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人間関係が上手くいく方法は?良好な...(続き4)

相手を褒めて自分の気持ちを伝えるフレーズはたくさんあります。

相手の心をくすぐるような言葉も多く見かけます。

親しい仲間の間では、「スッゲえー」などと叫んだり、サッカー選手の活躍で人気が出た言葉「半端ね~」なども褒め言葉なのです。

商売人は、来店したお客様に向かって、初めての人だろうと常連客だろうと、「毎度ありがとうございます」と「毎度」を付けます。

主人の会社の人に出会うと、奥様は「いつもお世話になっております」と「いつも」を付けてお礼をいうのです。

「毎度」や「いつも」は、これまでに受けた数えきれないくらいの感謝をしているという気持ちを伝えているのです。

講演会の最後には、「ご清聴ありがとうございました」としっかりと聴いてくれた事への感謝で締めくくります。

人間関係を上手くスムーズにやっていくには、このような感謝の気持ちを持つことと、それを上手く伝えることが重要なのです。

5.見返りを求める


嫌な人だと感じる時は、必ず何かの見返りを期待して行動を起こす人です。

結構多いのは、何かをしてあげるので、逆にこれをしてほしいという交換条件を浸けることです。

昔の物々交換でしょうか?このように、明確に見返りを要求する人もいる代わりに、世間でいう「あうんの呼吸」や「忖度」で求める人もいます。

「言わなくても分かっていますよね?」などとくぎを刺されるような申し入れをする人なら、「こんな人とは付き合いたくない」と感じるはずです。

このように、口に出して言わなくても、見返りを求めているような素振りをされると、これも嫌な気分になってしまうのです。

これは、実はその人は以前にいろいろと面倒を見てあげたのに、その人に裏切られてしまったという過去の苦い経験があったのかも知れません。

それで、そんな辛い目に合わないように、最低限のリスク防止の目的かも知れません。

しかし、人間関係は少しぐらいの腹立たしい目に遭っても、それを乗り越えるような前向きな気持ちを持つことが必要なのです。

人間関係を上手く進めるには、多少の犠牲も仕方がないのです。

そんな損得勘定を持っていたら、上手くいくはずはありません。

見返りを期待しない前向きな行動が重要なのです。

過度な期待をしない

日本には昔からの良いことわざがあります。

「情けは人の為ならず」という言葉です。

この言葉の意味を誤解している人が多いようです。

それは、「他人に情けをかけてあげると、その人の成長のためにならない。

安易に助けてはいけない」という風に思っていることです。

そうではなくて、直接の見返りを求めているのではなくて、「誰かに情けをかけることで、その人がまた別の誰かに情けをかけ、巡り巡って自分に返ってくること」なのです。

過度な期待をしなくても、誰かを助けているといつしか自分が助けてもらえることになるという考え方です。

過度な見返りを期待することなく、他人に親切にしてあげることが大切なのです。

6.相手のことを考えない

自分のことしか考えない人ほど嫌な人はありません。

相手の気持ちなどは考えないのでしょうか。

それとも、考えてはいるが無視しているのでしょうか。

コミュニケーションが満足に取れないという障害を持っている人もいますが、それでなければこんな人との付き合いは避けたいと思うはずです。

相手のことを考えない人は、その場の空気を読めない人でもあるようです。

自分の思うとおりに進まないと感じると、言うことを聞かない相手を無視して、我がままを押し通そうとするのです。

すると、当然仲間の中から外されてしまって、孤立する羽目になります。

当然ながら、人間関係は上手くいくはずがないのです。

人間関係が上手くいかない人は、相手のことを考えるという思いやりが欠けているのです。

相手を思いやる

自分の意見を聞いてくれない、思うように進めてくれない、などと感じるとみんなに反発するようになります。