あの人の立場だったらどう思う?と繰り返し聞くことによって、その人の心や視野が広がっていきます。
自分の立場に置き換えて考えることで、痛みがわかるようになる可能性は高いです。
それを繰り返していくうちに、自分が悪かった、という感情が湧いてくることもあるでしょう。
それこそがチャンス。
謝り方を伝授しちゃいましょう。
すぐに言い訳をする
すぐに言い訳をする人は、自分の非はわかっている人。
けれど弱みは見せたくないし、それに絶対に怒られたくない人です。
自分が悪いとわかっている分、タチが悪いともいえるでしょう。
こういう人には、反対の方法で返してしまいましょう。
こちらも言い訳をするんです。
そうしていくうちに、言い訳されるって不快感!と思ってもらえばラッキーです。
そこで反論されたら、「それっていつも君がやってることだから」とでも言いましょう。
そうすることで、言い訳がどれだけ気に障り、相手に不快感を与えるものか、身を以て理解するでしょう。
そうしたら、言い訳以外の謝罪の方法を教えてあげましょう。
実践するのもいいですね。
そうして、そっちの方がずっと早く問題が解決するとわかってもらえれば、大成功です。
傷付きやすく打たれ弱い
ガラスのような心を持つ人もいます。
あまり人に関わって来ず、叱られたり謝る機会が少なかった人です。
本人の性格もありますが、深窓のお嬢様タイプの人は、傷つきやすくて打たれ弱い傾向にありますね。
こう言う人には、まず叱ったり責めたりするのをやめましょう。
大切なのは、強い心を作ることです。
それにはやはり褒めること。
小さいことから事細かに褒め、自信を積み上げていくんです。
先ずはそこでうまくいったら、今度は普通の社会に出てみましょう。
そして、サポートやメンタルコーチをつけてもらいながら、その状況に慣れていきます。
傷つきやすく打たれ弱い人は、本来優しい人。
怒られても、相手を恨むようなことはせず、自分が悪いと思ったら、きちんと謝罪ができるようになるでしょう。
謝るタイミングがわからない
空気を読むのが苦手な人は、謝るタイミングがわからない人です。
謝るには通常、ベストなタイミングというのがあるものですが、空気が読めない人は、そのタイミングが掴めない。
だから結局謝らずに終わってしまうのです。
ただ、謝りたいという気持ちは十分にあります。
悪かった、許してほしいとは、ずっと思っているのです。
だけど、いつ、どの状況でいえばいいのかわからない。
そうであれば、ちょっとお手伝いしてあげることは可能です。
ここだ、というときに背中を押してあげればいいんです。
人は持ちつ持たれつ。
お互い苦手分野を補い合い、得意分野を促進させてあげられるといいですね。