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勝手な判断でミスしてしまった時の4個の対処法


「また勝手なことをして!」と怒鳴られたことはありませんか?

このように怒る時には、必ず何か悪いことが起こってしまった時です。

勝手にしたことで問題が起こってしまい、そのことで怒っているのです。

良かれと思ってやったことが、結果的には悪かったようなのです。

相手のためになると思い込んだのですが、その判断と行動が悪かったのです。

俗に言う「余計なお世話」なのです。

「こんなことまでしてくれと頼んだ覚えが無いのに、勝手にやってしまってこちらはとんだ迷惑だ」と嘆いているのです。

その勝手にやったことと言うのは、本人には何のメリットもないけれど、こちらに良かれと思ったそうです。

そんな勝手な判断がトラブルを起こしてしまったのです。

「勝手」とは、他人のことは構わないで、自分だけに都合が良いように振る舞うことです。

「勝手に動くな」「勝手に触るな」「勝手にしろ」などと、よく使われるフレーズです。

自分に都合が良いように判断して行動を起こした時に「勝手に判断した」「勝手に行動した」となるのです。

「勝手」で印象に残るのは、ドリフターズの「8時だヨ!全員集合」というバラエティー番組が人気だったころに、志村けんが生み出した替え歌があります。

「カラスなぜ鳴くの、カラスの勝手でしょ~」という歌です。

カラスが鳴くのは、誰かが鳴くように仕向けたわけでもなく、単にカラスが鳴きたいと勝手に思っただけという意味です。

カラスは他人のことなどは関係なく、自分が鳴きたいと勝手に判断しただけのことです。

この「勝手」は、人間だけに関わらず、物にも使われます。

突風で自転車が倒れた時には、「風で自転車が勝手に倒れた」とか、坂道でボールを落としたら「勝手に転んで行ってしまった」などと使われます。

人間の意志が働かなくても、勝手に起こることもあるのです。

このような性質を利用すると、「私が知らない間に、勝手にルールを変えるな!」などと怒ったり、「それはあの人が勝手にやったことです」と責任を擦り付けることもできる言葉なのです。

しかし、自分しかすることができないような仕事での不祥事なら、誰かが勝手にやったなどと逃げることはできません。

自分の判断ミスでしかないのです。

相談するには時間が無いし、すぐにやらないと間に合わないし、という切羽詰まったシーンでは、勝手に判断するしか方法はないようです。

ということは、上司に報告・連絡・相談する時間がない時には、作業を停止するか行動を止めるかしか道はありません。

勝手にされては困る時は、何らかの歯止めをしておかなければならないようです。

この記事の目次

皆さんは勝手な判断をしていませんか?

会社の行動規定は、かなりキッチリと制定されているはずです。

通常の仕事であれば、勝手に判断するシーンはないはずです。

しかし、世の中では思いがけないことも起こるのです。

先般の北海道がその「まさか」という事故が起きてしまったのです。

地震でほぼ全道が停電になってしまったのです。

まさか北海道全域で停電が発生することなど、誰も考えなかったことです。

考えたことがある人もいたでしょうが、いとも簡単に電気の供給が止まってしまったのです。

専門用語では「ブラックアウト」に陥ったのです。

誰かが勝手に判断したのではありませんが、地震で北海道の電力の約半分を供給している火力発電所が停止し、その他の発電所も発電設備保護のために順次停止して行ったためです。

そもそもこのような脆弱な発電所の運用に問題があったと北電は反省しているようなのですが、発電を止めるにあたっては、誰かが勝手に判断した訳でもなさそうです。

もし、みなさんがこのように勝手に判断をして何かの機械の運転を止めてしまって莫大な損害を与えてしまったなら、責任問題になって損害賠償を請求されるかも知れないのです。

勝手な判断は、時には大きな迷惑をかけてしまうこともあのです。

勝手な判断は時には迷惑をかけてしまうことも

上で述べた、北海道の地震による停電事故は、社会にも多大な悪影響を及ぼしました。