その意欲、頭が下がる思いがいたします。
このような行動が出来る人というのは、頭が切れるというか老後、ボケたりする心配はないかもしれませんね。
常に自分の過去を思い出しているのですから、脳を活発に使っている証明になります。
まあ、良くも悪くも考える行為、というのはいい事です。
例えそれが自虐ネタであっても自分の姿を世の中一般の姿と比較分析しているのですから、たいしたものです。
とにかく笑われて注目を集めたい、という一心さがこのような行動を起こす原動力となっているのでしょう。
2、自分に自信がない
自虐的な発言を言う人の心理の2つ目は「自分に自信がない」です。
この心理は正真正銘、自分への自身のなさが露骨に表れた心情でしょう。
このタイプの自虐的な人に出くわした場合は決していじり過ぎないようにするのが肝要です。
先に紹介致しました、笑われて注目されたがっている人とは比べものにならないくらい気が小さく臆病者なのです。
つまり根っからの自信のない人なのです。
だから人から話を振られたり何かの頼みごとをされても首を振って逃げるだけ。
「俺(私)は何も出来ません」と目を伏せて相手の顔も見る事も出来ず、拒否するだけなのです。
そして常套的に使うのが「自分は何をやっても駄目だ」です。
この切り札をいつも使う事によって肝心なところを逃げてきたのです。
期待されることが怖くて逃げに入っている
自分に自信がない、というのは明らかに本人の問題です。
生きていく上で経験を積まない事には何事も上達しません。
その事は重々、分かっているのですがどうしてもビビッてしまって二の足を踏んでしまうのです。
見ている方は「イラッ」と来るくらいの逃げ腰なのです。
ここまで何に対しても怖がってしまう人は確かに自虐的にならざるを得ないでしょう。
受け狙いでも何でもなく本当に人間と関わることを恐れているのです。
これでは周りの人間もどう対処してあげたらいいのか、分からなくなるでしょう。
ただ、いつまでも周囲の期待を怖がって逃げまどい続ける事も出来ません。
人間はやがて自立していきます。
何かのきっかけで昨日までの自分が嘘のように脱皮してしまう時がやってきます。
時期やタイミングは人それぞれ。
その時になったら今まで自虐ばっかりやっていた自分の事があほらしくも愉快に思えてくるかも分かりませんけどね。
なので、あんまり思い詰めず気長にやっていきましょうね。
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3、自己防衛
自虐的な発言を言う人の心理の3つ目は「自己防衛」です。
これは2つ目の特徴の「自分に自信がない」と多少リンクしてくる心理面でしょう。
自分に自信がない、という事はそれだけ外部からの刺激に対して恐れや恐怖を感じているともいえるでしょう。
こうなってくると出来る限りそういった接触を避けようとするのが人間の本性です。
でなければ、自分のだらしないところを白日の下にさらされて嫌が応でも恥をかかなければならなくなるのですからね。
その為にわざと自虐的な人間を装って自己防衛に走る、という訳です。