そんな時には、つい部下を見下してしまって偉そうに話してしまうようです。
相手の意見に「そんなわけないだろう!」などと反発するのです。
しかも、顔つきも険しくなっていて、自分の言うことは正しいと思い込んでしまうのです。
機嫌が悪い時には態度にも表れて、偉そうな態度も取るようです。
人によって態度を変える人も
やはり、大先輩や上層部の人たちには、そう簡単には偉そうにはできないようです。
偉そうにする人は、相手によっても態度を変えることもあるのです。
偉そうな態度が通じる相手にのみ高圧的になるようです。
失敗しそうな部下に、「今度はミスが無いように、特にあの部分はしっかりとやるんだぞ」などと偉そうに注意していても、先輩が「そういうお前も、よくミスをしていたなあ」などと明かされると立場がなくなってしまいます。
だから、よく事情を知った先輩がいる時などは、あえてその場では偉そうな態度は取らないのです。
そんな先輩がいないところでは、しっかりと部下に偉そうに見せるのです。
人と状況によっても、態度を変化させるのです。
偉そうと思われないように注意しよう!
知らず知らずに偉そうにしてしまう時があります。
誰でも、つい自慢したくなった時に、態度や言葉に表れてしまうのです。
せっかく良いことをしたと思っていても、相手から「なんだか偉そうにしている」と思われると、自分の言葉も相手の心に響きません。
もしも、無意識に偉そうにしているなら、とてももったいない事なのです。
何でもないような些細な行為や言葉でも、相手が偉そうに見えるのであれば、そんなことが繰り返されると「塵も積もれば」で、ある時から嫌な人だと烙印を押されてしまうからです。
そのためには、①上から目線はやめること。
「そんなことだから・・・」とか、「やってあげるわ」などという表現も、上から目線に感じるのです。
②他人へのダメ出しをやめて、相手に感謝する気持ちを持つことです。
上手くできていなくても、何かしらをやってもらった時には、まずは感謝することなのです。
「そんなことは当たり前だ」とは思わないでください。
③自分の自慢話になっていませんか?
他人のことを褒める時に、いつしか自分の自慢話にすり替えていませんか?
④相手を自分の思うとおりに動かそうとしていませんか?
みんなの意見もしっかりと聞いて判断するのです。
⑤部下や弱いものにも優しく、思いやりを持つことです。
このようなことを実行すると、「偉そうな人」から「素敵な人」に変わっていくはずです。