勝気な人と言うのは、普段の何気ない行動でもよく分かります。

何かにつけても人よりも前に行きたいという気持ちが現れているからです。

街の中を歩いていても、他人よりも速く歩きたい、大きな横断歩道で信号が赤から青に変わると、待っていた人の中で先頭を切って渡りたいという気持ちが強いのです。

このように、勝気とは人に勝ちたい気持ちのことです。

勝気が強い人は、勝負事には有利なようで、勝負の世界で生きていくには重要な性格です。

ただ、勝負の場面で勝気が強すぎても、かえって判断ミスをすることもあるので、注意も必要です。

勝負をする必要がない日常の場面でも勝気が強いと、仲間の和を乱してしまうこともあるので、その点は気をつけるべきです。

「あの人は勝気な性格で」と注意を呼びかける時には、その人は勝気な性格をTPOを考えてコントロールすることができないので、その場の雰囲気を壊してしまったり白けさせてしまうことがあった経験からのことです。

自分自身を奮い立たせるためには効果的な性格ですが、平和な秩序を乱したリ、他人に迷惑をかけるようなことになっては、勝気は厄介な性格となってしまうのです。

良くもあり悪くもある勝気な性格に就いて、もう少し考えてみたいと思います。

勝気とは

勝気とは、他人に負けまいとして頑張る気性で、負けん気のことです。

同じような意味に使われるのが「負けず嫌い」です。

読んで字のごとしで、負けることが嫌いな性格です。

「あの人は勝気な性格だ」という表現と、「あの人は負けず嫌いな性格だ」は同じ意味ですが、「あの人は負けん気が強い性格だ」も同じです。

要するに、勝気は負けることが嫌いなことは分かります。

勝負にこだわった性格のことだけでなく、根気強いことも負けず嫌いとも言われます。

一つのことを最後までやり抜いたり、出来ないことができるように頑張ることも、負けず嫌いな性格と言われます。

こんな時の表現としては、「勝気な性格で最後までやり抜いた」というよりも、「負けん気が強くて最後までやり抜いた」と「負けん気が強くて」とか「負けず嫌いで」などと表現する方が、インパクトが強いようです。

勝気は、良いことと悪いこととが混在する性格だと書きましたが、勝気の弊害も多いようです。

それは、夫を不幸にする妻の特徴の中で、自己チュー妻、束縛妻、勝気妻、浪費妻が取り上げられているからです。

この中の勝気妻ですが、夫にも常に勝っていたいと思い詰める妻のことなのです。

夫婦は協力して仲良く暮らしていくのが基本だと思います。

お金を貯めて家を建てたい、海外旅行をしたい、贅沢をしたいなどと共通の夢を持って活動するはずです。

しかし、夫と協力していくどころか、夫にまで対抗心を燃やして夫を打ち負かそうと考えている勝気な妻もいるのです。

例えば、ご近所の人から「あなたのご主人は本当に優しい方ですね」などと言われると、「何よ、外ずらだけ良くて家の中では最低だわ」などと自分には優しくないくせにと反発するのです。

TVのワイドショーに登場したゲストの女性について「あの女性は、素直そうで優しい人だね」とひとこと言うと、「あなたは間違っているわよ。

隠れてさんざん不倫しているのよ。

あなたは何も知らないのね」と私の方がよく知っていると自慢するのです。

何かにつけて自分の方が勝っていると優越感を持とうとする妻がいると、夫は家庭でもストレスを感じてしまい、すっかり自信喪失するのです。

すると、会社でも仕事に自信が無くなり出生できないという訳です。

家庭では、勝気もほどほどが良いみたいです。

人に負けまいとする気の強い気質であること


人に勝ちたいと思う人は、人に負けたくないと強く思っているはずです。

他人と比べられて劣っているというのが悔しくて仕方がない性格なのです。

人に負けまいとする気質は、いろんな場面で見ることができます。

例えば、始発電車に乗り込むときです。

仕事に出かける人は、電車に座ってゆっくりと行きたいのです。

だから始発電車の入り口付近では、行列ができます。

そして、ドアが開くと我先にとなだれ込むのです。

余裕で座れることがわかっていても、好きな座席を確保するために、人に負けまいと車内に突進するのです。

狙っていた座席が確保できなければ、悔しそうに別の席に座るのです。

座席を確保して座るという目的は達成できても、狙った座席が誰かに取られた=負けた、と考えるようです。

勝気な性格の人は、そんなところにも人に負けまいとする気の強い気質を表しているのです。

目的の駅に着くと、今度はいち早くエスカレーターに飛び乗って階段を駆け上がり、いち早く改札を出て人よりも速く歩いて出勤するのです。

もちろん、時間に余裕がないこともありますが、何かにつけて先頭を走りたいという勝気な性格の人が多いように思うのです。

きかぬ気

漢字で書くと「聞かぬ気」か「利かぬ気」と書きます。

この意味は、人に負けたり言いなりになるのを嫌うさま。

また、そのような性質ということです。

「きかん気」とも書きますが同じ意味です。

利かん気が強い子供、つまり親が言うことを利かないわがままな子供のことを「利かん坊」と言います。

この言葉の基本は、人に負けたくない、勝ちたい、勝気だということです。

もし、あなたの職場のリーダーが、他人の言うことに耳を貸さないタイプの人間だったら、部下は何かにつけて陰で不満を募らせているはずです。

そのリーダーは、みんなの意見を聞かないで自分勝手に方針を決めて進めていくのです。

しぶしぶついて行っていた部下も、何かのきっかけで反抗するようになります。

きかぬ気のリーダーのいうことは、誰も聞かなくなってくるのです。

すると、そのグループの結束が緩んでしまい、組織として成り立たなくなるのです。

つまり、人の言うことを聞かない人(きかぬ気の人)は、自分の言うことも聞いてもらえないということです。

自分の言うことを聞いてもらえないという事実に直面することで、やっと自分の行動に気が付くのです。

こんな事例は山ほど見られます。

先日も、上司が部下の女性にセクハラ行為をしたとしてSNSで拡散されていました。

本人はそんな行為はした覚えがないとしらを切っているのですが、SNSの「#MeToo」の運動で私も被害を受けたと何人もの女性が告発したのでした。

その上司は、本当のことを言って謝罪した方がいいよと仲間に忠告を受けたのですが、勝気が強くて騙し通せると思ったのでしょう。

他人の意見をしっかりと聞いておくべきでした。

たとえ友人が正しいことを言っていても、その人達の言いなりになることが嫌だったのです。

負けん気

「あの人は勝気な性格だ」というよりも、「あの人は負けん気が強い」という方が粘り強い根性のある人間だと思われます。

勝気な人が勝負に出て負けてしまうと、すぐに挫折して再起できないくらい落ち込んでしまいそうです。

誰にも会いたくないし話したくもないという状態を連想させます。

しかし、負けん気が強い人は、たとえ勝負に負けてしまっても、なにくそという闘志をさらにかき立てる人間像を思い起こさせます。

漫画で言うと「巨人の星」や「あしたのジョー」のスポーツの根性漫画です。

叩かれても打ちのめされても、起き上がって自分を鍛え直し、相手を倒すまで頑張るというストーリーです。

こんな例えを引き合いに出すなんて、私の年代がバレてしまいますが、これを励みに生きてきた人も多いはずです。

当時は、30代のサラリーマンも「週刊少年マガジン」などの雑誌を発売日に買って、通勤の電車の中で読んでいた人を多く見かけました。

この漫画で、負けん気の重要性を感じたものです。

このような、前向きな負けん気は歓迎されるものです。

勝気の類語や関連語

誰にも負けたくないという気持ちを表す言葉はいろいろとあります。

勝ちたい=負けたくない、言いなりになりたくない、人の意見は聞きたくない、素直に従いたくない、などと展開していきます。

そして、どうやら負けが濃厚になって来ても、強気になって強情にもなります。

いつまでも鼻ぱしらが強く、向こう意気もあるのが勝気な人の特徴なのです。

1.人に負けたくないと思う気持ちのこと

一緒に何かの対戦ゲームをしていても、負けても負けても「もう一度やろう」と繰り返し挑戦して来る人がいます。

「もうこの辺でいいだろう」と打ち切ろうとすると、「おまえは逃げる気か!負けるのが嫌なんだろう」と詰め寄ってきます。

「負けるのが嫌いなのは、お前の方だろう」と心の中で思うのですが、かなりしつこいのです。

そこで仕方なく負けてあげると、「おれは本気を出すとお前には負けないんだ」と自慢しながらご満悦なのです。

こちらは、やれやれとひと息つくのですが、勝負には勝てるのですがあのしつこさには負けてしまいます。

人に負けて終わりたくないという気持ちは強いようです。

この性格も「勝気な性格」とも言えるのです。

「反則をしてでも勝ちに行く」というスタイルは、勝負師には多いようです。

正統派で、真面目に努力をして真の実力を身に付けて勝負に勝つ人と言うのは、本当に称賛されるべきです。

身体と身体が直接ぶつかり合うサッカーやアメフト、ラグビーやアイスホッケーなどの競技では、審判が見えないところで相手を妨害して、有利な展開に持ち込みたいという気持ちはあるようです。

反則スレスレの行為ができるのも、実力と言えます。

勝気が強いのです。

人に負けたくないと思う気持ちがとても強いのです。

きかん気

人に負けたくないという気持ちの中には、人の話を鵜呑みにして言いなりになりたくないという防御の気持ちも強いのです。

相手に上手くダマされて、負けてしまいたくないとの思惑なのです。

つまり、ダマされないという気持ちです。

本当に自分のためになることを話してくれていても、疑い深くなって素直に聞けないのです。

この状態を「きかん気」と言います。

小さな子供は、成長過程で反抗期になると親の言うことを聞きません。

こんな子供は「きかん坊」と呼ばれますが、大人も同じなのです。

上司や仲間の忠告や意見を聞かない人もいるのです。

自分には勝つ自信があるので、余計な忠告や指図は受けないという考えなのです。

チームで役割分担を持って仕事をする時などでは、このようなきかん気が強い人が混ざっていると、何かの事情でチームの方針を変えようとしても言うことを聞かずに進めていくので、リーダーとしては困惑するのです。

そして、リーダーの忠告を無視して失敗してしまうと、今度はリーダーに対してもっと強く指示してくれと難癖をつけるのです。

これは、学生の時に早朝練習に参加するので、朝5時に起こしてくれと母親に頼んでいたのです。

一旦は母親が起こしたのですがそのまま寝てしまい、起きた時はギリギリの時間で朝食も抜きで飛んで行きました。

「ちゃんと起こしてくれたらいいのに」と捨て台詞を残して出て行ったのです。

これも、一旦母親が起こしてくれたことをいい加減に聞いていた本人が悪いのですが、結果が悪ければ他人のせいにしてしまうという性格はきかん気の強い人の特徴でもあるのです。

2.何事にも負けたくないという気質のこと


人に負けたくない、言いなりになりたくない、というのが勝気な人の気持ちです。

他人に負けたくないというのと同じように、自分にも負けたくないという気持ちもあるのです。

フルマラソンに挑戦して、20kmを超えるところでは脚が痛くて走れなくなることがあります。

こんな時こそ、負けないぞという気持ちで自分を奮い立たせて頑張ることもできるのです。

自分の力はこんなものでない、と疲労に負けたくないという勝気な性格が後押しするのです。

また、一般的にダイエットに励んでいる女性は、毎日の食事では摂取カロリーを制限して、有酸素運動をしながら体脂肪を燃焼させているのです。

始めのうちはなんとか頑張っていけるのですが、個人でダイエットを行っているとつい誘惑に負けてしまって食べ過ぎたり、運動も手を抜いてしまうのです。

すると、目標の体重も体脂肪率も、ウエストやヒップも目標値が達成できなくなってダイエットをあきらめるのです。

しかし、何事にも負けたくないという性格の人は違います。

モクモクと食事も運動も計画通りに頑張るのです。

ネットで、ダイエットを成功させた女性のブログやノウハウを読みながら、途中でダイエットを投げ出す(負けてしまう)ことがないように負けん気を出して頑張り続けるのです。

一人だけでダイエットに取り組むよりも、同じダイエットに励んでいる仲間と一緒にやれば、苦労を分かち合えるし仲間がいると励まし合うことができるので、達成しやすいようです。

こういったことも勉強しながら負けん気で頑張れるのです。

勝気な人は、何事にも負けたくないし、自分にも負けたくないのです。

強気

勝気な人は、気持ちの上でも前向きで強気なところもあります。

6人の仲間で海水浴を兼ねて海岸でバーベキューをすることになったのです。

バーベキューセットも手配して、肝心の美味しい牛肉も専門店に予約しました。

男女でのバーベキューをみんなが楽しみにしているのですが、三日後に控えたある日、天気予報では低気圧が接近して荒れた天候になるとの予報が出たのです。

「予報では天気が悪いし、大雨だと焼けないので屋内の会場に変更しようか?」と仲間から相談があったのだが、勝気なリーダーは「夏の天気は当てにならないし、あそこの海岸で焼き肉を食べるのが夢だから」とあくまでも決行の意志を示しました。

「あいつは本当に強気だなあ」と仲間も従うことになりました。

結果はオーライで、雨には降られずにみんなで楽しく焼き肉パーティーの時間を過ごしたのですが、景色も良くて最高のムードだったそうです。

このように、何事にも影響を受けない、負けたくないという強気な人も必要なのです。

強気も、単に運に賭けるのではなく、天気図を読み取る能力も高かったのです。

強気な人は、自信も持っているようです。

3.関連語

勝気という表現は、いろんな言葉でも表現されています。

つまり、誰にも、何事にも負けないという信念を持っていることです。

それは、肉体的なことや精神的なこと、運も味方する時もあるのです。

これらが一体となって、勝気な人が生まれるのです。

屈強

勝気な人は、精神的にも肉知的にも人並外れた屈強な人が多いようです。

いざとなれば、腕力でも負けないと日頃から鍛錬している人もいます。

よくどこかの盛り場で用心棒として雇われているような、いかにも攻撃的で屈強な人のように思えます。

このように、勝気な人と言うのは、筋骨たくましい頑丈な人のイメージもあるのです。

強情

勝気な人は、たとえ自分に非があっても素直に自分の非を認めない、強情な人なのです。

ちょっとくらいの出来事では、自分の考えはなかなか変えることはありません。

いつも、相手の方が間違っているか折れるかを考えているのです。

意地を張るのです。

同じように、相手の意見を聞かずに、かたくなに自分の考えや態度を守る人がいます。

この人は、自分の信念を持っており、信念を守り通すことであって、こういう性格を頑固と言います。

「頑固」と「強情」はどちらも他人の意見を聞こうとはしませんが、「頑固」な人には信念がありますが強情には信念がなく、ただかたくなに意地だけを張る性格です。

強情の方は、仲間や相手に迷惑がかかるだけです。

負けず嫌い

負けず嫌いの一つの特徴は、自分には勝つだけの能力が備わっていないにもかかわらず、負けることが嫌いだということです。

どんなことをしても相手に勝ってやるという、気持ちだけが強いのです。

勝つことに執念を持っているのです。

そして、このような人は執念が強くて、失敗しても何度でも挑戦してやろうという根性を持っているのです。

また、負けず嫌いでなくては生き残れない世界もあります。

その一つが芸能界でしょう。

人を押しのけて行くような負けず嫌いでなければ、芸能界では活躍していくことは難しいのでしょう。

ある「負けず嫌い感がすごそうな女性有名人」のアンケート調査の結果(2017年8月)では、1位が元議員の「上西小百合」さん(23%)、2位「ダレノガレ明美」さん(20%)、3位「大島優子」さん(13%)、4位「広瀬すず」さん(13%)、5位「菜々緒」さん(11%)でした。

上西小百合さんは、一時はTVやマスコミに出て物議をかもし、ブログではいろんな人と喧嘩して話題になったのはご存知の通りです。

あそこまで行くと、負けず嫌いという意味がよく分かると思います。

【負けず嫌いな人の特徴は、こちらの記事もチェック!】

鼻っ柱

「鼻っ柱」(はなっぱしら)とは、人と張り合って負けまいとする意気のことで、向こう意気、負けん気、鼻っぱし、などとも言います。

「鼻っ柱が強い」という意味は、勝ち気で人の言いなりにならない性格、自信家で気が強いさまを表します。

だから、強情で人の言うことは聞かない性格でもあります。

だから、自信家で強情な若者がいたら、「あいつの鼻っ柱をへし圧し折ってやる」と対抗意識を持つのです。

つまり、相手の向こう意気や自信をくじくことなのです。

「鼻っ柱」というほどですから、この人の鼻はきっと高いのでしょう。

鼻は顔の中央に位置していて、鼻筋の通った人は美人と言われます。

鼻が高い人は「鼻高々」というように自信家でプライドの高さや社会的な地位の高さを表しているようです。

鼻が高い人は理想も高く気高い気質を持っているのも確かです。

鼻の高い人は積極的で行動的という特徴も見受けられます。

鼻の低い人は粘り強くて努力家、働き者というイメージがあります。

このように、鼻の柱が高くて丈夫なのは自信家であり、この立派な柱を自慢している奴がいると、つい叩いてやろうと思うのでしょう。

あなたも、圧し折られないようにほどほどの高さで止めておくべきです。

向こう意気

「向こう意気」とは、相手に負けまいとして張り合う気持ちです。

「向こう意気が強い」とは、何かと張り合いたがる性格なのです。

勝負に強いとか弱いとかの区別はありませんが、とにかく喧嘩っ早い性分なのです。

仲間の誰かが、知らない人と喧嘩を始めたら、いきさつはともかく仲間の援護に回って、喧嘩の仲裁をするというよりも喧嘩をあおってしまうような性格です。

勝気の使い方

勝気には、誰にも他人には負けたくないという気持ちと、自分にも負けたくないという気持ち、それと自分の弱みを悟られたくないという気持ちがあります。

勝ちたい、負けたくない、悟られたくない、言いなりになりたくない、などについて勝気の使い方を考えてみました。

心配を悟られたくない勝気な少女であった

自分の弱気なところを見せたくないという心理が働いているのです。

例えば、お母さんの体調が良くないというので医者に診てもらうと、大腸にポリープが見つかったのです。

悪性ではないとのことで、念のために適当な時期にポリープを摘出することになったのです。

今度の3連休に手術をするとのことで、お父さんも「心配ないからね」と娘に話をして納得させたのです。

しかし、母親が入院するなんて初めての経験なので、家の中では落ち着かないのでした。

しかし、小学校に通っている時は元気に友達と遊び、勉強もしっかりとしていました。

心配を悟られたくない勝気な少女なのでした。

このように、本当は心配で心配で仕方がないのですが、友達にはそんな不安を知られないように振る舞っていたのです。

勝気な性格の少女なのです。

勝気な性格であることが会話からすぐわかった

普段はおとなしい人だと思っていたのですが、何でも通販でトラブルがあったらしいのです。

聞いてみると、ある大手の通販会社からレトルトパックの高級食品を購入したそうです。

6袋入りの段ボールで届いたのですが、取り出してみると一袋の底が液漏れで濡れていたのです。

どうやらピンホールが開いていたみたいです。

さっそくそのメーカーに直接電話して、液漏れしていることを告げました。

しかし、すぐにご使用いただきましたら問題はありませんとの返事に激怒して、すぐに交換しないと消費者センターに不良品を届けて平気だということと、ピンホールから菌が侵入するかも知れないのに安全性を軽視していると貴社の名前を出して報告するからとキッパリと告げたのです。

すると、受け付けた人は大慌てで対応し、翌日には新品とお詫びの品が届いたようです。

このやり取りを本人から聞いたので、勝気な性格であることがすぐにわかったのです。

人は見かけによらず、自分の主張をはっきりと言える人は本当に勝気な性格と言えるのです。

勝気な子ではあったが、これほどとは思わなかった

ある中学校の話ですが、構内で学年別の弁論大会が毎年行われていました。

クラスの代表者が講堂で順に発表するのです。

ある2年生のクラスでみんなの推薦である女生徒が弁士に選ばれました。

先生も勝気な子だとは思っていたのですが、テーマも自分で決めて5分間の発表を見事に行ったのです。

その発表の態度や内容が良かったので、学校の推薦で市民ホールで行われる市主催の弁論大会に出ることになったのです。

多くの優秀な弁士の中に混じって、堂々と発表する姿は一躍有名になったのです。

その様子を見ていたクラス担任の先生は、勝気な子ではあったが、これほどとは思わなかった、と舌を巻いたのでした。

予想ももしないことを堂々とやり遂げてしまう姿は、勝気な性格と言えるのです。

勝気な性格がそれに耐えさせた

ある高校の卓球部が、格下の高校と試合をして負けてしまった。

コーチの先生が激怒して、練習前に「グランドを10周走って来い!」と指示しました。

さっそく全部員がダッシュで駆け出したのです。

誰一人手を抜くことはなかったのです。

全員の勝気な性格がそれに耐えさせたのです。

勝気な彼女は、涙ひとつこぼさなかった

恋愛のシーンではよくあることです。

もう7年間も付き合っていたのですが、彼からプロポーズの申し入れはまだありません。

私のことが好きなのか嫌いなのか、ハッキリしません。

ある時、しびれを切らして尋ねました。

「私と結婚する気はあるの?」すると彼は「君との結婚は考えていないよ」との冷たい返事でした。

それまで夢に見ていた結婚の二文字が壊れてしまい、これまで尽くしてきたことが水に消えてしまったのです。

しかし、勝気な彼女は、涙ひとつこぼさずに別れを告げたのでした。

勝気な人の5個の特徴

勝気な人の特徴について考えてみました。

1.粘り強い

勝気が強いというのは、負けず嫌いということでもあります。

負けないようにするには、粘り強く頑張り抜くことです。

不利になっても、難しい問題が起こっても、ともかく粘り抜くことは得意なようです。

2.ライバル心を抱きやすい

誰とでも、どんなことでも、一対一の勝負では負けたくないのです。

誰か目立つ存在が見つかると、その人にはライバル心を抱いて対抗するのです。

相手がその気がなくてもお構いなしで、ライバル心は燃えるのです。

3.見栄っ張り

勝気な人は、見た目や態度を自分のレベル以上に見せようとするのです。

そして、自分が他人よりも優れていると言うことを示したいのです。

できもしないことを「簡単にできる」と豪語したり、高級ブランドもたくさん持っているなどと自慢したがるのです。

持っていなくても、持っているような素振りを見せるのです。

負けず嫌いなのです。

4.アドバイスを素直に聞けない

強情なところがあって、鋭いところを指摘されても、わかっていてもアドバイスは素直に聞けないのです。

人の言いなりになることを極端に嫌うのです。

5.諦めない

勝つまでは諦めないという粘り強さも持ち合わせているのです。

相手が音を上げるまで粘ることもあります。

ある意味では、押しが強いとも言えます。

勝気な人との接し方

あなたの周りに、勝気な人がいたらどのように対応するかをまとめました。

1.深入りしない

同じ職場に勝気な人がいたら大変です。

勝気な人と言うのは、ある特定のことに対して負けたくないということでなく、何事につけても首を突っ込んで来るのが厄介なのです。

そのような人には張り合わずに興味が無いふりをして深入りしないことです。

2.冷静に接する

勝気な人と言うのは、常に敵対心を持っているようなものです。

目の前の人間に、何でもいいから勝って、自分を誇示したいのです。

言わばテンションが高い状態で接して来るのです。

そこでは、少し冷静に接することで空気を和ませてみてください。

3.相槌は適度に

勝ち気で突き進んでいる時には、その人を褒めたり言うことに対して相槌を打つような行為は、火に油同然です。

ますます勝ち気に火が着いてしまい、多くの人が迷惑をこうむる結果になりかねません。

相槌は適度にして、深入りしないことです。

4.話は聞き流す

正しいことを言っている時は納得して聞いてもいいのですが、自慢話や他人をけなす様な話題にはついて行かないように、聞き流すことです。

それに対して自分の意見を口に出すと、あなたに矛先が向けられてしまいます。

5.必要以上に関わらない

直接自分に関わることでなければ、触らぬ神に・・・です。

関りを持たなければ災いが降って来ることもないのです。

必要以上に関わらないことに徹するのです。

勝気な人を理解して上手く付き合おう

勝気な人というのは、世の中に多いものです。

あなたの職場にも必ずいるはずです。

でも、避けてばかりでは仕事ができません。

勝気な人は、見栄っ張りでプライドが高く負けを受け入れられない人なのです。

普段から自分の評価が低すぎる、もっと正しく見てくれというサインを出しているのです。

ただ、勝気な人は諦めない、粘り強いという長所も持っているのです。

頑張れば結果を出す可能性が高いのです。

モチベーションも高くてみんなを引っ張るという行動も取れるのです。

難題にも立ち向かう力も持っているのです。

だから、勝気な人の長所をよく見てあげて、仕事の成果が出たなら素直に褒めてあげることが大切なのです。

スポーツ選手なら、勝気は立派な原動力です。

先輩が上手くリードすることで活かされるのです。