仕方ない」という言い方で、何ごとかをあきらめる時があります。

以前に、せっせと貯めていたポイントを使って、狙っていた商品と交換しようと楽しみに待っていたのですが、つい交換するのを忘れていたのです。

そのことに気が付いて、慌てて保有しているポイントを確認すると、先月末で期限切れで失効したポイントがあったため、欲しいものと交換することができませんでした。

せっかく楽しみにしていたのに残念でした。

つい「こんなことになってしまって、仕方がないわ」と嘆いたのです。

失効するポイントを確認しておけば良かったのですが、つい忙しくて忘れていたのでした。

今さら残念がっても仕方がないことなのですが、悔しくて自分に腹が立ってしまったのです。

このように、今さら気付いても手遅れでどうすることもできない状態を「仕方ない(仕方がない)」と表現するのです。

どうすることもできない状況を、粛々と受け入れなければならない時に発する言葉で、みんながよく使う慣用句なのです。

ほぼ同じ意味の言葉としては「仕様がない(しようがない)」、止むを得ない(やむをえない)」、もっと古くは「是非も無し(ぜひもなし)」や「是非も及ばず(ぜひもおよばず)」などとも表現したようです。

一説では、京都の本能寺に陣を構えていた織田信長を、明智光秀の反乱軍が襲撃した時に、この反乱軍を率いるのは家臣の明智光秀だと知らされた信長が発した言葉は、「是非も及ばず」だったとも言われています。

ここで反乱軍に取り囲まれれば、手薄な味方の軍勢ではとうてい勝ち目はない(どうすることもできない、仕方がない)と悟ったようです。

どのように考えても、他に良い方法が思い浮かばない、切羽詰まった状況なのです。

現代では、電車に乗り遅れて遅刻した時も「仕方がなかった」と言い訳したり、何かに失敗してしまったときも「仕方がない」とあきらめるのです。

呪文のように言い訳をしたり自分を慰める時にも使う慣用句のようです。

仕方ないという言葉には、他の意味もあるのでしょうか?

「仕方ない」という言葉を調べてみました。

仕方ないってどういう意味?

口癖のように言う「仕方ない」という言葉は、いろんな意味があるようです。

みんなは、それを本能的に区別して使用しているようです。

一番多い使い方は、どうすることもできないと分かった時や、他に良い方法が見つからない時に発するのです。

仕様が無いという言葉通りです。

そして、何度注意しても分からない人や他人に迷惑をかける癖のある人などのことを「仕方がない奴だ」と切り捨てます。

言うことを聞かない子供にも、「仕方がない子だね」と叱るのです。

このように良くない状態や困った時にも「仕方ない」と表現します。

最後に、自分自身があることに我慢できなくなって、気持ちを抑えきれない時にもよく使う言葉です。

「あの料理が食べたくて仕方ない」「あの人に会いたくて仕方ない」「お酒を飲みたくて仕方ない」など、いろんなシーンで使う言葉でもあります。

どうすることもできない


この世に生まれてくる時には、既にどうすることもできないことを背負って生まれてくるのです。

例えば、生まれた時には男か女かに分かれています。

成長していくにつれて、男が女に生まれたかったと嘆いても、どうすることもできないのです。

最近では、男として生まれたけれども女の方が良かったと思い込み、自分の性に対して不快感や嫌悪感を絶えず感じて男としてのまともな生活が送れなくなる人が増えました。

女の場合も同様に、男として暮らしたいと思う人も増えてきたのです。

医学的には「性同一性障害」というれっきとした病気なのです。

この障害を抱えた人は、性別適合手術(性転換手術)を受けることもありますが、基本的には生まれながらに性別は決まっていて、どうすることもできないのが現状です。

わたしはアメリカで生まれたかった、フランスで生まれたかったと叫んでも、これもどうすることもできないのです。

出産の時に海外に移住して出産すれば、その国の国籍を取得することもできますが、普通に日本国内に住んでいればどうすることもできないのです。

また、国籍を外国で取得しても、彫の深い欧米人の顔つきや体格はどうすることもできないのです。

せめてハーフとして生まれれば、少しは欧米人並みの身体になるとは思いますが。

このように、生まれながらにして宿命のような何かを背負って生まれる時には、どうすることもできないと言わざるを得ません。

「仕方ない」という表現には、どうすることもできないその人の宿命を感じることもあるのです。

そして、例えば男として生まれた人が、ある女性に恋をして結婚することにでもなれば、その人達が結婚するという運命であったのです。

この運命は、それぞれの男女が生きていく過程である絆で結ばれた結果で、この結果はふたりの行動によって変わってきたものであって、どうすることもできないということにはなりません。

どうにかできるチャンスはあるのです。

背が高過ぎる・低過ぎる、胸が大き過ぎる・小さ過ぎる、などはどうすることもできないのです。

ほかに方法がない

ある問題が起こって対策を考える時に、トコトン考えても良い方法が考えられないという時に、「仕方ない」と投げ出すことがあります。

昔の人はこんな時に言う言葉は、「万策尽きた(ばんさくつきた)」と表現します。

あらゆる方法を試みたけれど上手く行かなかったので、もう他に取るべき方法がないという意味です。

一万回も試みたができなかったという感じです。

もう打つ手がない、万事休す、絶体絶命などの表現もあります。

元プロ野球選手で監督になって弱小球団を優勝に導いた星野仙一さんは、脊柱にある黄色靭帯にカルシウムが沈着して骨化するという難病を患っていました。

骨化した黄色靭帯が脊髄を圧迫することで、下肢のしびれや麻痺の症状を引き起こす厄介な病気でした。

この病気の原因が不明であるため、ガンの治療時のように患部を削除したり抗がん剤や放射線治療という効果的な方法は無かったのです。

医師もいろいろと検討したようですが、この病気の経過が予測できないこともあり、初期には消炎鎮痛剤などの投与しか他に方法が無かったのです。

このような状況であるため、万策尽きてこの投与しか「仕方ない」となったようです。

星野元監督も、元気になって野球を楽しみたくて仕方なかったと思います。

やむを得ない

何かを断る時の言い訳として重宝している言葉が「やむを得ない」です。

会社の仲間から「今度のゴルフコンペには参加してよ」と頼まれたのですが、もともとゴルフは好きではないしお金もかかるので断ることにしたのです。

コンペの幹事からも案内のメールが来ていたのですが、「やむを得ない事情で、欠席させていただきます」と返事しました。

「やむを得ない事情って、何だよ?」と問合せメールが返ってきたのですが、今度は「ある事情により仕方なく欠席です」と返事を下のです。

「何だかよく分からない理由だなあ」と幹事はボヤいていましたが、ともかく欠席することは納得してもらいました。

やむを得ないとは、漢字で書くと「已むを得ない」なのですが、「已む」は常用漢字外なので「止むを得ない」という表記の方が一般的なようです。

「仕方がない」と同じような意味なのですが、「已む」とは「雨が已む」というようにそれまで続いていてことが終わることを意味するのです。

そして「を得ない」という言葉は、その前の言葉に対して「それができない」とか「それがない」などの意味の言葉です。

すなわち、「やむを得ない」とは続けるという行為ができないことを表しているのです。

参加するという行為ができない、やむを得ない、仕方ない、と連動するのです。

仕方ないという気持ちの中には、「続けたい(参加したい)けれどそれができない」という感情が込められているのです。

困る


今度入社した新人の若者は、PCのキーボードの操作が下手くそで、Wordで書類を作らせてもすごく時間がかかってしまうのです。

ベテランの女子社員と比べると、3倍ぐらいの時間が必要なのです。

それに加えて、ビジネスレターの書式が飲み込めていないようで、上司から注意されてばかりのようです。

女子社員は両手でブラインドタッチで書類を作っているけれども、新人さんはぎこちない手つきでキーボードをにらみながら叩いているようです。

パソコンスキルは格段に低いようです。

書類作成のスピードが遅いくらいなら、慣れてくると早くなると期待できますが、実は漢字変換のミスが多いのです。

とんでもない漢字を挿入したリ、意味がまったく異なる漢字を平気で使うのです。

これには上司も文句をつけて、顧客に送る文章としては恥ずかしい。

十分に気を付けて見直すことを指示したのです。

それでもすぐには直らないもので、上司はつい「仕方がない奴だ」と愚痴をこぼすのです。

この時に使う「仕方がない」という意味は、どうすることもできないという意味よりも、良くない・困るという意味に使われているのです。

つまり、まともな文章が作れない程の「困った奴だ」ということなのです。

誰かを批判したリ突き放したりするときに使う言葉で、「遅刻ばかりして仕方がない男だ」「毎晩大酒を飲んで仕方がない」などと使われます。

ネガティブな表現に適した言葉と言えます。

たまらない

あることに対する欲求が強くて、寝ても覚めてもそればかりを夢みたいる時にも使われる言葉でもあるのです。

ある若者が、仲間に誘われて東京ビッグサイトで開かれていたコミックマーケットに初めて出かけたのです。

アニメの世界やらキャラクターのフィギュアなどが所狭しと展示されているのです。

日頃からストレスを抱えていたその若者は、可愛い顔をしたスタイルの良いアニメキャラクターに惚れてしまったのです。

等身大のポスターはもちろん、いろんなポーズをしたキャラクターのポスターを、壁や天井などに貼り付けて毎日話しかけているようです。

ニコっと笑顔で見つめられていると、ストレスも疲れも飛んで行くようなのです。

自分の部屋にいる時には、本当に楽しくて仕方がないのです。

仕事が終わるとまっしぐらに自分の部屋にもどり、早く会いたくて仕方がないのです。

この場合の「仕方がない」とは、「我慢が出来ない」とか「たまらない」という意味で使われるのです。

今度交際を始めた彼女のことが頭から離れずに、時間があれば「彼女に会いたくて仕方がない」というように使います。

非常に興味がある事や我慢が出来ないくらいの状況なのです。

わたしの友人は、仲間とドライブに出かけたのですが、あいにくの大渋滞に巻き込まれて車は動かなくなったのです。

その時に発した言葉は、「イライラして仕方がない」「おしっこがしたくて仕方がない」「腹が減ったので、何か食べたくて仕方がない」「歩いた方が早いくらいなので、走りたくて仕方がない」などでした。

いずれも我慢できなくなって出た言葉です。

例文

いろんな意味を持つ「仕方ない」を使った例文を紹介します。

彼は怠け者で仕方ない

あいつは本当に困ったやつだ、という言い方です。

何かに困ることは非常に多いので、この使い方もたくさん見かけられます。

・真面目に働いてくれると期待して仲間に入れたが、ちょっと目を離すと手を休めてサボっているようです。

それを見かねた仲間の一人が、「彼は怠け者で仕方ない」と吐き捨てるのです。

・今度の彼女は美人でスタイルもいいので、ふたりでデートしているとみんなが羨ましそうに見つめるので気分がいい、とよく自慢しています。

しかし、親しい友達には「彼女は意外と気性が荒くてなんでも好き放題にするんだ。

本当に我がままで仕方ない」とボヤくのでした。

・何かを使っても後片付けをしない、服も脱いだままに置いている、などと娘の性格に怒りを覚えて言う時の言葉は「本当に後片付けができなくて仕方ない娘だ」です。

仕方ないからそうしよう

あることをやろうと計画して始めたけれども、いろんな問題が出てきて思うように進んでくれません。

今までなら簡単にできたことが、今回は上手く行かないのです。

こういう経験はみなさんもお持ちのことと思います。

今までとは手順が違っているのか、自分の能力不足なのかがハッキリしないのです。

自分だけでは解決しないと思って、仲間にも相談してみましたが、原因は分からないのです。

仲間の誰かが、「原因がハッキリしないのであれば、まったく別の方法でチャレンジしてみてはどうでしょうか?」という提案があったのです。

別の方法で上手く行ったことはまだないのですが、時間が経つばかりでダラダラとしているだけです。

そこで今回は仲間の提案に賛同して「このままでは、どうしようもないし、仕方ないからそうしよう」となりました。

原因が分からない、いろいろと手を変えて見たがどうしようもない、などと行き詰った時に「仕方ないから」という言葉を使うのです。

・仲間と合流して行こうと約束していたのですが、時間が来ても待ち合わせの場所にやって来ません。

スマホにも連絡もないし困っていたのです。

そんな時に仲間の一人が「仕方ないから先に行こう」と切り出したのです。

会いたくて仕方ない

恋愛の経験がある人には、よく分かる気持ちです。

交際が順調に続いて友達から恋人に変わったころには、時間があれば「会いたくて仕方ない」という気持ちになるのです。

この恋が進行すると、「手を握りたくて仕方ない」「抱きたくて仕方ない」・・・
このように、我慢が出来なくなった時に使うのです。

考えても仕方ないこと5選

世の中には、いくら考えても仕方ないことも多いのです。

その代わりに、考える必要がないことまで考えてしまう時もあるのです。

将棋の世界でも若手の棋士が台頭してきて、若くして六段まで昇り詰めた人もいます。

この影響からか、暇な時に詰将棋を考えている人も増えました。

会社の昼休みに、ひとりでデスクで詰将棋の雑誌を見ながら問題を解いていた時です。

通りがかった将棋好きの先輩が、「へえ、おまえが詰将棋を見ているの?」と覗き込んで、「この問題は、桂馬の使い方がポイントだよ」と指をさすのです。

一生懸命考えていた彼は、「余計なお世話ですよ」と文句を言ったのだが「詰将棋は、時間をかけて考えても仕方ないんだ。

詰めの一手を覚えておくんだよ」と言って通り過ぎました。

でも、初心者にとっては「考えても仕方ない」のではなくて、まずは考えることから始めるのです。

考えても仕方ないこととは、いったいどのようなことでしょうか?

1.他人のこと

自分よりも他人の方がよく見える、という心理は誰にでも起こることです。

昔から「隣の芝は青く見える」ということわざがあります。

どうして隣の芝生は、うちの芝生よりも青いんだ(素晴らしいんだ)、というネガティブな気持ちになってしまうものなのです。

目につくものは、他人のものだと何でも自分のものよりも良いものに見えてしまうのです。

ご近所の家族が揃って出かけるところを見つけると、自分の家族よりも幸せそうだなとか、裕福なんだろうなあ、と思ってしまうのです。

腕を組んで楽しそうに歩いている恋人同士を見ると、幸せそうだなと思ってしまうのです。

こういう心理は誰もが持つ心理なのですが、頻繁に隣の芝が青く見えているのは、あなた自身に問題があるかも知れません。

この心理は、単に見えている表面的な現象だけを読み取って、そこから勝手に自分がイメージを膨らませているだけなのです。

本当のことは知らないのに、自分達よりもいいように考えてしまう癖なのです。

幸せそうな家族も、家の中では喧嘩ばかりかも知れません。

仲の良い恋人同士と思っていても実は不倫の真っ最中で、今の奥さんと離婚調停中かも知れません。

他人のことは、その裏側にあるドラマは、決して見えては来ないのです。

そんな他人のことを表面だけ見ても、そういう人もいるんだという事実だけなのです。

自分は自分他人は他人

よく考えると、もし他人の問題を知っても、それが自分にとってどのような影響があるのかはよく分かりません。

自分ともう一人の他人の二人がいて、どちらかを採用すると言われれば、相手の方が優れていると感じると、自分が落選するのではとは思いますが、こんなケース以外では利害関係は分かりません。

だから、頼まれてもいないのに他人のことを真剣に考えてしまうと、他人の負荷を背負ってしまうことになりかねません。

相手から見ても、余計なお世話かも知れません。

かえって反感を買ってしまうのです。

他人のことが羨ましく見えても、表面上だけのことかも知れません。

その他人の実情が分からないからです。

自分は自分他人は他人とキチット分けておくことです。

他人のことを考えても仕方ない事なのです。

他人がどうであれ、自分は自分でいればいいのです。

そして自分が良いと思うことをただ実践してゆけばいいのです。

対人関係で他人と衝突した時も、「自分は自分他人は他人」と考えると、自分を楽にすることもできます。

2.過去の出来事

時間ばかりは後戻りさせることはできません。

過去の出来事で都合が悪いものをみんな消せと言っても消せるわけがありません。

いったん大きな過ちを犯してしまったとなると、過去の出来事自体を消すことはできませんが、みんなの記憶が薄くなるまで辛抱強く待つしかないのです。

タレントや政治家のスキャンダルなんかもそうです。

いったんマスコミなどで表沙汰になってしまうと、時間が経って忘れてくれることを期待するしか方法はありません。

時間が過ぎて、みんなの興味がなくなるのを待つしか仕方ないのです。

過去は変えられない

過去の出来事は変えられません。

それによって影響を受けるなら、仕方ないことなのです。

不都合なことを忘れてもらうには、何か新しいポジティブな出来事を演出してそちらに注目してもらうことです。

過去を変えられないのは仕方ないことなのです。

3.未来なこと

過去は書き換えられないものであることは理解できます。

では、未来はどうなのでしょうか?

もし、未来が自分の手で決められるものなら、初めから仕方ないとあきらめることも無いのです。

自分が思うような未来を作ればよいのです。

現在の状況と行動パターンをキッチリと摘むと、少し先の未来も見えてきます。

科学の発達に寄って、宇宙から低気圧や高気圧の状況を把握することができています。

スーパーコンピューターのお蔭で雨雲や台風の進路も、かなりの確率で正確に予測することもできます。

すると、明日という未来の天気も分かるのです。

「明日の天気なんて、未来のことだから分からないのは仕方ない」なんて言うことはできないはずです。

しかし、現実にはこの天気の予想も外れるのです。

こんな時は、予想不可能な前線の動き、とか予想不可能な台風の動き、などと予想が不可能であることを白状するのです。

やはり、未来を予測することができないのは仕方ないとなるのです。

まだ先のことは考えても仕方ない

科学者は、不確定性原理によって未来に起こることを確率的に予測できないと結論付けています。

世の中の出来事は確率に支配されているから、未来は不確定で決まっていないということです。

科学者の考えることは難しいのですが、要するに先のことは誰にも分からないということです。

熱愛中の二人が、お互いに好きだと告白して受け入れても、将来必ずしも結婚して幸せな家庭を築くことができるのかと言えば、先のことは分かりません。

これからいろいろな出来事が起こるので、先のことは考えても仕方ないのです。

4.自分にはどうしようもないこと

この問題は、生まれながらの宿命のようなことです。

これまでにも書きましたが、男として生まれたのですが、成長するにつれて女として生きる方が楽だ、自然だと思うようになった時です。

化粧をして女装をして世間に出るようになるのです。

自分はどうして女として生まれなかったのだろう、と考えても仕方がありません。

自分にはどうしようもないことです。

部分的には女性らしく変えることはできても、根本的には男性のままなのです。

もっと彫の深い欧米人のような顔と、180センチを超す身長が欲しいと願っても、自分にはどうしようもないこと、仕方ない事なのです。

考えても無駄になる

何を考えようと、考えることは自由です。

しかし、自分にはどうしようもないことは、考えても無駄になるだけです。

無駄なことを考えるよりは、今の自分を客観的に見つめて、自分なりの行動をとることが一番なのです。

5.変えられない事実のこと

どうしても変えられない現実があることも知るべきです。

100メートルを10秒そこそこで走ることができる人がいても、努力しても誰もがそんなに速く走ることなどできるはずがないのです。

彼らは、自分とは別の能力や特徴を備えているのです。

努力しても変えられない事実があるのです。

もっと脚を長くしたいと願っても、生まれた環境で決まっているのです。

変えられない事実があることを認識するのです。

どうしても変えられないのなら考える必要はない

努力してもどうしても変えられないのなら、変えようと考える必要はありません。

現実をよく見て、今のままで自分は自分と考えて、自分なりの生き方や行動をすべきなのです

考えても仕方ないことを考えないようにする5個のコツ

わたしたちの脳は、自分に関係する事だけを考える訳ではないようです。

ハッキリとした目的があって考える時と、まったく意味がないことを考える時があるようです。

気分的にイライラしている時や疲れすぎた時に、何かの不安を感じて余計なことまで考えてしまうのです。

この自分に余計なことというのは、考えることに意味がない、考えても仕方ない事なのです。

このような考えても仕方ないことほど、考えを止められずに延々と考えてしまうものです。

そしてある瞬間にそれに気づいて、考えることを止めるのです。

このような、考えても仕方ないことを考えないようにするのは、どうすれば良いのでしょうか。

そのコツを次にまとめました。

1.人に話す

考えても仕方ないかどうかが、自分でも分かっていない時があります。

そんな事は、考えても無駄だと気づいていないのです。

「それは仕方がないことであきらめろ」と忠告してくれる人がいないのです。

誰かが「もうやめろ」と叱ってくれる方がいいのですが、そんな人が身近にいないのです。

だから、ダラダラと仕方ないことを続けているのですが、その理由はしっかりと状況を把握できていないからです。

自分で状況を整理できていないのです。

そんな時には、友人や親しい仲間に話してみることです。

話すことによって、仕方ないことの問題点について自分の気持ち整理できるのです。

そして、自分の気持ちに改めて気付くことがあるのです。

話すとスッキリする

人に話すことによって、相手は問題点や疑問点を見つけることになります。

「それはいくらやってもダメだ。

仕方ないことだから」と自分が気付かなかったことを指摘されることもあります。

そして改めて「仕方ないことだったのか」と分かるのです。

人に話すということは、話す時に自分の考え方も整理でき、スッキリするのです。

2.不安な気持ちをごまかす

仕方ないことを考え過ぎて、不安になることがあります。

飛行機に搭乗して空を飛んでいる時に、席に座りながら「エンジンが止まったらどうしよう」「翼が折れたらどうしよう」などと余計なことを考えていくと不安になるのです。

飛び上がったらパイロットに任せるしか仕方ないのですから。

そんなことを考えるよりも、音楽でも聞いてリラックスすればよいのです。

強引に思考を変える

何か不安なことを考えだしたら止まりません。

そんな時には、まったく別の楽しいことを考えるのです。

強引に思考を変えるのです。

例えば、現地に着いたら宿泊するホテルはどのような施設が整っているのかな?とか、今夜のディナーは何かな?などと意識して思考を変えてみるのです。

3.物事を客観的に見てみる

仕方ないことを考え続ける時には、きっと興奮していることでしょう。

そして次に、このままだとマズいことになりそうだと不安や心配が気持ちを支配しているはずです。

交感神経が活発に働いているはずです。

これでは話しになりません。

一度、物事を客観的に見てみるのです。

自分自身の状態を、客観的に眺めて見ることが必要です。

すると、案外自分の行動が間違っていることに気付くはずです。

一旦冷静になる

とんでもないことを続けていると、先輩から「おまえは一度頭を冷やせ」と怒鳴られることがあります。

仕方ないことを続けている時には、冷静さを欠いている場合が多いのです。

俗に言う「頭に血が上っている」状態なのです。

頭を冷やして一旦冷静になるのです。

今の環境を離れて、深呼吸か瞑想もいいと思います。

4.果たして考えて解決できるものなのか見極める

冷静になれば見えてくるものがあります。

今取り組んでいることは、果たして考えて解決できるものなのかどうかです。

考えて答えが出るものかどうか、考える意味があることなのかを見極めるのです。

自分で見極められない時には、先輩か誰かに聞けば良いのです。

以外に簡単に判定してくれると思います。

無駄だと思った時点で考えるのをやめる

これは考えても解決できるようなものではないと分かると、素直に考えることを止めるのです。

無駄なことを考えることほど仕方ないことなのです。

5.寝る

ふてくされて寝ることも、考えないようにする一つの有効な方法です。

恐らく心身共に疲れ果てている状態です。

体調が良くないと、正常な判断や考えも浮かんでこないのです。

しかし、簡単には眠れない人もいることでしょう。

その場合には、ひと工夫です。

眠りに落ちやすい環境を作っておくのです。

お風呂にサッと入って、好きな音楽を聞きながら、敢えて別の楽しいことを考えながらベッドで寝るのです。

眠りやすくするために、それまでに適度な運動をして汗を流しておくこともいいでしょう。

深い眠りが理想ですが、ともかく寝ることで忘れるのです。

回復して忘れる

良質な睡眠は、心身共にリフレッシュできます。

長時間でなくとも、6時間ほどぐっすり眠れば思考はもどります。

冷静になれるし、余計なことは忘れてしまい、新しい思考にもチャレンジできるのです。

仕方ないと思うことも大切

自分の行動には、意味があることと意味がないことがあることを知ってください。

しかも、今考えても仕方ないことで、心をすり減らしている人が多いことも知っておいてください。

現代社会は、複雑な人間関係で構成されています。

義理ある人から頼まれたことは、どう考えても意味があることだとは思えません。

でも、意味がないからやりませんとは言いづらいのです。

その人のメンツを立てるために、やってあげなければならないのです。

このような行為は、どうにも仕方ないことだと思うのです。

ある集会に参加者が少なくなったので、参加してくれないかという上司の依頼というか命令があれば、半日ぐらいは目をつぶって参加してやろうと思う時があります。

抵抗して波風が立つと、今後の仕事にも影響がでそうで、つい仕方ないと思ってしまうからです。

難しい問題を解こうと頑張っても、とうてい歯が立たないこともあります。

世間では、考えても仕方ないことが多いようです。

これは仕方ないと早めに判断したら、仕方ないことで心をすり減らして悩まないように、早く見切りをつけること(今回はどうするかと決めること)が重要です。