他人のことだと思っていると、実は自分も不平不満の対象になっているかも知れないのです。
不平不満の種は、ほんの些細なことであったり、大きな問題に発展するような重要なものまで多彩です。
不平不満を多く抱えている人は、他の人に比べてそんなに多くの嫌な出来事が起こっているのでしょうか。
その人の活動範囲や付き合う人はそんなに多いのでしょうか。
普通の人なら、不平を言うことがないようなことまで、不平と認識しているのでしょうか。
そのあたりを考えてみると、不平不満をよく言う人の特徴が見えてきました。
つまり、何でも完璧を求める人。
自分がすることは何でも完璧に行うことを基本としています。
いわゆる完璧主義者です。
だから、他人がしていることを見ると、我慢がならないことが多いのです。
つい「もっとこうすれば良いのに」と思ってしまい、それが愚痴になる、不平不満のもとになるのです。
それと多いのがマイナス思考の人です。
これをやると、きっと失敗するとか間違うなどと勝手に連想してしまい、それが不平や不満となって口から出るのです。
こんな状況では、人間関係は上手く行かないのです。
上手くいく人は、不平不満は簡単には漏らさないのです。
5.自分さえよければいい
自己中心に考える人は、周りの人のことを気にしないのです。
自分中心で考えてしまいます。
その気持ちが進んで行くと、自分さえ良ければいいと考えてしまうのです。
これでは、人間関係が上手くいくはずはありません。
仲間と絶えず衝突してしまうからです。
常に周囲のことも考える
人間関係を上手く進めるには、仲間の協力が必要です。
仲間との意思疎通が重要なのです。
自分に多少問題の原因があっても、仲間たちがカバーしてくれるのです。
こんな信頼関係が出来上がるためには、常に周囲のことを考えておくことが大事なのです。
何かあれば、すぐに対応してあげるのです。
6.目上の人をたてない
自分が仲間から認められる時には、目上の人にも認めてもらう必要があります。
何かのサークルでも会社の組織でも、リーダーからの支援も配慮も必要なのです。
そのためにも、何か嬉しいことがあれば、自分だけの手柄にしないで目上の人の協力や理解があったことを感謝するのです。
目上の人を外して仲の良い自分達のグループだけで進めていくこともできます。
自分達だけで満足して喜ぶこともできます。
しかし、その成果を部外者の人達にも認めてもらうには、やはりリーダーや目上の人の協力も必要なのです。
普段から目上の人に立てついたり軽視していると、縦割りの社会では人間関係がスムーズに行かなくなるのです。
人間関係が上手くいっている人は、普段からキチット目上の人を立てて接しているのです。
目上の人を立てないで人間関係が上手くいくことはないのです。
謙虚に接する
目上の人には、常に謙虚に接することを心掛けておくのです。
おだてすぎては逆効果ですが、何かの時にしっかりと立てることを忘れないことです。