「また勝手なことをして!」と怒鳴られたことはありませんか?

このように怒る時には、必ず何か悪いことが起こってしまった時です。

勝手にしたことで問題が起こってしまい、そのことで怒っているのです。

良かれと思ってやったことが、結果的には悪かったようなのです。

相手のためになると思い込んだのですが、その判断と行動が悪かったのです。

俗に言う「余計なお世話」なのです。

「こんなことまでしてくれと頼んだ覚えが無いのに、勝手にやってしまってこちらはとんだ迷惑だ」と嘆いているのです。

その勝手にやったことと言うのは、本人には何のメリットもないけれど、こちらに良かれと思ったそうです。

そんな勝手な判断がトラブルを起こしてしまったのです。

「勝手」とは、他人のことは構わないで、自分だけに都合が良いように振る舞うことです。

「勝手に動くな」「勝手に触るな」「勝手にしろ」などと、よく使われるフレーズです。

自分に都合が良いように判断して行動を起こした時に「勝手に判断した」「勝手に行動した」となるのです。

「勝手」で印象に残るのは、ドリフターズの「8時だヨ!全員集合」というバラエティー番組が人気だったころに、志村けんが生み出した替え歌があります。

「カラスなぜ鳴くの、カラスの勝手でしょ~」という歌です。

カラスが鳴くのは、誰かが鳴くように仕向けたわけでもなく、単にカラスが鳴きたいと勝手に思っただけという意味です。

カラスは他人のことなどは関係なく、自分が鳴きたいと勝手に判断しただけのことです。

この「勝手」は、人間だけに関わらず、物にも使われます。

突風で自転車が倒れた時には、「風で自転車が勝手に倒れた」とか、坂道でボールを落としたら「勝手に転んで行ってしまった」などと使われます。

人間の意志が働かなくても、勝手に起こることもあるのです。

このような性質を利用すると、「私が知らない間に、勝手にルールを変えるな!」などと怒ったり、「それはあの人が勝手にやったことです」と責任を擦り付けることもできる言葉なのです。

しかし、自分しかすることができないような仕事での不祥事なら、誰かが勝手にやったなどと逃げることはできません。

自分の判断ミスでしかないのです。

相談するには時間が無いし、すぐにやらないと間に合わないし、という切羽詰まったシーンでは、勝手に判断するしか方法はないようです。

ということは、上司に報告・連絡・相談する時間がない時には、作業を停止するか行動を止めるかしか道はありません。

勝手にされては困る時は、何らかの歯止めをしておかなければならないようです。

皆さんは勝手な判断をしていませんか?

会社の行動規定は、かなりキッチリと制定されているはずです。

通常の仕事であれば、勝手に判断するシーンはないはずです。

しかし、世の中では思いがけないことも起こるのです。

先般の北海道がその「まさか」という事故が起きてしまったのです。

地震でほぼ全道が停電になってしまったのです。

まさか北海道全域で停電が発生することなど、誰も考えなかったことです。

考えたことがある人もいたでしょうが、いとも簡単に電気の供給が止まってしまったのです。

専門用語では「ブラックアウト」に陥ったのです。

誰かが勝手に判断したのではありませんが、地震で北海道の電力の約半分を供給している火力発電所が停止し、その他の発電所も発電設備保護のために順次停止して行ったためです。

そもそもこのような脆弱な発電所の運用に問題があったと北電は反省しているようなのですが、発電を止めるにあたっては、誰かが勝手に判断した訳でもなさそうです。

もし、みなさんがこのように勝手に判断をして何かの機械の運転を止めてしまって莫大な損害を与えてしまったなら、責任問題になって損害賠償を請求されるかも知れないのです。

勝手な判断は、時には大きな迷惑をかけてしまうこともあのです。

勝手な判断は時には迷惑をかけてしまうことも

上で述べた、北海道の地震による停電事故は、社会にも多大な悪影響を及ぼしました。

このニュースは連日TVでも取り上げられましたので、よくご存じのことと思います。

いろんな関係先でトラブルが発生したようです。

交通機関も止まり、インフラも大混乱しました。

このことで、いかに電気が生活と密着しているか、電気が無ければ何もできないと言っても過言ではありません。

電気のありがたさを改めて認識したのです。

このような、大きな事故でなくても、身近な出来事でも勝手に判断してしまって、関係者に迷惑をかけてしまうことも多いようです。

勝手の意味とは?

「勝手」という意味は、いろいろあります。

①「勝手な人間だ」などという時には、他人のことはかまわないで、自分だけに都合が良いように振る舞うこと。

また、そのさまを言います。

「そんな勝手は許さないぞ」「勝手に使っては困る」などと使います。

②「この道具は使い勝手がいい」などと使う時には、何かする時の物事の具合がいいとか、便利がいいという意味です。

これらは、名詞や形容動詞として使われますが、名詞の「勝手」とは別の意味があります。

その意味とは、
①台所 「勝手道具」とは調理用品のことです。
②生計、家計、暮らし向き  「あの人は勝手が苦しいようだ」
③自分が関わる物事の様子や事情 「どうも勝手が違うようだ」
④弓を引く時の引き手  右手を差します。

なぜ勝手な判断をしてしまうのか?勝手な判断をしてしまう7個の理由


指示もしていないのに、部下が勝手な判断をして問題を起こしてしまった、というようなことはよく起こることです。

しっかりと社員教育をしている企業では少ないことですが、アルバイトやパートを採用しているお店では、指導や監督が行き届かないこともあって、とんでもないことが起こることがあります。

私の町内に寿司屋の大将が住んでいるのですが、先日ある会合があった時にいろいろと世間話をしていたのですが、先日入ったばかりの新人の板前のことで憤慨していました。

というのも、その大将が不在の時に、お客さんからゆで卵が欲しいという依頼があったのです。

そこで、生卵を殻のまま小皿に乗せて電子レンジに入れて加熱したのです。

電子レンジが「チン」という音で加熱が済んだことを示したので、小皿のまま卵をお客様に提供したのです。

お客様がその小皿をちょっと手前に動かした時に、何と卵が破裂したのです。

熱い卵の中身が飛び出してお客様の手や顔に飛び散ったのでした。

お客様は驚いてとび上がったのですが、顔や手に軽いやけどをしたのです。

そのお客様は常連客だったので、その話を聞いた大将は急いでお客様の家に伺ってお詫びをしたそうです。

新人の板前は、忙しさのあまりつい電子レンジで温めたそうです。

卵の殻や卵黄に穴を開けるということも知らずに、勝手に判断してしまったようです。

経験の少ない弟子が、勝手な判断で行動してしまうことで、大将の悩みは尽きないようです。

では、なぜこのように勝手に判断をしてしまう人がいるのでしょうか?このことについて、以下にまとめてみました。

1.当たり前だと思っているから

まずは、勝手なことをする人を観察してみてください。

普段から自分がやりたいことを思うとおりにやってきたように見えます。

小さい時から、自由気ままに育ってきたのかも知れません。

一人息子の場合には、母親の溺愛を受けていたかもわかりません。

息子の入社式にまで母親が同伴を希望する時代ですから、子供に掛けた熱意は並々ならぬものがあるようです。

つまり、これまでの生活では、かなり甘やかされてきた兆候があるようです。

多少の失敗でも怒られることがなく、もしも損害が発生しても身内の誰かが補償していたように思えます。

自分が責任を取って苦労したことがあまり無いのです。

このように、今までは見逃してくれていたことを知っているからです。

だから、何かを勝手にして問題が起こっても、誰かが対応してくれると思い込んでいるのです。

それが当たり前だと思っているのです。

会社の仕事で、自分が勝手にしたことで損害が発生しても、どうせ会社が対応してくれると思っているのです。

当事者としての認識が欠如しているのです。

それか、全くのノー天気な人間であるかです。

ノー天気な人間であればなかなか教育は難しいので、仕事を変えるか配属を変えることで今後の被害を抑えることしかできません。

2.自分のことだけを考えているから

もしも、あなたの職場に勝手な人がいたら、共同でやる作業では困ることも多いはずです。

いわゆる協調性が無くて自分のことだけを考えるからです。

チームワークも乱れてしまうこともあります。

あるサークルで、みんなで集まって何かをやろうと前向きにスケジュールの調整をしていた時に、「ちょっと待って。その日は私休みたいの!」と都合が悪いことを告げます。

「じゃあ、その翌日はどうだろう」と提案すると、「その日は友人と食事の約束になっているから、その日もダメです」と断ったそうです。

「じゃあ、結局いつならいいの?」と話を向けると、「それは、あまりやりたくないの」とボソッと呟くのでした。

結局は自分のことだけを考えている用で、自分勝手な性格と言えるのです。

こんな事例以外にも、アルバイトをしていても、当日にドタキャンする人は、周りの人のことを考えることができないのです。

自分が急に休めば誰かがその代わりに出勤することになります。

その人にも都合というものがあるはずなのですが、他人の都合のことなどはまったくどうでもよいのです。

また、他人にお願いしたり他人を利用することが得意で、頼みごとが多いようです。

しかし、自分への頼まれごとは極力避けるように振る舞うのです。

勝手な人なのです。

自分が正しいと思い込んでしまう

勝手な人というのは、自分の行動に満足しているのです。

自分はちゃんとした価値観を持っていると思っているのです。

そして、それを他人にも押し付けようとしているのです。

だから、自分がすることは自分に良いだけでなく、周りの人にも良いことだと思っているのです。

だから、自分の行動を批判されると、自分の価値観やプライドを否定されたように感じて、対話を拒否して急に怒りだしたリするのです。

自分が正しいと思い込んでいるのです。

勝手な人の特徴なのです。

3.周りのことを考えないから

勝手な人と言うのは、他人の意見を聞くことも苦手です。

自分の考えが正しいと思っているのですから、今さら他人の意見を聞くこともしないのです。

社交的な性格でもあるので、交友関係も広いのです。

以外にも、活躍の場が違っていても、勝手な人同士で話が盛り上がることもあるようです。

好きなようにしてきた人とは、波長が合うようなのです。

その中でも、何かの自慢話なんかに花を咲かせて大声で笑っている時もあるのです。

利害に関係しない立場同士では、好きなように話ができるからです。

しかし、自分が関係している分野や職場では、自慢話を聞いてくれそうにもないので、自己中心になってしまいます。

すると、周りのことを考えなくなってしまい、その場の空気が読めない人になってしまうようです。

新しい情報をしっかりと受け入れることをしないので、世間の空気も読めなくなってしまうようです。

世間一般ではどの様に感じているのか?

自分の職場では、自分のことをどのように見ているのかが分からなくなってきます。

勝手な人には、みんなは距離を置いてしまうからです。

親しい人も少ないので、それ以外の人とは形式上の付き合いになってしまうのです。

ましてや、世間一般では、自分のことをどのように思っているのかもよく分かりません。

自分のことをどのように感じているのか不安になってしまうのです。

4.自信があるから


勝手な人と言うのは、ある意味でナルシストと言えるかもしれません。

自分に自信があるから、顔や身体も含めて自分のことが大好きなのです。

誰よりも、自分が好きなのです。

だから、自分は認められて当然だと思っているようです。

間違っていないという自信を持っているから

勝手な人は誰が何と言っても、自分は間違っていないと思っています。

たとえ、相手の言い分の方が合理的であっても、だれかに説得されても、自分は間違っていないという自信を持っているからなのです。

この自信は相当強くて、簡単には覆すことができないのです。