自分の方が偉いと思い込んだり上から目線で見るようにもなります。
人の好き嫌いがハッキリしてきます。
みんなで仕事を行う場合などでは、自分の意見が通らないと、それだけでイライラしてしまい仲間にも非協力的になってしまいます。
そして、単独での行動が日増しに増えていって、いつしかチームワークも乱れてくるのです。
相手を思いやる気持ちがなくて孤立してしまうと、人間関係なんて上手くいくはずがないのです。
何を求めているかを察知する
少なくとも相手が、いや仲間が何を求めているのかを察知することは大切です。
相手のことを理解できなければ、こちらも相手に対応して行動を起こすことも出来ないからです。
今時点では何を求めているのか、そしてその場の雰囲気を壊さないためには何をすべきか、そんな事を察知できなければ、コミュニケーションも満足には進みません。
その時の相手のちょっとした表情の変化や態度の変化、会話の声の変化でも相手の気持ちの揺れを掴むこともできます。
相手が嫌がる時の仕草やお決まりのポーズなど、相手を推察する現象もいろいろとあるはずです。
そんな現象を拾い集めているだけでも、何を求めているかが分かるものです。
そんな観察や気配りが、人間関係を変えていくのです。
人間関係が上手くいっている人は、相手の心を察知する方法をしっかりと持っているのです、
人間関係が上手くいく人が絶対にしない考え方
日常生活でも、ご近所の人との人間関係は上手くいってほしいと願っているはずです。
人間関係がこじれてしまって、長きにわたり嫌な思いをしながら暮らすことを希望していないはずです。
多少の気遣いをしながらも、円満で楽しく過ごしたいと思っているのです。
会社に勤めていても、仕事をスムーズに進めるため、いろんな部署の人とも人間関係をキチット構築しておきたいものです。
ところが、何らかの理由で実際には人間関係が上手くいっていないと嘆き悩んでいる人も多いのは事実なのです。
人間関係が上手くいかない理由は様々なのですが、人間関係が上手く行く人が絶対にしない考え方があるようなのです。
このような考え方を持っていると、人間関係は上手く進まないとも言えるのです。
そのことを認識しておくと、少なくとも無駄な人間関係のこじれも起こさないはずです。
ここでは、人間関係が上手くいっている人が絶対に避ける考え方についてまとめてみました。
1.先入観をもつ
間違ったことを信じ込んでしまうと、なかなか真理を見抜くことが出来なくなります。
いわゆる先入観を持ってしまうことです。
先入観はその人の考える幅を狭めてしまって、視野を広げて物事を観察することも出来なくなるのです。
昔のことわざにおもしろいものがあります。
それは「幽霊の正体見たり枯れ尾花」です。
怖い怖いと思っていると、何でもないものまで恐ろしい幽霊のように見えてしまうということわざです。
枯れ尾花とは、枯れたすすきの穂のことなのです。
幽霊が出るという先入観があると、枯れすすきの穂がざわついているのを幽霊と見間違えるのです。
先入観とはそんな感覚のことなのです。
ある人と面談することになった時に、その人をよく知っている人から「あの人は思いついたことをすぐに口に出す様な軽い人だ」と教えてもらっていると、その人のひと言ひと言の信憑性を疑ってしまい、真剣に耳を傾けることが出来なかったことを覚えています。
変な先入観を持ってしまうと、なかなか消せないものなのです。
だから、人間関係が上手くいっている人というのは、不確実な話題から間違った先入観を持たないように注意しているようです。
あくまでも、自分が直接会って、見て聞いて感じたことを大事にしているようです。
思い込みを捨てる
偏った思い込みほど、厄介なものはありません。