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至極とは?意味や使い方、すごくとの...(続き3)

「至極」というのは、極限でもうそれ以上することのできない、前に進むことのできない状況をあらわしているとのことでしたね。

そのような言い方ですとなかなか理解することができない方もおられることでしょう。

そのような方は「高度」または「広範囲」という意味で「至極」という言葉をとらえてみてください。

前に進むことができないほどまでに前に進むといったら、かなりの距離を進んだことになりませんか?

さきほども例文としてあげましたが、自転車で走ったり、自分の足で走った後には足がパンパンにはれてしまうものです。

そのような状況になるのは、広範囲の距離を走りつくしたからだということは誰しもが理解できることでしょう。

そのようなイメージで、「至極」という言葉には“高度または広範囲にわたっている”というような言葉のニュアンスまでも含まれているんですよね。

では、このような意味を示す言葉は日本語においてほかにどのような言葉があるのでしょうか?

人によってはすぐに想像することができるかもしれませんが、語彙力の乏しい方や日ごろから読書などをしない方はどの言葉なのか全く想像することができないでしょう。

そのようにならないように、ここでは「高度または広範囲にわたる」という意味合いにおける「至極」の類義語や関連語句をチェックしていきましょう。

おそらく「至極」という言葉よりかは、見聞きした経験が多い言葉がたくさんあるはずですよ。

至って

「~に至っては」という使い方もあれば「そこに到着する」という意味合いでも「いたる」という言葉を使うことができますよね!

「至極」という言葉と同じ意味を示すのであれば、それは後者の意味になります。

それに「至極」という言葉を構成している“至”という感じも含まれているので、なんだか仲間になっているような気がするのではないでしょうか?

このように「~に到着する」という意味合いでも「至極」という言葉を使うことっができるということなんですよね。

「私はあそこにいたりました」というのであれば、「私はあそこに到着しました」ということができ、さらに「私はあそこを至極にしました」と言い換えることも可能になります。

極々

あなたは、「きめわて~だ」なんていう表現を使ったことがあるのではないでしょうか?

それって、その上に勝るものがない、それが特別でそれが再集計であるという意味を持っていますよね。

ずばり「極々」という言葉もそのような意味合いを持っている言葉になります。

先ほどもお伝えしましたように、漢字ひとつにしてもしっかりとした意味を持っているのでその意味で言葉を解釈することが可能なんですよね(ときに例外もありますが)。

また、「極々」という言葉を構成している「極」という漢字は、今回の記事のテーマともなっている「至極」を構成している言葉が含まれていますよね。

つまり、そこでそのニュアンスで同じものを持っている、ということになるんです。

また、「極々」という言葉は“ごくごく”と読むのでキョクキョクなんて読まないように気を付けてくださいね。

「私は極々楽しめた」というのであれば、「私はとても楽しめた」という意味合いになり、「私は至極の楽しみを得た」とも言い換えることができます。

めきめき

あなたはこの「めきめき」という言葉を見聞きしたことがあるでしょうか?なかには、いつものように使っている方もおられるかもしれないですね。

意味を説明する前に、まずはこの言葉を使った例文をご紹介していきましょう。

「めきめきと彼は才能を発揮し始めた」と使うことができます。

はて、どのような意味を持っているのでしょうか?

ずばり「彼は少しずつ才能を発揮し始めた(それもタケノコが伸びるように一気に進んでいるように見える)」という意味合いになります。

地面にうまっているものが、その地面を壊しながらに成長している様子を示していると思うとわかりやすいのではないでしょうか?

それは極限に達しようとしている、極限の地点まで進もうとしていることを表していることになります。

つまり、「彼は至極の地点まで進むかのように才能を発揮し始めた」と言い換えることができることになります。

世にも

「世にも奇妙な物語」なんてドラマが毎シーズンのように放送されていますね。

それってこの世の中にはそういうこともありますよ、というような意味合いで「世にも」という言葉が使われています。

つまり、世の中ということを指しているのですね。

世の中ってあなたが思っている以上にとても広いものであり、あなたがかかわっている世界だけが“世の中”ではありません。