別居して初めて気付く相手の大切さも、反省を促す要因になっているでしょう。
こうして反省し始めると、相手に対して申し訳ない気持ちで一杯になるのです。
その相手に対する申し訳なさこそが、パートナーへの思い遣りの気持ちです。
結婚当初は持っていても忘れていた気持ちを、別居をキッカケに取り戻し、良い形で復縁に向けて考えを切り替えることができたということです。
相手に反省し、改心してもらうことを求めてばかりの場合、たとえ相手が反省して自分が満足できても、相手は不満を抱えたままです。
これでは、復縁してもまた別居、もしくは離婚するなど、結局は上手くいきません。
別居から復縁へと考えるなら、お互いが反省し、改めて夫婦生活をしていく努力をしなければならないのです。
別居後に復縁した夫婦は、それぞれが自分を見つめなおし、反省し、相手への思い遣りの気持ちを持つことができたから復縁できたということです。
3.別居しても連絡を取ろうとする
別居から復縁できる人の共通点その3は、『別居しても連絡を取ろうとする』ことです。
別居するのは、一緒に住めない理由があってのこと。
別居後は「連絡も取りたくない」と考える夫婦も多いでしょう。
しかし、連絡をとらなければ、いよいよ接点がなくなります。
お互いの必要性を感じることもないまま、離婚に至ってしまいます。
ところが、別居後に復縁した夫婦の場合は、別居後も連絡を取り合うようにしていたそう。
連絡を取り合うことでお互いの状況や心境を察することができたり、お互いの大切さを再認識できたりするケースも多いと言います。
とくに、他愛もない会話をやり取りすることは、復縁への足掛かりになります。
子供のことなど、必要最低限の一方的な連絡だけではなく、Lineなどで“会話”する時間を設けることが大切です。
Lineでのやり取りなど
短文でのやり取りがメインになるLineは、別居後の夫婦の会話を手助けしてくれます。
連絡事項を一方的に突きつけるメールとは違い、お互いが存在を認識しやすいのがLineです。
また、「存在を感じるのに相手がいない」ことを実感させてくれるのもLine。
復縁すればLineを通さなくても他愛もない会話があることを感じられれば、パートナーを恋しくも思えるのです。
もちろん、Lineに限らず直接会って会話することも有効です。
別居後も定期的に会って会話する時間を設けるようにすれば、お互いに復縁へ向けての話し合いもしやすいでしょう。
別居して気づいたこと、反省していることなどを話すうちに、お互いの気持ちの置き所も見つけられるようになるはずです。
別居しても復縁できる夫婦に共通して言えるのは、復縁に向けて行動を起こしていることです。
Lineなどを使って繋がりを断たないようにすることも、復縁を考えた前向きな行動と言えます。
4.話し合う気持ちがある
別居から復縁できる人の共通点その4は、『話し合う気持ちがある』ことです。
別居しても連絡を取ろうとすることをはじめ、話し合う気持ちをお互いに持っていることが、別居から復縁する夫婦に共通して言えることです。
復縁する場合は、話し合いの機会がなければ、復縁へのキッカケも掴めません。
思い出してみてください。
結婚するときも、たくさんの話し合いを重ねていたはずです。
プロポーズに至るまでにはたくさんの話をしてお互いの気持ちを確かめ合い、プロポーズ後も結婚に向けて、たくさんの話し合いをしたのではないでしょうか。
そんな夫婦が別居に至ってしまうのは残念なことですが、それも長い人生を考えれば、あり得ないことではありません。
自分だけではなく、ふたりがパートナーとして生活していくには、紆余曲折もあって当然です。
ですから、別居をしたとしても、選択肢は離婚だけではありません。
結婚するときのようにもう一度、ふたりが話し合う機会を設けることで、復縁できる可能性は十分にあるのです。
今後について前向きに考えることができる
別居から復縁した夫婦の共通点を見てみても、別居後に離婚を考えるのではなく、復縁するために話し合いをしています。