よく「色眼鏡をかけて見られてる」と言いますが、これは赤い色眼鏡をかけて見ると、かけた人は世界が赤く染まって見えることを指しています。
つまり、最初から何かの思い込みをもって相手を見てしまうことなのです。
思い込み通りに染まって見えるのです。
まじめな人のことを、「あいつは、真面目な顔をして嘘をつく」などと紹介してしまうと、その人と話をする人はいつ騙されるかと注意しながら接することとなります。
軽い噂でも、間違いだと分かるまでには長い時間がかかるものです。
その間違いが分かるまでの間は、そんな疑いをかけられて過ごしていることになるのです。
人間関係が上手く行く人というのは、軽々しくそんな先入観を持つことは絶対にしないのです。
あくまでも、自分自身で判断するのです。
2.苦手意識をもつ
先ほどの間違った先入観を持たないことと意味は同じだと思います。
自分にとって苦手な人だと思い込んでしまうと、コミュニケーションも上手く行かないし、協力して仕事をすることも出来なくなります。
しかしながら、人間関係での苦手意識は多くの人が持っていることなのです。
苦手意識を持っていない人などいないと言っても良いでしょう。
しかし、社会人として生きていく上から、苦手意識をなんとか克服することも必要なのです。
では、どのようにすれば苦手意識を克服できるのでしょうか。
共通点を探す
人間関係で苦手意識を持ってしまうと困ったことになります。
何をするにも、つい苦手意識が頭によぎるのです。
悪いイメージを持ってしまっているのです。
そこで、苦手な人の良いところ、良いイメージを作るのです。
「あんなことにはとても前向きで打ち解けやすい」とイメージを作ると、相手の行動を待つのではなく積極的に自分の方からし掛けていくのです。
そして、何かの共通点を見つければ、そこに向かって突き進んでいくのです。
悪いイメージを払拭する努力をするのです。
3.悪口を言う
平気で人の悪口をいう人がいます。
自分の悪口ではないのですが、他人の悪口であっても気分がいいものではありません。
その悪口を言っている人が彼らのリーダーであれば、そのリーダーと一緒になって悪口を拡散する人もいます。
リーダーに肩を持つつもりなのでしょうが、見苦しいものでなんと心の狭い人間だと軽蔑してしまうのです。
まあ、誰でも他人の悪口を言った経験はあるはずです。
その時の雰囲気もありますが、何か特別にひどいことをされるとつい興奮して悪口を叫んでしまうのです。
しかし、だんだんと大人になっていくと、そんなに簡単に、しかも感情のおもむくままに悪口や暴言を吐くことは、自分の品位を落としていくものだと気付くのです。
仲間から信頼されていると、そう簡単には悪口は言わないことになるのです。
悪口を言いたくなっても、一呼吸おいて冷静になってあえて言うことを止めるのです。
先輩からは、「おまえ、大人になったなあ!」なんて褒められることにもなります。
悪口を言うことを抑えることは、大人の仲間入りなのでしょうか。
人間関係が上手く言っている人は、本当にみんなの前では悪口を言うことが無いようです。
人間関係をスムーズに進めていくには、悪口は絶対に慎むべきです。
4.不平、不満を言う
普通に生活をしていても、必ず不平や不満を言いたくなる時があります。
決められたルールを守らない人、約束が守れない人、言ったこととやることが違っている人など、キリがありません。