CoCoSiA(ココシア)

厚顔無恥の正しい意味と使い方!厚顔...(続き4)

犠牲になる分だけ自分が損をすると考えているのです。

自分のことが優先しますが、あくまでも損をしないこと、逆に得をすることには抜け目がないのです。

かって、国家の利益を増進させるのであれば、たとえ非道徳的な行為であっても許されるという考え方(マキャヴェリズム)なのです。

現代では、目的のためには手段を選ばずという利己的な考えを持っているのです。

自分さえよければよい(マキャヴェリズム)なのです。

プライドが高い


先ほど説明したマキャヴェリズム(目的のためには手段を選ばず)と合わせて、もう一つの特徴を合わせ持っているようです。

それは、自分は偉いんだ、賢いんだ、尊敬されるべき人物なのだ、という自惚れやプライドが高いことです。

こんなことをしても、誰も文句は言わないはずだと高をくくっているのです。

安易に自分なりに予測してあなどっているのです。

別の言い方をすると「傲慢」なのです。

知らず知らずのうちに自分は偉いんだと勘違いしてしまい、誇大妄想をしてしまうのです。

傲慢さは誰もが持つ考えでもありますが、それに「恥」を知らない人は自分の思うままに行動してしまいます。

すると、いつしか恥知らずになってしまうのです。

相手によってコロコロ態度を変える

「厚顔無恥」と言われる人でも、絶えず自分の意見を押し通すことはありません。

普段の生活では、ルールを守って生活しているのです。

しかし、ここという時に自分の意見が通らなくて、理不尽だと判断してしまうと一挙に「厚顔無恥」にスイッチが入ってしまうようです。

自分なりに理不尽だと思ってしまうのですが、世間一般ではあたり前のこともあるようです。

自分のことをしっかりと目をかけてくれている上司や幹部社員には非常に低姿勢で仕えるのですが、目下の人や他人には、つい傲慢になって指図するようになるのです。

相手によって、コロコロ態度を変えるのも得意なのです。

店員などに対して態度が悪い

買い物や食事に出かけても、店員に対する態度が悪い時があります。

洋服を買いに行った時に、店員があれこれと似合うものを探してくれますが、「わたし洋服としてはふさわしくない、センスがないなどときつい言葉で罵ります。

自分という人物を軽く見ていると思ったようです。

プライドが高いので、服を選ぶ時にも横柄なのです。

レストランでも、ちょっと店員が気が付くのが遅れると気に入らないらしく、窓際の見晴らしの良い席を用意しろと文句を言って、その席は予約制なのですと答えようものなら、大声で騒ぎ立てるという厚顔ぶりを発揮するのです。

自分が座りたいと思うと、他のことは考えないという性格なのです。

それによって困る人が出てきても、自分だけが良ければ満足して変えれるからです。

目下の店員などに対して態度が悪くなるのも特徴です。

自慢話が多い

「無恥」な人は、自分が無知でもあるのですがそれを自覚していません。

そして、自分は偉いんだ、物知りなのだと思い込んでしまっているところが厄介なのです。

自分はこういう風に生きて来たんだとか、こんなすごいことをやって来たんだというような自慢話をよく披露します。

披露するというよりは、強引に言って聞かせるのです。

そして、「すごいですね」と称賛されることが嬉しいのです。

しかし、世の中にはもっと素晴らしい人も多いものです。

誰もが認めるような博識の人物にも、生意気に説明しているのです。

周りの人は、どちらが賢いかを知っていますので、それを自覚していない「厚顔無恥」な人間に対しては、軽蔑の目で見ていることすら分かっていないのです。

長々と知ったかぶりで話すのですが、みんなに笑われているのに気付かないのです。