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激励の言葉6選と、贈る時の注意点(続き6)

最近では、口語表現や略語等SNS等の普及によって、独自の言葉によるやり取りも多くなってきていますが基本的には敬語と考えてください。

社会に出ると関係性を親密にするために敬語はそこまで使わなくても大丈夫です。

口語表現やタメ語でも良いですよなんて言われることがあるかもしれません。

しかし、この言葉の意味をはきちがえてしまってトラブルになっている人も多いのが現状です。

所謂TPOってやつですね。

例えば、口語表現やタメ語でも良いと言われた場合でも、あくまで二人の間での酌み交わしに限ったことになります。

これを勘違いしてしまい、公の場や他の人がいる場所でも口語表現やタメ語で会話していたら思わぬトラブルに巻き込まれてしまいます。

折角決まていた会社やチームから外されてしまっても文句は言えませんよ。

たっでよく考えてください。

例えば、全く知らない人と初対面で話す時に、明らかに目上の人に対して口語表現やタメ語で話していたとしたら、「あ、この子はちゃんと話せない子なんだ…敬語も使えない子なんだね」と思われてしまいます。

また、決まるお仕事も決まらなくなってしまいます。

一般常識のない非常識な子と思われてしまうんですね。

これが間違いなのです。

二人の時は親密に楽しく会話できるようにフランクに対応しても良いよというだけで公の場所ではその場、その人に合った適切な言葉で対応しなければいけないという事です。

社会人なら経験したことはあるかと思いますが、会社内では上司のことを◯◯さん等と呼んでいても取引先では上司の◯◯と呼び捨てにしませんか?

他にも自分の会社を弊社等とへりくだった言い方をしたり、継承を付ける場面とそうでない場面等色々な場面に遭遇するかと思います。

これこそがTPOなのです。

その場その人その時によって適切な言葉か使えることが重要なのです。

タメ語OKって言ったのにタメ語で話したら解雇って理不尽じゃね?なんて言う人もいますが…。

それ、あなたが非常識な対応をとっていて不利益が大きいから当たり前のことなんですよ。

その辺の常識出来ていましたか?

いつでもどこでも同じ対応…それではいけませんよね。

この事に対して反論する人もいますが、よく考えてみて下さい。

全ての人に同じ対応なんてしていませんよね。

例えば家族に対する言葉と初対面の人に対する言葉、恋人に対する言葉と嫌いな人に対する言葉違いますよね。

そういう事なのです。

その人その場所その時に最適な言葉をチョイス出来ることが人間なのです。

本能のまま行動する動物とは違い、嫌な相手でも理性を持って敬語で真摯に対応できるようになって下さい。

動物ではありませんよね。

人間のあなたなら出来るはずです。

自分で人間をやめることはありませんよ。

言葉選びができているか

この言葉選びはとっても大切です。

先ほどお話させて頂きました言葉のチョイスがとっても重要なのです。

同じ意味の言葉でも話す相手によって言葉が変わるという事を知って下さい。

例えば、お礼の言葉でも「ありがとう」や「ありがとうございます」というのが多いかと思います。

目上の人が使う言葉としては「ごくろうさん」「ほめてつかわす」など沢山ありますよね。

このお礼の言葉一つとっても非常に多くの言葉があります。

部下や家臣が上司や上様に対して「ごくろうさん」や「ほめてつかわす」なんて言ったら…非常識ですよね。

言葉選び一つで時代や場所によっては命を落としかねない状況にもなってしまうのです。