CoCoSiA(ココシア)

謝るのが苦手な人に贈る、気持ちが伝...(続き2)

お求めしたかったネクタイはもうない。

仕方にですよね、お客様だって在庫があるうちに買っておけばよかったですから。

前回買っていたら、絶対手に入っていたわけですから。

とはいえ、ここは店舗。

あなたが、まずいうべき言葉は、「申し訳ありません」でしょう。

そこからが信頼されるかされないかの瀬戸際。

「こないだご覧になっていらっしゃったのは、金と白のネクタイでしたよね。今ですと、他のブランドにほとんど似たものがあるんです」と代替案を出してみましょう。

ブランドのコンセプトが近いものがいいですね。

そこで「よし、これにする」と言われたら、成功です。

あるいは、近隣店舗に問い合わせるのもOK。

もし取り寄せが可能であれば、「いついつでしたらご用意できます」といいましょう。

お客様をきちんとケアしてくれる礼儀正しく真摯なお店なんだな、と思われるでしょう。

失敗をカバーする行為は相手を落ち着かせる

相手が怒ってしまった時、冷静でない時、謝ることと代替案を提示することは、相手の気持ちをなだめ、落ち着かせることにつながります。

ですので、一度謝ったら、次にはそのミスをカバーする行動をとりましょう。

まずは具体的に何をするかを、相手に申し伝えます。

それから、有言実行。

きちんといったことをやりとげましょう。

そうすることで、相手の信用を再度得るチャンスがやってくるでしょう。

3.1分1秒でも早く謝る


謝るまでの間が開けば開くほど、人は謝りにくくなります。

そしてその分罪の意識が膨らんで、胸にこびりついたような状態になるのです。

相手も同じ。

もしあなたが強い言葉で相手の非を責めてしまっていたら、時間が経てば経つほど、怒りの気持ちは膨らみます。

「もう目も合わせたくない」「何であんなことをいうんだろう」この状態が長く続けば続くほど、謝る時に非常に高いレベルの気合いを必要とします。

ですので、1分1秒でも早く謝るのが重要なのです。

そして謝る時は面と面を向かって。

LINEやEmailなんてとんでもありません。

あなた自身がその場に行かなければ、あなたの真摯な気持ちは伝わらないでしょう。

すぐに謝れば大丈夫?

では、ことがおこったらすぐに謝ればいいのか。

これも難しい問題ですね。

相手がいきなり怒ったから、すぐさま「申し訳ありません」というのがいいのかどうか?もし、怒った理由がすぐに分かるのであれば、その場で謝りましょう。

そして二人で打開案を見つけましょう。

けれども、すぐにはその怒った理由がわからないとき、こういうときは、一旦引きましょう。

そして1〜2日中に分析し、何が怒りとなったかをきちんと把握し、それを以って謝りに行きましょう。

わけがわからないままだと、ただその人の怒りを抑えるために御託を並べているように聞こえ、誠実さが感じられません。

4.心を込めた言動をする

謝罪に関しては、謝罪の仕方やビジネスマナーなどの本で一通り学べるかと思います。

お辞儀はこのくらい、どんな言葉をいえばいいか。