理不尽な暴力的指導は当然あってはならないことですが、限界突破のための厳しい指導を理不尽な始動として扱われてしまう現状もあります。
指導者と指導される側との信頼関係で成り立っている事でも状況が変わることで今までと同じ指導方法だとしてもパワハラなどとされてしまうこともあります。
コレは自分自身を擁護するための自己防衛本能も関係しているんですよね。
例えば努力をして本番で結果が伴わない場合、昔でしたら努力が足りなかった…。
もっと練習して次こそは…。
と言った感じで未来に目を向けて進んでいっていましたが、近年では自己防衛本能の方が強くなりつつあります。
本番で結果が伴わなかったのは私の努力が足りないのではなく、指導者の指導方法がダメだった…。
あんなに厳しくされたから本番で委縮してしまった…。
等々の様々な理由を探して自分のせいではなく、結果が伴わなかった保管理由を探すのです。
だれでも人のせいやモノのせいなど自分以外のせいにする事で自分擁護する事はありますよね。
ただ、この方法はあまり多すぎると前に進めなくなってしまいます。
自分の努力や練習方法など自分自身の力量が足りなかったと自覚する事が出来れば、その改善策をする事でさらに自分自身を成長させることができるのです。
ですが、自分の力量などは加味しないで他のせいにして自分擁護をしていると、自分自身の更なるステップアップは望めませんね。
だって、今の自分は正しくて最高だって思っているのですから。
そんな最高の自分の力が発揮できないのは指導者や場所、モノのせいだってね。
それでは成長なんて出来ませんよね。
過去のことを考えることは悪い事ではありません。
しかし、あまり過去の事(これまでしてきた事)にばかり囚われていると、先を見る事が出来なくなってしまいます。
本当は成長できる機会があったとしても見過ごしてしまい、後ろ(過去)ばかりを気にして過ごしてしまうのです。
過去から逃げるのは構いません。
ですが、せめて今とその先の未来からは逃げないで下さい。
今、この現状を理解して今何をすべきか考えるようにして下さい。
今できる事を見つける事が出来れば明日に繋がります。
明日につなげる事が出来るのは今だけなのです。
過去があるから今があるのです。
今を生き抜いた人にだけ明日(未来)があるのです。
自分擁護は過去の自分だけにして下さい。
今の自分を甘やかさないで一所懸命に今できる事を探して今を見据えましょう。
輝く未来が待っていますよ。
おっとスミマセン。
話しがそれてしまいましたね…。
では本題についてご紹介を続けさせて頂きます。
「日頃の成果を発揮するように・・・」など今までの努力を褒める
日頃の成果とあるように、本番に向けて常日頃から鍛錬を積み重ねて本番に合わせて作り上げてきた人にとっては、とても心に響く激励の言葉になります。
成果を発揮するためには成果を出すための根拠が必要なんですよね。
その根拠こそが常日頃の努力になるのです。
例えば、ダイエットなどでは常日頃の食生活や運動などダイエットに欠かせない努力って沢山ありますよね。
明日の為に今日だけ頑張るという気持ちで、明日も今日だけ頑張るって続けることでいつの間にか日常化されますよね。
この日常の努力こそが重要なのです。
勉強や運動などでも同じです。