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学級崩壊はなぜ起こる?実態と5個の原因(続き4)

投稿拒否が増えてしまえば学校崩壊してしまいます。

モンスターペアレント

近年「モンペ」という言葉が流行りました。

モンペとはモンスターペアレントの略です。

モンペは学校などに対して自己中心的かつ理不尽な要求をする親のことです。

このモンペが怖くて学校や教師達は生徒へ正しい指導ができなくなるのです。

例えば1人の生徒がある生徒をいじめていた。

その現場を見た教師がいじめていた生徒に注意をして怒りましたが、生徒は親に「悪いことをしていないのに先生に怒鳴られた」と伝えます。

そうすると生徒の親は学校に怒鳴り込んで一方的に教師や学校に文句を言います。

冷静に考えてみれば、何も悪くないのに先生が生徒を怒ることは普通ではありえません。

でも生徒の親は「自分の子供は常に正しい」と思い込んでしまうのです。

事実確認をせずに親は一方的に教師や学校を責めて謝罪させる。

それがモンスターペアレントです。

モンペの子供は、ほとんどが親の前では良い子を演じています。

そして一歩、家を出ると好き勝手をしている自己中でワガママな子供です。

親が甘やかし育てたことが原因で学校内では問題児になっているのです。

例え、子供が学校内で大暴れをしている事実を目にしても、その原因を作ったのは「教師や学校」と責任を押し付けるのです。

モンスターペアレントは冷静に話を聞くことができません。

会話が成り立たない相手なのです。

【モンスターペアレントについては、こちらの記事もチェック!】

担任の学級放棄

モンペの親、生徒の自由行動を見てみないふりをしないといけない現実に担任は学級放棄をしてしまいます。

今の時代、何でもSNSで報告されます。

生徒が悪くて怒って声を荒げてしまった場合も動画で撮影されていてネットで流されることが多々あります。

学校は義務教育でありながら、もはや接客業のようなものです。

生徒はお客様のように扱わないと何でも問題になる世の中です。

そんな日常に疲れて先生は学級放棄を選んでしまいます。

見てみないふりをしている方がずっと楽だからです。

一言注意したことでSNSにアップされてモンペが怒鳴り込んできたら・・・そんなことを考えると他人は生徒が聞いていようがいまいが勝手に授業をする。

しかしそれは担任の学級放棄でもあるのです。

深刻化する学級崩壊の原因は?

残念なことですが学級崩壊は年々深刻化しています。

一昔前であれば、学級崩壊というものではなく一部の生徒が学校全体に対する反抗的な態度でした。

当然、ネットもスマホもない環境の中で反抗する手段は限られているもの。

今の世の中は、学級崩壊はタチが悪く悪化しています。

「ここまで反抗してはいけない」限度を知らないのです。

どうして学級崩壊は深刻化したのでしょうか?それは家庭生活や担任そのものに原因があるのです。

子供と接する時間が短くなり家族揃って食事をとる時間もなくなった現在では家族団欒を楽しむ時間もありません。