人間の感情はそう簡単に割り切る事が出来るものではありません。
相手の様々な面を知る事によって、決断が揺らいでしまう事もあるかもしれません。
それを人は『情』と呼びます。
情が湧いてしまうと、そう簡単に自分の気持ちを割りきる事が出来ません。
思い出はどんどん美化されていきますので、それが結果的に自分の足かせとなってしまう事もあるのです。
だからこそ、それを振り切ってまで決断をする事は難しい事もあるでしょう。
けれど、一つ忘れてはいけない事があります。
それはあくまでも情であり、愛情では無いのです。
愛情と情をごちゃごちゃにしてしまうと、そこから先の未来を棒に振る事にもなりかねません。
自分の人生を前向きにする為にも、情を断ち切る決断をする事も必要でしょう。
客観的に見て、あなたはどう見える?
今、ひどい事をしてくる人と交際している人は自分の事を客観的に見てみてください。
どうでしょうか。幸せそうな顔をしていますか?
本来恋愛は楽しいものです。
勿論毎日100パーセント幸せでいる事は難しいかもしれません。
けれど大多数が幸せな時間であるべきなのです。
にも拘わらず、辛い事が多い恋愛は良い恋愛とは言えません。
別れる決断が出来なくなってしまっているだけで、本当はもっと別の人生があるはずなのです。
決断をする事は勇気が要ります。
例えひどい事をしてくるような人であったとしてもその人が居てくれる事によって心が癒される部分もあるのかもしれません。
誰も傍に居てくれなくなる事が不安だという人も居る事でしょう。
ですが、それでも別れるべき事もあります。
自分の人生は一度しかありません。
だからこそ、その時間を無駄にしないように生きていく事が重要です。
ひどい事をしてくる人に自分の大事な時間を使う必要はありません。
勇気を出して一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。