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謝るのが苦手な人に贈る、気持ちが伝...(続き5)

特にそんなに文句があるわけではないのに、まるでストレス解消のように、次々とクレームをつけてきます。

そういった場合、反抗したり、言い返したりしても相手の思う壺。

また、こうした悪質のクレーマーは、そのうち味をしめてきて、さらに頻繁に、さらにひどい文句をいってエスカレートしてくるようになります。

悪質なクレーマーにあった場合、自分では解決できない、上と相談する、といったようにそうそうに話を切ってしまうか、あるいは「申し訳ありませんが、それはできかねます」「この場でお答えすることはできません」などと毅然とした態度ではねのけましょう。

上手に謝れば逆に気に入られる

ピンチはチャンスといいますが、謝罪も同じです。

上手に謝罪ができれば、ことが起こる前より気に入ってもらえるかも。

では、その「上手な謝罪」をすれば、どのような印象を相手に与えることができるのでしょうか。

潔く勇気のある人と思われる

下手な謝罪をしたり、言い訳をしたりする人は、意気地なしとも思われます。

結局は自分の罪を他人や他のことになすりつけているのと同じですからね。

自分は悪くない、自分に落ち度はない、なんて人はいません。

頻度の差こそあれ、人は必ずミスをしますし、その度に謝罪することになるのです。

もしそこで謝罪から逃げてしまえば、あなたの評価はさがるでしょう。

その代わり、きっちりと言葉を尽くして謝り、また自分の行動を省みて、それを活かすようにしていけば、責任感や勇気のある潔い人として周りの人はあなたを見るでしょう。

そして、その責任感や勇気は人に評価されるべき美点です。

それを人に見せることで、あなたの評価は一段と上がるでしょう。

信用できる人だと思われる

謝ることができる人は、信用に値する人だとも思われます。

なぜなら、謝るということは公正な目で状況を判断し、どこに非があるのか、どうすればその状況を打開できるのか、自分でも解決できるからです。

自分も含め、世の中を公平で冷静に見ることができる人は信用されます。

また、自分に嘘をつかないという面でも、信用を得ることができるでしょう。

ですから、何かトラブルが起きた時、冷静に判断して、自分に非があると思えばすぐに謝りましょう。

解決方法も一緒に提示できるといいですね。

そうすることで、相手はあなたの能力を測ることができますから。

謝るのが苦手な人の特徴

何が何でも、頑なに謝らない人っていますよね。

誰が見てもその人に非がある状況なのに、謝罪の言葉を口にしない。

人のせいにしたり、突っぱねてみたり。

そうすると、周りの人も嫌な気分になってしまいます。

もしかしたら、本人も、自分が悪いと分かっていて、それでもどうしても謝ることができないのかもしれません。

どうしてそんな行動をとるのでしょうか。

そこには理由があるのでしょうか。

プライドが高い

プライドが高い人は謝らない傾向にあります。

というのも、謝ってしまえば、負けた、という気持ちになってしまうからです。

自分が正しい、自分が一番上にいる、と思っていると、自分が世界のルールになってしまい、気持ちが狭量になってしまいます。

たとえ、自分が間違ったと気がついたとしても、それを正すことができないのです。

子供の頃は天に伸びるほどプライドが高くても、通常社会人になると、いろいろなことから学び、ある程度こういったプライドは抑えられます。

けれども、その機会がなかった人や、心が成長しきれなかった人は、謝ることができないタイプのプライドの高い人になってしまいます。