例えば、お店の売り上げの8割は2割のお得意様のお蔭と言われています。
人が生きていく中で、様々な課題に直面したとき、最も大切な『2』を自ら乗り越えることで、他の多くの『8』へ広い影響を及ぼし、人生が良循環に展開していくことがあります。
頭のなかの考えごとの8割は自分の人生をステージアップさせるための方策で占められていて、残り2割は大切な身近な人への思いやりで占めている男は頼れる男です。
日々の生活において、様々な場面を乗り越えていく過程で、最も大切なことは何かを的確に見分ける眼力と感性、判断力を持ち合わせている男は8:2の男と言えます。
8=仕事
職種を問わず色々な仕事の実態は、企業同士の競争優位を争奪することの連続により経営が進められていますので、職場で働く人々は、絶えず新たな課題に直面しています。
毎日が同じ事の繰り返しではなく、日々新たな課題を乗り切るために意識を注ぎ込みます。
仕事のことで頭がいっぱいと言える状態です。
仕事には手を抜かずに向き合う男の頭の中は、直面している仕事の課題の解決策を考え出すことで、いっぱいになっています。
一方、仕事に真摯に向き合わない男の頭の中は、仕事以外のことで頭の中の多くを占めています。
目の前に突きつけられた課題に真摯に向き合ういい男の頭の中は、8割が仕事のことで占めています。
2=大切な人(家族・友人・恋人)
大切な人のことが『2』ということは、身近な家族や恋人などとは平安な快い関係であることを表しています。
つまり、身近な人のことで気になる心配事がほとんど無いため、頭の中で占める割合が少なくなっている状態です。
身近な人間同士の関係が、穏やかな温かさに包まれているため、いい男の頭の中で占める割合が少なくなっているのです。
喜ばしいことと言えます。
⑪出来ないことを出来ないと言う
男性からすると、女性からは常に「カッコいい」と思われていたいと思っている事でしょう。
だからこそ、出来ないことを出来ないという事に対してカッコ悪いと思っている傾向にあります。
本当は出来ないかもしれない。
無理だと思っているような事に対しても、無理して「できる」と話してしまうのです。
それが男の見栄というものなのでしょう。
しかしながら、ここで忘れてはいけないポイントがあります。
それは女性から見れば、出来ないことを出来ないと言える男性の方がカッコいいと思っているという事です。
勿論、なんでもスムーズにこなす事が出来るのであれば、それは素敵なことです。
男性に対して好意を抱く原因となってもおかしくはありません。
ですが、それはあくまでも全てを出来る時に限られています。
出来ない事に対しても無理して出来るといい、結果的に出来ない姿は素敵には見えないのです。
時には出来ないことは出来ないと素直に応える事が出来る男性が、女性から見ると素敵な人なのです。
出来ない事を出来ないというという事は自分の弱い部分を他人にさらけ出すと言うこと位なります。
その行為は男性からすれば少々気まずいものがあるのです。
けれど、そんな小さな見栄に惑わされる事なく、自分の弱い面を相手に見せる事ができるという事はそれだけ懐が深いという事なのでしょう。
自分の弱さをきちんと受け入れる事ができる人は、相手の弱い部分も受け入れる事ができるようになります。
そんな人こそ、まさにいい男と言えるのではないでしょうか。
他人の力を借りることに抵抗がない
自分が出来ない事は、他人に助けて貰えばいいのです。
一人ではできないような事も、誰かが居てくれる事によって助かる事も多々あります。
だからこそ、何か困った事があれば声を出すに限ります。
そうする事によって、自分の今の状況をより良いものにしていく事ができるのです。
けれど、それはそう簡単な事ではありません。