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至極とは?意味や使い方、すごくとの...(続き9)

このためには、言葉の端々に「至極」を付けて敬意を表することがあります。

至極を使った四字熟語

物事の様が、普通ではなく優れているときに、「至極」を使います。

周りの出来事が、前例のない希な状態にあるとき、事の重大さを表現するために、「至極」が使われることが多々あります。

また、仕事関係などで大切な人への感謝の念を表したいときに、「至極」を使い、相手に向けた感謝の気持ちの深さを伝えることがあります。

恐悦至極

「恐悦」とは、相手の特段の心遣いに、計り知れない程の喜びを感じたときに使われます。

「恐悦」に更に「至極」が付け加えられていますので、相手への感謝の気持ちが並大抵ではない程、深いことを表わしています。

自分よりも目上の人に、「恐悦至極に存じます」と言う使い方をすることがあります。

満悦至極

「満悦」とは、稀にみる充足感に満たされて、喜びを感じている様を表わしています。

「満」という言葉は、喜びで「満たされた」心境を強調しています。

「満悦至極」とは、今まで経験したことが無いほど、稀有な満足感で心が満たされている心境を意味しています。

「満悦至極」には、この上ない満足感と共に、相手からの心遣いに感激し、深い感謝の気持ちも込められています。

残念至極

「残念至極」とは、この上なく極めて残念な心境を相手に伝えるときに使います。

極めて残念で、取り返しのつかない深い悔しさを込めたいときに、「残念至極」と言います。

また、物事が自分の思い通りに進まずに残念な結果を招き、きわめて深刻な心残りのダメージを受けて、悔しい感情が頂点に達したときに、「残念至極」と言うことがあります。

至極を正しく使おう

今回は、知っているようで知らない「至極」という言葉について特集してきました。

いかがでしたか?

「至極」という言葉は、極限に達していて、それも相手の意見に納得できる様子を示していましたよね。

また、至極の使い方やその例文、そして類義語などもお伝えしてきました!

間違って使ってしまいやすい「至極」という言葉だからこそ、今回の記事を見直してぜひともあなたの知識として取り入れてください。

また、あなた一人が間違いを正すことによって周りの人の「至極」という言葉に対する態度までも変えることができるかもしれません!

ぜひ参考にしてみてくださいね。