稼ぎがまったくないか非常に少ないです。
少しでも稼いでも、貯金をしたり家に入れたりという発想はありません。
お酒を飲んだり賭け事をしたり、自分がやりたいことに使ってしまいます。
家計にはなんの助けにもならないどころか、下手をすると家のお金を使い込んでしまうこともあります。
家族や友人が見兼ねて援助をしても、反省して「今後はこのようなことがないようにしよう」と思うより、「お金がなくてもなんとかなる」という解釈をしてしまいます。
仕事をしても長続きしませんし、しても日雇いやギャンブルなどの収入が不安定なタイプが多いでしょう。
先のことは考えていないので、たとえば結婚をしよう、子供が欲しい、学費のために貯金しなくては、などの具体的なことは考えていないので、妻から相談を持ちかけられても「今なんとかなってるんだから問題ない」と聞く耳を持たないのです。
仕事嫌い
仕事が趣味な人は仕事が好きで一生懸命やりそうですが、大抵の場合は仕事が嫌いという人が多そうです。
主な理由は面倒くさいから。
仕事をするために必要なスキルの中には、計画をたてたり責任をもって作業をしたり、他の人の面倒を見たりといった、甲斐性なしの人が苦手なことがたくさんあるからです。
できるだけ仕事をしたくないので、頻繁に休みます。
出社はしてもできるだけ仕事をしたくないので始業時間ぎりぎり。
チャイムが鳴る中やってきて、みんなが仕事を始めているのにまだパソコンもたちあげていないなんていうことはざらです。
できるだけ仕事量を減らしたいので、喫煙室などに逃げたりもしがちです。
比較的、正社員ではなくて派遣社員やアルバイトで働いている率が高いようです。
上に行ける能力がない、または昇進の声がかかっても、責任が重くなるのが面倒で断ってしまいます。
現状で生きて行けているのでそれで十分、という考え方なのです。
今よりもっといろんな仕事をしたいとか、収入をアップしたいという思いはあまりなさそうです。
すぐサボる
自分のしたいこと以外はサボりがちです。
仕事中でも気がつくといなくなっていることが多いです。
ばれないようにうまくサボったり、時々サボったりするというよりも、一般的な感覚ではありえないような堂々としたサボり方をする人が多いでしょう。
定時前にこっそりと休憩室などに隠れて帰る準備をして、フライングで帰ってしまったり、連絡もしないで休んだりということもあります。
見つかって叱られるのを嫌がる気持ちよりも、仕事をする方が嫌という気持ちが強いようです。
仕事に限らず、学校も特に意味もなく休んでみたり、他のスタッフに迷惑がかかる状況でもアルバイトを休んだりします。
パートナーがいる状況でも、いかにしてサボるかに注力し、ちっとも楽にならないような小さいことでもできるかぎりサボろうとするのです。
そんな人は周りから信用されませんし、良い仕事も回されません。
甲斐性なし本人は自分としては努力しているのに周りが自分に冷たく当たると感じているので、嫌気がさしてサボる時間が増えるという悪循環です。
逃げ腰
甲斐性なしの人は、逃げ腰になりがち。
なぜなら、責任を負いたくないからです。
できるだけふわふわと自分のやりたいことだけやって生きていきたいので、ちょっとでも面倒くさそうな話からは全力で逃げたくなります。
仕事の話やローンの話、結婚の話など、少し込み入った真面目な話で、しかも自分がやらなければならないことが増えてしまうような話題に対しては特に逃げ腰なのです。
話し合い自体がもう苦手で、「ちょっと話をしよう」というと「今無理」「忙しい」と言い訳をして逃げてしまいます。
いつまでも逃げ続けられるような内容ではないことでも逃げようとして、どう見ても嘘の言い訳を繰り返してしまうのです。
我慢できない
我慢がきかない性格です。
仕事で少しでも嫌なことがあるとすぐに辞めてしまいます。