CoCoSiA(ココシア)

謝るのが苦手な人に贈る、気持ちが伝...(続き7)

あの人の立場だったらどう思う?と繰り返し聞くことによって、その人の心や視野が広がっていきます。

自分の立場に置き換えて考えることで、痛みがわかるようになる可能性は高いです。

それを繰り返していくうちに、自分が悪かった、という感情が湧いてくることもあるでしょう。

それこそがチャンス。

謝り方を伝授しちゃいましょう。

すぐに言い訳をする

すぐに言い訳をする人は、自分の非はわかっている人。

けれど弱みは見せたくないし、それに絶対に怒られたくない人です。

自分が悪いとわかっている分、タチが悪いともいえるでしょう。

こういう人には、反対の方法で返してしまいましょう。

こちらも言い訳をするんです。

そうしていくうちに、言い訳されるって不快感!と思ってもらえばラッキーです。

そこで反論されたら、「それっていつも君がやってることだから」とでも言いましょう。

そうすることで、言い訳がどれだけ気に障り、相手に不快感を与えるものか、身を以て理解するでしょう。

そうしたら、言い訳以外の謝罪の方法を教えてあげましょう。

実践するのもいいですね。

そうして、そっちの方がずっと早く問題が解決するとわかってもらえれば、大成功です。

傷付きやすく打たれ弱い

ガラスのような心を持つ人もいます。

あまり人に関わって来ず、叱られたり謝る機会が少なかった人です。

本人の性格もありますが、深窓のお嬢様タイプの人は、傷つきやすくて打たれ弱い傾向にありますね。

こう言う人には、まず叱ったり責めたりするのをやめましょう。

大切なのは、強い心を作ることです。

それにはやはり褒めること。

小さいことから事細かに褒め、自信を積み上げていくんです。

先ずはそこでうまくいったら、今度は普通の社会に出てみましょう。

そして、サポートやメンタルコーチをつけてもらいながら、その状況に慣れていきます。

傷つきやすく打たれ弱い人は、本来優しい人。

怒られても、相手を恨むようなことはせず、自分が悪いと思ったら、きちんと謝罪ができるようになるでしょう。

謝るタイミングがわからない

空気を読むのが苦手な人は、謝るタイミングがわからない人です。

謝るには通常、ベストなタイミングというのがあるものですが、空気が読めない人は、そのタイミングが掴めない。

だから結局謝らずに終わってしまうのです。

ただ、謝りたいという気持ちは十分にあります。

悪かった、許してほしいとは、ずっと思っているのです。

だけど、いつ、どの状況でいえばいいのかわからない。

そうであれば、ちょっとお手伝いしてあげることは可能です。

ここだ、というときに背中を押してあげればいいんです。

人は持ちつ持たれつ。

お互い苦手分野を補い合い、得意分野を促進させてあげられるといいですね。