どんな状況にしろ、謝らなくてはならない時、少し心に重たいものが引っかかりますよね。
どうして謝らなくちゃいけないんだろう。
どうしたらうまく謝ることができるんだろう。
なんて言葉をかけたらいいんだろう。
こういった事態をさっと片付けられる器用な人もいますが、謝ることって、苦手な人が多いのではないかと思います。
それも、事態が重ければ重い分、謝ることも気重になりがち。
だけど、ここで苦手だからと怯んでいてはいけません。
謝るに際し、ただ闇雲に突撃していっても、さらなるトラブルの種になりかねないことになります。
どうやったら上手に、気持ちがつたわわるように謝れるのか、謝り方やどうして謝るのが苦手なのか、どんな人が謝るのが苦手なのか、ここで紹介して行きたいと思います。
気持ちが伝わる上手な4個の謝り方のコツ
謝る際、最も大事なのは謝り方です。
どうやって謝るか、どんな言葉を選ぶか、ここが大きな問題となってきます。
十分に謝罪の気持ちを込めて謝れば、気持ちが伝わる、というものでもありません。
こちらがどんなに真摯に謝っても、それがカンにさわる言い方だったり、口調だったりすると、修復するはずだったその関係に、また大きなヒビが入ってしまうかも。
謝る時にもっとも重要なのは、その謝る人に合った言い方か、その人が怒りをといてくれるやり方か。
それによって、謝り方が違ってきます。
じゃあ、一体どうしたらいいの?下記にアドバイスを記しましたので、ぜひ活用してください。
1.言い訳を付け加えない
例えば友人との大切な会合に遅刻をした時。
「ごめんごめん、電車が止まっちゃって」「お母さんに頼まれごとをされて」「いきなり電話がかかってきて」などといわれると、あれ、と思いませんか?
言い訳というのは、「自分は悪くない」ことを示す行為です。
ですから、謝ったとしても、それは謝罪にならないのです。
だって、「自分は悪くない」んですから。
自己完結、自己解決。
それならいちいち謝罪などしなくていいではありませんか。
謝罪される側としても、全く気にしないわよ、という人もいるかもしれませんが、それよりも謝られたのかなんなのか、わからなくなって、あまりいい気持ちはしません。
少しでも言い訳をすると相手の怒りを逆なでする
「自分は悪くない」というのは、誰かに責任を転嫁しているのです。
そうすると、そこには誠意がありません。
となると「本当にごめん、って思ってるの?」と眉根を寄せたくなります。
人によっては、本心じゃないだろう!と怒りを買う場合も。
相手としては、迷惑をかけたっていう責任感、謝罪が届いてこないのです。
そうしたら、感情を逆撫でされる状態を引き起こしてしまっても当然ですよね。
ですから、謝るときには、言い訳はしない。
これはまず「自分の責任」だということを、伝えなければならないのです。
2.謝るだけでなく代替案を提示する
もしそれが、例えば店舗で、お客さんがお目当だったネクタイが売れてしまったとします。
「金と白の組み合わせが一番よかったのに」としょぼんとされているお客様。
確か数日前もご所望のネクタイを買おうかどうしようか迷って、結局後日買うから、と帰っていったのでした。