が知らないなんてことは当たり前ではないのです。
中学生が22時までウロウロしていることは普通のことじゃないのです。
友達と一緒だから仕方ない、大丈夫でしょう?と思っている両親は多いはず。
家庭環境の乱れが子供の心の乱れを作り、学校での学級崩壊に繋がります。
もう一度、家庭での指導を徹底させることにチカラを入れましょう。
学校側で対策を練り、進捗を確認する
親と担任が協力し合うと学校側で対策を練ることができます。
そして進捗を確認することができます。
「ウチの子の様子がおかしい」「学校でも注意してみます」親の一言からはじまり、いじめられている子供に注目することができます。
そして「〇〇さんは、どうやらいじめに合っているようです」と現実をイチ早く両親に伝えることができる。