話す時には、本音と建て前ということがありますが、その場で言っていいことと悪いことがあるのです。
余計な噂話や推論で意見を言ってしまうと、事実はまったく異なったものであったという場合があります。
ネットで知ったこと、週刊誌や新聞で読んだこと、どちらも信憑性があるかも知れませんが、言葉に出して喋るということは、自分の言動に責任を持つことなのです。
後で間違ってましたなどと開き直っても、遅いのです。
あなたの信頼性は大きく下がってしまっているのです。
一旦失ってしまった信頼は、回復させるのには長い時間と努力が必要なのです。
信頼が回復するまでは、「あいつは迷惑な奴だ」というレッテルを貼られているのです。
どんなときにも、自分の言動には責任を持ちましょう。
慎重になる
迷惑をかける人=信頼できない人=悪い人、などという相関関係があるようです。
迷惑をかけ続けていると、いつの間にか人が離れていき、孤独になってしまうのです。
あいつは信頼できない、何を頼んでも失敗ばかりでこちらが迷惑する、などと厳しい評価を受けてしまいます。
そして、みんなから離されていくと不安になって、今度は「みんなと一緒にやりたい」「みんなについていく」などとすり寄ってくるのです。
ところが、迷惑をかける人というのは、独特の考え方も持っているのです。
誰かから同じ話を聞いても、解釈の仕方が違っているのです。
みんながその話に疑問を持って「それは止めましょう」と辞退しようと思っていると、「それができると世界を引っ張っていける」などと持ち上げる始末です。
「じゃあ、ひとりでやってよ」と突き放されると孤立してしまうのです。
そうなると、また一緒にやることが出来なくなってしまいます。
そうならないように、ひとつ一つの言動は慎重になるべきなのです。
勝手に始めてもダメなのです。
勝手にすると、結局は他人に迷惑がかかってしまうことになるからです。
言動も行動も慎重にするべきです。
事前にフォローできることはしておく
どれだけ先を読むことができるかが重要なのです。
先を読んでいれば、みんなの雰囲気も行動も理解できるからです。
効率的に先を読んでいれば、前もって事前にフォローすることができるのです。
事前にフォローしておけば、相手の嫌なことも避けることができるし、効率的に物事を進めていき、成功することもできるのです。
事前フォローでは、足らないところや注意点も理解できます。
それらの不足しているところを、カバーしておくことも容易なのです。
不具合が発生してトラブルになって、迷惑をかける確率も低くなります。
失敗してしまって文句を言われ、迷惑をかけることも当然少なくなります。
あなたの信頼性も向上して、安心して任せられる人間になるかも知れません。
少なくとも、迷惑な奴だと後ろ指を差されることはなくなるのです。
迷惑をかけなくて済む人になれるのです。
8.損得ばかりで行動しない
損得だけで行動する人は、卑しい人と思われます。
いずれにせよ、何かの行動をする時には、損をしないように振る舞うのは当然です。
しかし、行動の意味や中身を重視せずに、損得だけを目標にすることは避けるべきです。
でないと、自分を犠牲にしてまで何か良いことをしたとしても、きっと何か得することがあるはずだと、無いことも疑われてしまうことになるのです。
そのような惨めな気持ちにならないように、損得ばかりで行動しないことです。