井の中の蛙になってしまっているんですね。
こういった人は、自分が一番、というところがありますので、その点に気をつけながら付き合っていけるといいですね。
自分の非を認めることが出来ない
自尊心がそうするのか、これまでトップを突っ走ってきたのか、あるいは幼い頃から常に間違ったことを注意されなかったのか。
自分の非を認めることができない人も、謝ることができない人です。
そもそも、非がないのだから、なぜ謝る必要があるのだろう、と考えてしまうんですね。
こういう人は、物事を自分の目線でしか見れず、全体を俯瞰するということがありません。
もちろん世界の中心は自分。
こういう人がいたら、一度はっきりと間違ってもらいましょう。
言い逃れができないほど、その人に非を経験してもらうのです。
多分最初は逃げようとするでしょう。
けれども、ここで逃げずに立ち向かってもらうことが重要なのです。
こういった人ははじめ、人の助けを必要とするでしょう。
非が何なのかわかっていないのですから。
まず何が非で、その非にはどのような謝り方をすべきなのか、一度ルーティーンとして経験してもらいましょう。
謝罪は人と人とが関係があれば、いつかは必ず経験すること。
非を知ってもらうこと、それを認めてもらうこと、それに適切な謝罪方を覚えてもらうこと。
子どもに教えるように手取り足取りになるかもしれませんが、その人にとってものすごくありがたい指導になることは間違いありません。
自分の言動に自信がある
自分に自信がある人も、謝るのを嫌がります。
だって、自分が正しいと思っているんですから、謝る必要性なんて感じていないんです。
謝られるならともかく、自分から謝るなんてどこかおかしい、とすら思っているのです。
また、自分に自信がある人は自己愛が強い人。
謝らねばならない事態が生じると、自分の自信が崩れていくようで、不快になってしまうのです。
それがあまりに強い衝撃だと、冷静でいられなくなることも。
そうするとますます意固地になって、絶対に謝らない!と頑なに口を閉ざしてしまいます。
これでは、収まるものも収まりませんし、むしろ事態が悪化してしまうことも。
こんな相手でもなんとかあやまってもらう必要があります。
謝ることは難しいことでも恥でもない、と伝えましょう。
自信がある人は、謝ること=負けた、と考えがちなので、そこを矯正してあげるのです。
そこからは、どう謝ったらいいかのレクチャー。
最初は一緒についていってあげてもいいかもしれませんね。
そうやって謝るのに慣れてきたら、今度は「謝罪なら私に任せなさい」となってくれるかもしれません。
自己中心的
世界は自分を中心に回っている。
そう思ってこれまでを暮らしてきた人は、上記の人たちと同じように、謝る経験が圧倒的に足りません。
加えて、自分が世界の中心なのですから、どんなミスが起こっても、それは自分ではない誰かのせい。
そう考えてしまうのが自己中心的な人の特徴です。
自己中な性格を変えるのは、なかなか難しいです。
でも諦めてはいけません。