具体的に考えてみました。
1.必要最小限で付き合う
一番良い方法は、そのような人、つまりは厚顔無恥な人だと分かっていれば、最初から付き合わなければいいのです。
避けていれば良いのです。
しかし、仕事をしていくには避けては通れない場合があるのです。
それが悩ましいことで、厚顔無恥な人は人脈が豊富だとか資金力が豊富だとか、何かのメリットも持っていることも多いのです。
同じ組織で働いている場合などは、絶対に避けては通れないのです。
そんな時には、まずは上部のおつき合いだけはしておくことです。
何か同じ会合に参加する時には、席順が決まっていなければ、できるだけ離れて座ります。
意見交換をしても、厚顔無恥な人の意見にはにっこりと笑っても賛同しないのです。
もちろん意見の対立は避けます。
ムカッとすることを言われても、心の中では無視を押し通します。
会議が終われば、一目散に離れることです。
必要最小限で付き合うのです。
一緒にいると疲れるのでなるべく離れる
「厚顔無恥」の人は、声の大きさは半端ではありません。
離れていても、耳に残るのです。
ましてや一緒に話をしていると、相手の考えなどは気にせずに自分の考えている通りにことを進めていきます。
仲間の意見は無視(あるいはその意見の問題点を過大に取り上げてけなします)して自分流に進行していきます。
そこで、このような厚顔無知な人と接する時には、特に自分に対して大きな問題にならなければ、なるべく仲間からタイミングよく離れて心落ち着く仲間のところにそっと行くのです。
一緒にいると疲れてきてイライラして来るのですが、強引に離れると相手に思惑がバレてしまいますから、離れるのもテクニックがいります。
何かの理由を付けて、さりげなく離れるのです。
離れるのもテクニックが必要です。
2.褒めてあげる
「厚顔無恥」の人に関するおもしろい評価結果があります。
それは、「厚顔無恥」の人は、様々な知能に関して数値が低い傾向にあるのではないかという推測です。
代表的なIQ(知能指数:知性の高さを表した数値)、EQ(心の知能指数:感情のコントロールや他人の感情を読み取る能力)、SQ(社会的知能:人間関係を円滑にする知能、集団に馴染めるための知能)、CQ(好奇心指数:新しい物への興味を示す指数で、大人になってくると下がって来る)などについて、低い傾向にあるようだとのことです。
そこで、厚顔無恥な人は、常に賢い偉いと尊敬されたくて仕方がないのです。
そこで、何かにつけて褒めて上げると気持ち良くなって自慢話をしたり相手を認めるのです。
こうすることによって、膠着状態の人間関係がほぐれてくるのです。
褒められるのが大好きなので気分が良くなる
「厚顔無恥」な人は、専門的な知識や最新情報には疎いようです。
中には、一般常識にも欠けている人もいるようです。
だから、こんな話題を持ち出すと機嫌が悪くなるのです。
みんなの前で、無知なことがバレルのを極力嫌っているからです。
みんなの前では、醜態は見せられないし恥はかきたくないのです。
そんなところに、「あの難しい件は、あなたのご意見どおりに進めると非常に上手く行きました。
その節は大変お世話になりました」などと、彼の尽力のお蔭で成功したことを披露すると、ものすごく喜ぶのです。
いつもはみんなの意見を聞かずに、自分の思う通りにことを進めてきたという非難も感じているので、このように自分の意見通りに進めた結果が成功したという事実は、ものすごく貴重な出来事なのです。
このように、自分の考えで成功して褒められるのは大好きなので、この事実はあちこちで披露されることになるのです。