自分の話ばかりで人の話を聞かない
自分の自慢話だけでなく、時には若い人に向かって説教することもあります。
どれだけすごいことをやってきたのか、そして成功するためにどうしたら良いかなど、自分のことばかり話して、人の話をほとんど聞かないのです。
聞かされる方もうんざりで、尊敬することなどあり得ないのです。
自己顕示欲が強い
自慢話が好きだということは、自分のことをもっと知ってくれて尊敬してほしいという願望なのです。
自分自身は目立ちたいという性格でもあるのです。
だから、何かにつけて先頭を走りたい、そして尊敬されて認めてもらいたいのです。
自己顕示欲が強いので、控え目で慎ましい性格の人とは相容れないようです。
目立ちたがり
「厚顔無恥」の人は自己顕示欲が強いことは書きましたが、これは目立ちたがりということでもあります。
何かにつけて自分の正当性を強くアピールして、自分の思うように進めていきたいのです。
目立つように立ちふる舞うのですが、当然身振り手振りも大きく自分の世界に取り込もうとするのです。
話し方が大げさ
自分の正当性を強調するには、声も大きく話し方も大げさになってしまいます。
話の中身はもちろんのこと、自分に従うように図々しく進めていきたいのです。
言い換えると、余りにも自己顕示欲が強いので、自分に賛同してくれる人を集めてふやしたいのです。
自分への賛同者を増やすことで、思い通りのことを堂々とやって行けるのです。
みんなが何と言おうと、恥と思われても、自分のためなら他人を平気で利用できるのです。
自己愛が強い人なのです。
思い通りにならないととても不機嫌
自分に対する賛同者が出てこないで何かにつけて反発をされると、おもしろくはありません。
「厚顔無恥」に振る舞っていても、自分を理解して賛同してくれる味方を確保したいのです。
それもままならずに、思い通りにならない時にはとても不機嫌になるのです。
それでもなおさら図々しく振る舞って自分の意見を押し通すには、やはり相当なエネルギーを必要とすることは間違いありません。
自分のミスを認めない
「厚顔無恥」の人は、かたくななまでに自分のミスを認めようとしないのです。
何か問題が発生してその責任を問われることになっても、他人のせいにしたり別の問題が発生したなどと環境の変化に原因があると逃げるのです。
自分のミスを認めるどころか、ミスは無いと押し通すのです。
このように、ミスを指摘されるのが大嫌いで自分の存在を否定されているように感じて、感情的になってしまうことも多いようです。
自己防衛の能力が高いのかも知れません。
それは本能とでも言えるのです。
問題が発覚すると、すぐに他人に責任転嫁して自分は逃げてしまうのです。
厚顔無恥な人との4つの付き合い方
「厚顔無恥」な人の性格や特徴は分かってきました。
このような人は、図々しいことと、他人のことは考えずに自分がしたいことを優先するのですから、周りの人との摩擦は避けられないのです。
まともに接すると裏切られたり損をしたりと、とても嫌な思いをしてしまうのです。
そのような経験をしたことがあるはずです。
わかっていたら、こちらも好き勝手にしてやったのにと後悔するのです。
そんな嫌な経験をしないようにするには、どのように対応すればよいのでしょうか。