自分のことばかりを考えない
損得と同じように、自分に都合の良い事ばかりを追い求めないことです。
相手の人や仲間にも有利なことも進める気持ちが大事です。
この世の中には、自分のことだけしか考えていないとしか思えないような人もいます。
このような人の特徴は、常に上から目線で見ているという事です。
たまに誰かに何かをしてあげると、「あの人に、あのことを優しくしてあげたの」と「してやった」というような態度を取るのです。
相手がどのように思っているかよりも、自分が相手にどれだけしてあげたかということを、みんなにアピールしたいのです。
そして、自分の素晴らしさを認めさせたいのです。
ちょっと何かを誰かにしてあげた時に、自慢したいのです。
こんな風に相手のことを考えるのではなくて、自分のことばかりでなく相手のこともさりげなく気配りする気持ちが重要なのです。
でないと、差し出がましい嫌味にとられるのです。
自分にできることを考えよう(まとめ)
他人に迷惑をかけてしまう自分を変えるには、8個の具体的な対処方法を説明してきました。
これまでに迷惑をかけてしまった過去があるはずです。
その時の反省もしているはずです。
なぜ相手が怒ってしまったのか、怒らせないようにするにはどのような心構えと行動が必要かも学んできました。
ポイントは、軽率に行動して失敗を繰り返さないことと、失敗の原因と相手を怒らせない対応を心得ておくことです。
その場の空気をしっかりと読んで、今しても良いことと今してはいけないことをハッキリと自分の中で区別しておくことです。
今しても良いことは、見栄を張らずに素直に自信を持って行動することです。
時間を守ったり約束を守ったり、組織のルールもキッチリと守ることから始めるのです。
そのことに自信がつけば、あなたの行動も認めてくれるようになるはずです。