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至極とは?意味や使い方、すごくとの...(続き6)

例えば、「親切に面倒をみている」という言い方をします。

また、相手のために、優しさ溢れる行動をしている姿を見て、「親切に尽くしている」という言い方をすることがあります。

普通の人には、なかなか出来ない思いやりをもった親切心に、心が揺さぶられたときに、「親切に世話をして頂きました」と言うことがあります。

ひどく

「ひどく」は、好ましくない出来事の状況が普通ではなく、並外れているときに、動揺した心境を表現するために使われます。

例えば、「今は、ひどく混乱している」という使い方をします。

「ひどく」は、漢字で書くと、「酷く」となります。

「酷く」の読み方には、他に「むごく」と読む使い方をすることがあります。

「むごく」は、起こってはならない、避けたい状態が発生したときに使います。

「ひどく」も、起こって欲しくない出来事に、心を痛めたときに使われます。

3.特別な程度にという意味もある

「至極」は、「普通」とは異なり、一線を画す状態を指し、違いが歴然として明らかなときに使われる言葉ですよ。

「至極」の状態を表現する関連語句の中には、「特別な程度」を意味する使い方があります。

物事の状態を、より的確に分かり易く、相手に伝えるための類語には、色々な使い分けがあります。

類語や関連語句には、他と比較した結果の状態について、印象を込めて表現したいときに使われます。

例えば、「格段」や「格別」は、他との比較の結果で歴然とした違いがあるときに使われます。

「格」の意味には、段階や等級など、物事同士の間に大きな違いがあることを表わしています。

「段」の意味は、程度の違いを表わすときに使われます。

格段

普通の状態と比較したときの「差」が著しいときに、「格段」を使います。

しかも、普通よりも優れた状態にあり、安易には達成できない特別な様子を表わすときに、「格段に成績が向上しましたね」などと言います。

「格段」は、優れた状態になった理由が、努力の賜物であるときに、称賛を込めたて表現するときに使います。

「格段」には、誉め言葉の意味が含まれていて、努力をしてきた相手に向かって使われます。

格別

「格別」は、物事の程度が「特別」よりも優れた状態にあり、しかも、尊敬の念を込めた表現をするときに使います。

例えば、「格別に優れています」という言い方をします。

また、誉めたい気持ちを表わすときに、「格別に美味しいですね」などと言うことがあります。

普通ではない特別の状態にある物事が、更に優れた状態に進化していくことを期待する時にも、「格別」を使うことがあります。

飛び切り

「飛び切り」は、ダントツに優れていて好ましい状態を表現するときに使います。

達成することが難しい物事であるにも関わらず、難関を乗り越えたとき、「飛び切り優れている」と言います。

「飛び切り」は、比較するまでもなく、大きな違いが明らかにある状態を指すときに、感嘆の気持ちを込めて使います。

また、物事の状態が普通の取り組みでは達成出来ないことが歴然としている様子を指して、「飛び切り」を使います。

努力の賜物であることを褒めたいときに、「飛び切り素晴らしい」と言い相手を称えることがあります。

人一倍

「人一倍」とは、その人の頑張る様子を称えたいときに使われますよね。

並みの程度の努力よりも勝るほどの努力を重ねて、良い結果を出した人を褒めたいときに、「人一倍頑張ったね!」という言い方をします。

相手の頑張る姿を見ていて、「自分には出来ない」と思う気持ちになり、尊敬の気持を込めて、「あなたは人一倍の努力家だ」と言うことがあります。

常日頃、相手の努力する姿を見てきて、相手の一途な真剣さに感心を覚えたとき、努力の結果を称える気持ちを込めたい時に、「人一倍頑張ったね!」と言う表現を使います。

至極の使い方・例文


これまでに「至極」という言葉の類義語やその関連語句について、解説付きでお伝えしてきましたね。